看護師の悩みは、私の悩みだった。――CA・RAを経て気づいた、現場経験という"武器"
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「人の話を聞くのが得意」「医療現場に詳しい」――そんな自己分析、人材業界では想像以上に活きます。私自身、そう実感するまでに時間はかかりませんでした。
看護師として感じていた「あの息苦しさ」
急性期病棟で5年間、看護師として働いていました。仕事はやりがいがある。でも、夜勤明けの帰り道に「このまま続けていいのだろうか」と思う瞬間が、確かにありました。
人間関係、体力的な限界、キャリアの先が見えない不安――言語化するのも難しいような、あの感覚。当時の私は「自分だけが弱いのかもしれない」と思っていました。
CA(キャリアアドバイザー)になって、気づいたこと
ニジ看護転職でCAとして転職を考える看護師さんと話し始めて、すぐに気づいたことがあります。
みんな、同じことで悩んでいた。
夜勤の消耗、職場の人間関係、「看護師以外の道ってあるんだろうか」という迷い。私が5年間、心の中で抱えていたことが、次々と言葉になって出てくる。「それ、わかります」という言葉が、自然と口から出ました。
現場を知っているから、専門用語の説明は不要です。「混合病棟で委員会が多くて」という一言で、どれだけ消耗しているか伝わる。それだけで、求職者の方との会話の密度が変わります。共感は、テクニックではなく経験から生まれるものだと実感しました。
看護師のキャリアの悩みは、思った以上に深く、多様です。転職という選択肢が広がる一方で、「何が自分に合っているのか」わからない方も多い。だからこそ、ただ求人を紹介するのではなく、その人の「次」を一緒に考えることが、この仕事の本質だと思っています。
RA(リクルーティングアドバイザー)でわかった、もう一つのリアル
CAだけでなく、クリニックや医療機関の採用支援を担うRAも経験しました。ここでも、看護師経験が思わぬ形で活きました。
法人に電話してヒアリングをするとき、私は業務内容をかなり細かく確認します。「日勤のみですか?透析の経験は必須ですか?委員会業務はありますか?」――現場を知っているから、聞くべきポイントがわかる。その結果、「思っていた職場と違った」というミスマッチを防ぐことができました。
求職者側と法人側、両方の立場を経験して見えてきたのは、「良いマッチングは、両者の解像度を上げることでしか生まれない」ということ。どちらか一方の話を聞くだけでは、本当の意味での転職支援にならないと感じています。
「売上より、その人のため」が本気の会社
大手エージェントとの大きな違いを一つ挙げるとすれば、判断軸です。
ニジ看護転職では、「その看護師さんにとって、本当にこの転職はプラスになるか」を常に問い続けています。会社として、数字よりもその人の納得感を優先する文化がある。代表もそれを本気で言っています。
スタートアップだから柔軟に動ける。規模が小さいから、一人ひとりに丁寧に向き合える。それが、この仕事を続けられる理由の一つです。
大変だけど、やりがいがある。
正直に言えば、営業の仕事は楽ではありません。思うように進まない日も、ゼロから関係を築かなければならない場面も多い。
でも、看護師として病棟で向き合えた患者さんの数と比べると、今は転職を支援した看護師さん、採用が叶ったクリニック、関わった法人――関わる人の数も種類も、比べものにならないくらい広がっています。「もっと多くの人の役に立ちたい」と思っていたあの頃の自分に、今の仕事はちゃんと応えてくれている気がします。
そして、CA・RAを経験して、今は採用人事という領域にもフィールドが広がりました。「人と向き合う仕事」のまま、キャリアの選択肢が増えていく感覚は、看護師時代には想像していなかったものです。
あなたも今、「このままでいいのかな」と思っている一人かもしれません。異業種からでも、未経験からでも、現場経験は必ず活きます。まずは気軽に話を聞きに来てください。カジュアルな場で、一緒に考えましょう。