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インタビュー|日本の文化と制度のギャップを破壊し、社会を豊かにするインフラを創るために奔走する〜CEO室兼パートナー事業責任者荒川さんに聞いたOKANの目指す未来

こんにちは!OKAN採用担当の桜沢です。今回はCEO室兼セールスパートナー事業責任者の荒川さんにインタビューしたいと思います!

ーーまずは、荒川さんの今までのキャリアのお話も詳しく聞かせてください。前職はどのようなお仕事を担当されましたか。

荒川:端的にお伝えすると、社会に出てから今まで、ずっと事業企画と経営企画の間の子のような仕事をしてきました。

前職では経営企画 / 管理の責任者として、事業環境の整備を多角的に担当・推進していました。それ以前では、1社目と2社目は製造小売業、所謂メーカー企業の事業開発 / 事業企画として事業そのものの立ち上げや、社内運用・制度設計といった仕事をリードしていました。

3社目から「食」の領域に軸足を移す決断をするのですが、特に契機になったのは子供が産まれたことです。どんな人間でも1日に3度の飯は食うだろうという安易な発想を出発点に、より身近に、より早く、自らの行動や成果が社会や業界を前進させている実感を得られたり、より本質的に子供たちが過ごす将来を豊かにするために必要であろうという感覚を得られることを期待して、全くの未経験で飛び込みました。

ーーお子様の誕生をきっかけに前職から身近であり多くの人や子供たちの未来にもインパクトを与える「食」に携わる仕事を始めたのですね。初めての業界に入って具体的にはどのようなお仕事を担当されたのですか?

荒川:初めて飛び込んだ先では、非常にエシカルで未来志向が強く、社会課題意識を出発点に展開する海外ブランドを扱っており、そのアジア圏でのマネジメントやオペレーション全般を担う仕事を担当していました。非常にやりがいを感じていたのですが、自らが関与できる意思決定のレベルに壁を感じることが多く、また自らが本質的にこれからの社会に必要と思える事業により深く関与したいという考えもあって、4社目に転職しました。

比較的キラキラとした美談に感じられるかも知れませんが、この転職のタイミングはコロナ等の影響を強く受けた時期で、また当時の社内力学の影響を受けたりと、全ての面で自らの力ではどうすることもできない現実にかなり悩んだ末の決断でもありました。

4社目ではそうした背景もあって、極めて経営に近いポジションで仕事をすることができていたのですが、経営に近くなればなるほど、ドライな意思決定に関与する場面も増えてきました。当然、私自身に対してもドライな意思決定をされる場面も多かったです(笑)。

ーーなるほど、4社目の次がOKANへのご入社ですね。OKANへ興味を持った背景やOKANへの入社を決めた理由を教えてください。

荒川:4社目で仕事をする中で、ご縁があってOKANと出会うのですが、私にとって「働く人のライフスタイルを豊かにする」ということは、仕事をする上での前提、当たり前に存在している価値観ですので、それ以上に「誰と志を同じくして邁進するか」という点が重心になっていました。

初めて会話をしたのが清水さん(当時CEO室)で、その後に沢木さん(CEO)・勇介さん(COO)と会話をするのですが、その重心が毎度重くなっていることを実感したのを強く覚えています。はっきりと言葉にしてお伝えし難いのですが、「熱意」と「目的へのコミットメント」あるいは「姿勢」や「思考」に私自身が共鳴したような感覚でした。

ーー面談の過程で一緒に働きたい想いが強くなったのは非常に嬉しいです。 ご入社されてどんな印象を持ちましたか?どんな会社だと思いますか。

荒川:入社するまで面談であった方以外のメンバーと接点を持つ機会はほとんどなかったので、私自身が共鳴できる範囲がどうなるか気にしていた部分もありますが、実際に入社してコミュニケーションを重ねると、メンバーひとりひとりが明確な意志をもってOKANの掲げるミッションの実現に向けて思考し、行動していることが分かりましたので、入社して良かったなと(笑)。

ーーそれはよかったです(笑)

荒川:一方でスタートアップあるあると言うか、制度や体制、マネジメントやガバナンスといった観点では、まだまだ未熟で成長の余白があるとも感じています。ただそうした余白を感じられることが、自分自身の思考と行動によって描ける将来が決まる、という動機付けになっている部分はあります。

ーーそれはありますね。余白はあるがその余白を自分で作れることはスタートアップの醍醐味ですね。次に具体的なお仕事内容について教えてください。現在OKANではどのような仕事を担当していますか?

荒川:現在はCEO室とパートナー事業の責任者を兼務しています。CEO室の立場では、全社横断的に解消が求められる経営課題 / 事業課題全般への対応としてプロジェクトを立ち上げて、自らがマネジメントしながら遂行する仕事をしていて、直近ですと予算統制 / 予実管理の仕組みを企画・実装するプロジェクトを進行しています。

パートナー事業においては、チームの業績管理をしながら日々発生する新たな課題や成長 / 変革の種を見出して、その対策を企画してディレクションしたり、必要に応じて意思決定する役割を担っています。パートナー事業は、すでに立ち上がって拡大 / 成長フェーズになっている領域もありますが、まだまだ事業開発の側面が強い事業ですので、前提を複数用意しながら事業の目指す姿を描いたり、それを実現するための挑戦を重ねながら試行錯誤している最中です。

ーー現在CEO室とパートナー事業の責任者をされていますが、お仕事をされていて大変な点はありますか。

荒川:基本的に大変なのは当たり前というか、あまり気にすることがないので期待される回答ができるか分かりませんが、リーダシップを発揮することと、メンバー間の合意とのバランスを取る点は特に注視しますし、意思決定の際の重要な要素にしています。ただ、その点スピードを求められる事業フェーズにおいて、自らの考えと期待や行動成果を結びつける難易度は比較的高いかも知れません。

ーー次にパートナー事業チームでお仕事をすることの面白みを教えてください。

荒川:「働く人のライフスタイルを豊かにする」というミッション実現のために、私たちが挑戦できることは山ほどあります。その中でOKANは「働く人に、おせっかいを」というスローガンを掲げて、誰かの成功を支援することで自らの目的を達成する、という事を目指しています。

パートナー事業もそうした目線・視座をもって取り組んでいますので、ある種の自己超越のような心持ちで仕事ができることは他にない魅力だと思います。

OKANはそうしたマインド(姿勢や思考)を基に「人に投資をする文化や市場を創出する」というテーマに取り組んでいるのですが、その市場は日本では未創出(あるいは極めて未熟)ですので、私たちOKANが先陣を切って飛び込み挑戦することを前提にしつつ、益々の発展には市場そのものの拡大が必要です。ですので、そのためにも、この市場や領域に参入するプレーヤーを増やす時流をどう作り出せるか、という点も重要になってきます。

この未来志向な部分を担っているのがパートナー事業の本流です。当然、足元の業績や確実に影響力を育むという意味では、フェーズを分けて階段を登っている最中ではありますが、水面化ではその前提を破壊する変革の準備も整えています。

話が散らばりましたが、ダイナミックに仕事ができる点が1番の魅力かも知れません。

ーー既存のやり方に捕われず、企画しチャレンジできるのが魅力ですね。それでは、どのような志向性/ビジョン/マインドの方だとOKANでご活躍いただけると思いますか。

荒川:新しいことに挑戦したい方、何度でも諦めずに目的達成のために邁進できる方、自ら行動し情報を集め分析し、仮説思考で実行まで担える方、と、ここまで書いて典型的なブラック企業と似てきたことに気づきました(笑)。

ーー(笑)、ブラックではないです。

荒川:OKANらしさを付け加えると、自らの価値観・得意なこと・情熱を注げることと、「働く人のライフスタイルを豊かにする」というミッションが強く結びつくこと、またそのために、ご自身の意志が明確であることだけでなく、他人への理解や配慮はもちろん、OKANが目指す先に対して真摯に、誠実に向き合って一緒に時間を過ごせるかといった視点が重要だと考えています。

ーーありがとうございます。今後のOKANとしての目標があれば教えてください。

荒川:そもそも「従業員に投資をする」という制度や仕組み自体は存在しています。それは社員食堂や住宅手当といった法定外福利と呼ばれる制度や仕組みのことなのですが、それが文化として定着しているかと問われると、まだまだ特別なものである認知が強いように感じます。

一方でもう少し洞察していくと、そうした制度や仕組みを生み出している源泉は「おもてなし」や「困っている人を助ける」「義理と人情」といった日本の文化や日本人の気質で、それらは極めて自然な、当たり前の価値観として一般に認知されているものではないかと思います。

この源泉となっている部分と、制度や仕組みになっている部分の価値認知にギャップがある状況に違和感や伸び代を感じている、というのが現在地で、その「おせっかい」とも呼ばれる美徳な慣習・文化・行動を、社会をより豊かにできるシステムやインフラに発展させ、後世が受け継ぐ価値あるものにする、というのが当面の目標かなと思います。

「文化と制度のギャップを破壊する」ことで、社会をより豊かにするインフラを創る!!そんな未来をみんなで実現したいですね!熱いお話をありがとうございます!

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