彼がメディア露出/発信を続ける理由

「会社に依存せずに、生きる力をつけたい」

「いつでも辞められる状態で、働き続けたい」

3年前の2017年夏、28歳。こわばった顔でそんなことを考えながら転職活動をしていた僕は、ワンキャリアという会社と出会いました。HRのマーケット変革をしたいとか、若い人のキャリア選択をいいものにしたいとか、そんな崇高な思想は当時どれだけあったかは覚えていません。

「次が最後のチャレンジ。今回、実績を出せなければ資本市場と遠いところで生きていこう。物欲がなくてよかった。」

暗い顔で、そんなことを考えていました。

会社ってものを信じていない、信じられる経営者と共に懸けたい

僕が個人の実績にこだわる理由は、ひとことでいうと以下です。

「会社というものを信じていないから」

それは、2つの経験から強くなりました。

、、少し過去の話をします。

ひとつめは、社会人1年目で多くの「会社の死」に立ち会ったことです。

僕はリーマン・ショック後の就職氷河期に、都市銀行になんとか拾ってもらい、そこでいわゆる「債権回収業務」をしていました。銀行は第一志望ではありませんでしたが、「経営者」という存在は僕にとって「すごい人」で、すごい人といっぱい対峙したらすごい人になれるかもしれないという、ふわっとした憧れがありました。

目の前でその「すごい人」たちが、血眼で潰れそうな会社をなんとかしようとしていたり、「すごい人」が命をかけてきた会社が簡単に潰れたりするのを目の前で見てきました。22歳の無知な僕は、思い知りました。

「会社って、死ぬんだ」

そして、昨日まで遊びまくってた何もわからない自分が、その「すごい人」たちに頭を下げられている。名刺に銀行と書いてあるだけで。

それはあまり気持ちの良いものではありませんでした。経済や経営、金融について、たくさん勉強しました。正直、最初は興味はありませんでした。せめて彼らが時間を使う理由がある人になりたい。そうでないと、彼らの前に立ってはいけない気がする。そして、早く自分も「何らかのスペシャリスト」にならないと、名刺と自分の価値のギャップに悩み続けることになるんだろうと。銀行では後半2年、リサーチ部門で産業アナリストをしました。「とにかく手に職が欲しい。」そう思ったことを今でも覚えています。

ふたつめは、1年間、辞めたくても辞められない(厳密には勇気がない)状態で会社に居続けた経験です。

具体的なことを、ここで言うのは控えたいと思います。ただ、毎日毎日人を憎んで、影で文句を言って、でも他では生きれる勇気がないから、ビクビクしながら会社に依存しているあの頃の自分には、絶対に戻りたくないと思っています。

だから、いつでも辞めれる状態で、毎日自分の意思で選択してオフィスに行ける人になりたい。そしてその方が、会社というものと健全に付き合えると、今は思うのです。

ワンキャリアでのデビューは散々だった

僕はワンキャリアの13人目の社員でした。

「会社に依存せずに生きる力をつけたい」。

僕は、強い事業をつくれる人たちと、自分が「べべ」の状態で仕事ができる場所を探していました。

なぜ強い事業にこだわるかというと、理念の言葉だけかっこよくても事業が強くなければ毎日嘘をつき続けることになるからです。これは「ドブの一円拾えんのか」というnoteに残しています。ちなみに、「御社の理念に共感しました」という言葉は2つの理由であまり好きではありません。ひとつは、一緒にはたらく仲間は共感者ではなく賛同者であって欲しいから。そして、ほとんどの共感の対象は経営理念の「何かいい言葉」でその言葉のもとにあったこれまでのアクションやこれからのアクションを無視している場合が多いから。ポエムと理念は違うと思うのです。

なぜ「べべ」が良かったかと言うと、投資時間量を理由に自分より実績があるけど進化を辞めた人に、自分の才能証明の邪魔をしてほしくないからです。だから、圧倒的「べべ」で邪魔する対象にもならない状態で、器のでかい人と一緒にやる。言ってみればウソップみたいな船の乗り方をしました。

最初は本当に散々でした。何もできませんでしたし、仲間にたくさん迷惑をかけました。最初は「確認してほしいものは6割で出してくださいね」と言われていましたが、質も量も全く足りず「3%でいいから出してみましょう」と言われる始末。当時一緒にいたメンバーからは今でこそイジってもらえるようになりましたが「イジれないくらいデキないやつ」でした。1人目の新卒入社の1年目の多田に入社1日目で抜かれていたことも、今ではいい思い出です。年齢は本当に関係ない。


「寺口さん。得意なことだけやりましょう」

「憧れだけで仕事はできない」

「一刻も早く逃げ出したい」

毎日そう思って仕事をしていました。そのときに代表が真剣な笑顔で「寺口さん、苦手なことは全くやらなくていいです。得意なことだけやりましょう。」と僕にいったことを、今でも鮮明に覚えています。

受験で勝ち方を染み込ませた「The 100点病野郎」の僕にとって「得意なことだけやる」というのは、今までの約30年間の成功体験とプライドを捨てて、ゼロから生まれ変わることと同じでした。

今でも、「なんでそんなに頑張るんですか?」という問いに対して「ぼく、1回死んだんです」と答えることがあります。厳密には2回死んでいるのですが、サンクコストから開放されて30歳目前で生まれ変われたことは、本当に自分にとっては奇跡だなと思っています。

そもそも、得意なことがわからない

早速、壁がありました。

自分が何が得意なのか全くわからなかったのです。

ただ、ここにいていい理由が欲しい。それだけ考えていました。資本市場で生産者として生きる人間として存在価値があるのか?存在価値って何か?そもそも価値ってなんやねん。

「価値」という言葉と向き合う日が続きました。

すぐできそうなことは何でもやりました。当時セールスメンバーは3人。うち1人が全く使えないという危機的状況です。幸運にも僕には友達がたくさんいました。そして初めての人と友達になるのがちょっと上手でした。家族や友達が働いている会社が新卒採用をやっていないか調べたり、夜のよくわからない異業種交流会に行ったり、「べべ」らしく這いつくばろうと覚悟が決まってから僕のアクションは変わり始めました。

周りの目を気にすることはなくなりました。

「間違ってたらどうしよう」「できないと思われたらどうしよう」「かっこわるいかな」

そんなことを考えている暇はありません。ここにいていい理由をつくるため、無心でコトに、ただ淡々と、実績だけを求めて。

目の前に突如現れたチャンスは、絶対にもぎ取りたかった

当時の僕を知る人は、決まって、今僕が人前で堂々と話したり、取材に答えたりすることに驚いてくれます。まだまだですが、少しずつマーケットに求められる人間に近づいています。

僕は今、経営企画でPR Directorと名乗り、会社にとって最も大事なもののひとつである「ブランド」を触る仕事をしています。

2018年は対外向けにこんなことをやっていました。



2019年。最近では、こんなところにまで並んでしまうようになりました。


登壇や講演はもはや生活の一部に。


ソーシャルキャンペーンもたくさんやっています。これらは知ってくださっている方もいるかもしれません。

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まだ、実力も実績も足りません。ただ、2年前の僕からすると、こんなことは想像もできなかったのです。なんにもできなかった人間が、「変化すること」を決めて「覚悟」を持ってしまったので、ただひたすらにダサくもがいている途中です。

僕がメディアでの発信を続ける理由は2つ。ワンキャリアの事業の価値を証明したいから。そして、いつでも辞められる状態で、ワンキャリアの仲間と仕事をし続けたいからです。

何ひとつ満足していない。渇いて、仕方がない

最近は、よく「なんでワンキャリアにいるんですか?」とか「次はどんなことするんですか?」とか聞いていただくことが増えました。嬉しいです。そこでしかできない人じゃなくて、そこでやることを選択している人に近づいているのかもしれません。そしてワンキャリアは余白ばかりです。

これは、もしかしたら中にいないとわからないかもしれません。

僕らは、本当に職業選択のマーケットを変革できると信じています。

そして、そのための準備を進めています。

僕らには大きな野望があります。

今考えていることを実現するためには、強い仲間と、強いチームが必要です。

自分の人生の主人公であり続けたい人たちと一緒に、このマーケットを時代にあったものに、変革していきたいと思います。

渇いている人、腐りかけてる自分と決別したい人、僕みたいに本気で変わりたいと思っている人。

僕らは才能を扱う会社です。才能というものをリスペクトしています。自分の才能をどうしても信じたい人。一緒に「マーケットを変える仕事」をしませんか。そして「どこでもいけるけど、ここでやってる」って言えたらカッコよくないですか?

お会いできることを楽しみにしています。

※写真:右側です

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