*左から入江・石橋・蒋(ショウ)
こんにちは、Nintの新卒採用担当です。
25卒のメンバーが入社して1年3ヶ月が経ちました。今回は、新人の初々しさが抜け、プロとしての自覚が芽生え始めた彼らに、等身大の「いま」を聞いてみました。
前編・後編の2回に分けてお届けします。まずは就活時代の振り返りから、入社1年目にぶつかったリアルな「壁」をどう乗り越えたかまで。ご覧くださいませ!
【就活の軸・入社理由】私の譲れない価値観と、Nintを選んだ決め手
― まずは、みなさんが就活時に「軸」や「大事にしていた価値観」にしていたことを教えてください。
石橋:
細かい条件はいくつかありましたが、一番の軸は「自分と企業の得意領域・価値観がマッチしているか」でした。自分がその企業に就職することで、企業側にも自分自身にも、相互にメリット(成長や利益)を生み出せる関係性を築けるかどうかを重要な指標にしていました。
入江:
私は3つありました。1つ目は、若手でも自分の意見を「発言しやすい環境」であること。2つ目は、その企業の「事業内容」に心からやりがいを感じ、自分がやりたいと思えるか。そして3つ目は、仕事もプライベートも大切にできる「働き方(時間や休み)」のバランスが整っているか、でした。
蒋(ショウ):
私の軸は、「個々の多様性が尊重され、異なるバックグラウンドを持つメンバーがフラットに熱量を持って挑戦できる環境」であることでした。
学生時代に社会言語学を専攻し、文化や思考パターンの違いについて深く考察してきた背景から、組織の「人」や「文化」のあり方を非常に重視していました。単一の価値観を押し付けるのではなく、お互いの違いを強みとして認め合い、本質的な議論ができる環境でこそ、自身の能力を最大限に発揮し、社会に価値を還元できると考えたためです。
―3人とも、仕事内容だけでなく「環境」や「関係性」をすごく大事にしていたんですね。そんな中、最終的にNintへの入社を決めた理由は何だったのでしょう?
石橋:
一番の決め手は、新卒に対して「組織を変革する当事者」としての活躍をどこよりも期待してくれたことです。
大手企業も検討しましたが、自分の頭で考えて能動的に動き、会社とシナジーを生み出せる環境はNintにしかないと感じました。 また、面接等でお会いした社員の皆さんの人間性や素晴らしいキャリアに惹かれ、高い心理的安全性の中で健全に成長できると確信できたことも大きな理由です。
入江:
軸がすべて満たされていただけでなく、何より「面接が一番楽しかったから」です!
役員や現場社員の方がフラットに話を聞いてくださり、面接というより楽しい対話の時間でした。「ここなら若手のうちから発言しやすく、やりがいを持って働ける」と感じて、入社を決めました。
蒋(ショウ):
最終的な決め手は、「自身のバックグラウンドの活用」と「ECの可能性への共感」の2点です。日本で働きつつも、自身のルーツである中国の知識や文化背景を活かせる環境を望んでいました。Nintのクロスボーダーユニットは中国・東南アジアと密接に連動したプロジェクトを展開しており、私の強みを最も発揮できる場所だと確信しました。
また、私自身がインターネットやECの発展によって地域間格差が縮小し、故郷では得られなかった資源を享受できたという強い原体験を持っています。ECデータを用いて市場の課題を解決するNintは、自身の人生の軌跡とも深く合致しており、強く志望する理由となりました。
2. 【現在の業務】1年を経て、私たちが今任されていること
―入社から1年3ヶ月が経ちましたが、みなさんが現在担当している具体的な業務内容を教えてもらえますか?
石橋:
大手企業様を専任で担当するカスタマーサクセスとして、データに基づいた売上向上の戦略立案から、事業成長を阻む根本的な課題の解決まで、一歩踏み込んで伴走する役割を担っています。
入江:
同じくカスタマーサクセス(CS)として、ECモールのデータ分析ツール(Nint ECommerce)をご利用いただいているクライアント企業のサポートを担当しています。ただツールの使い方を説明するのではなく、お客様の売上拡大に向けたデータ活用の提案や、課題解決に伴走する役割を担っています。
蒋(ショウ):
現在は、EC市場のデータ分析からクライアント向けのレポート作成、市場調査材料のブラッシュアップなど、部門内の基本業務を一通り経験させていただいています。
入社当初は個別のプロジェクトをこなすことで精一杯でしたが、一連のプロセスを網羅的に体験できたことで、徐々に部分的な作業にとどまらず、全体像が見えるようになりました。その結果、単に目の前のタスクを処理するだけでなく、「組織や会社がどのようなロジックとアーキテクチャで連動し、事業を推進しているのか」を構造的に理解できるようになりました。ビジネスの全体像を捉える視座が身についたことに、この1年での大きな成長を感じています。
3. 【1年目の葛藤】直面したリアルな「壁」
― それぞれ着実にプロとしての仕事を任され始めていますが、ここまでの道のりは決して順風満帆ではなかったと思います。入社して最初に「壁」を感じた仕事や出来事は何でしたか?
石橋:
想像以上に商談がうまくできなかったことです。
自社ツールを扱うことや、人と話すこと自体に苦手意識はありませんでした。しかし、「ツールを扱うこと」と「会話」を同時にこなしつつ、お客様の表情や発言から「今、何が刺さるのか」を瞬時に察知し、アドリブで最適な提案を組み立てることの難しさに直面しました。ただ、難易度が高い分、アプローチの仕方は無限大で自分次第なので、そこに強いやりがいも感じました。
入江:
商談において、私自身の顧客の業種に対する「解像度」が低く、一方的なツール機能の説明になってしまっていた時期です。
私はただの説明係ではなく、顧客の本当の気持ちや今後の展望を引き出し、そのミーティング自体を顧客にとって価値ある、意義深い時間にしたいと強く思っていました。しかし、初期の頃は深いコミュニケーションが取れず、自分の力不足に壁を感じていました。
── カスタマーサクセスならではの、対顧客の難しさにぶつかったわけですね。蒋さんの部署はまた少し環境が違ったかと思いますが、いかがでしたか?
蒋(ショウ):
入社当初に直面した最大の壁は、リモート環境特有の「物理的・心理的な距離感と孤独感」でした。
私の所属部門はNintの他の部署とは異なり、メンバーの多くが中国・上海を拠点にしています。そのため、新人研修から実際のプロジェクト進行に至るまで、ほとんどがオンラインでのやり取りでした。
対面のように「その場で気軽に質問して解決する」ことが難しく、画面越しでは得られる情報に限りがあったり、コミュニケーションのタイムラグに戸惑ったりすることも多かったです。
しかし、この壁を乗り越える過程で、「答えを待つのではなく、自ら仮説を立てて主体的に動く力」が養われました。オンラインだからこそ、逆に「自分で自由に裁量を持って進められる空間」が生まれ、思考力や想像力を徹底的に鍛えることができたと感じています。
4. 【ブレイクスルー】私たちはこうして「壁」を乗り越えた
― 三者三様、リアルな壁ですね……! では、その壁をみなさんはどのようにして乗り越えていったのでしょうか?
🛠 石橋流:先輩への壁打ちとAIの客観視で、自分だけの「型」を作る
メンターの先輩に壁打ちに付き合っていただいたり、時にはAIも活用して客観的な視点を取り入れたりしながら、トライアンドエラーを繰り返しました。そうして少しずつ「自分なりの商談の型」を構築していくことで、どんな状況でも落ち着いて柔軟な提案ができるように改善していきました。
🛠 入江流:先輩の「伴走」で得た、自走するための成功体験
メンターの先輩社員の存在が非常に大きかったです。どんな些細な悩みや疑問に対しても丁寧に耳を傾け、常に気遣ってくださいました。また、単に答えを教えるのではなく、将来的に私が「自走」できるよう、「まずは自分で考えて実践する」というフェーズを多く経験させてくれました。先輩に伴走してもらいながら、自身の考えを基に提案し、お客様に喜んでいただけたことが大きな成功体験となり、壁を乗り越えるきっかけとなりました。
🛠 蒋流:「案ずるより生むが易し」のマインドで、孤独を自由度に変える
一言で言えば、「案ずるより生むが易し(中国語の諺で『車到山前必有路』)」の精神で、まずは行動してみることでした。
オンライン環境で「どうしよう」と悩み続けても状況は変わらない。そのため、完璧な答えを求めて立ち止まるのではなく、「まずは自分なりの仮説を持って一歩踏み出し、走りながら修正していこう」とマインドを切り替えました。
また、こちらから主体的に発信を続けると、上海のメンバーもそれに応えて手厚くフォローしてくれました。自分で考え抜いて動く覚悟を決めたことで、心理的な孤独感は自然と消え、むしろこの環境を心地よい自由度として楽しめるようになりました。
それぞれの環境で、同期3人が泥臭く「壁」に向き合い、乗り越えてきたプロセスが見えてきました。
壁を乗り越えた彼らは、入社2年目を迎えてどのような景色を見ているのでしょうか?
後編では、3人が実感した「自身の成長」と「これからの目標」、そして未来の後輩への熱いメッセージをお届けします。お楽しみに!