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HR業界出身者が語る、ワンキャリアだからこそできるセールスとは

新卒から中途まで、採用領域において幅広くサービスを展開するワンキャリア。その中でも『コンサルティングセールス事業部』は法人のお客様に寄り添い、新卒採用を成功させるための支援を日々行っています。

この事業部には、HR業界の経験を活かし、活躍するメンバーが何人もいます。今回の座談会に参加してくれた小杉さん、渡部さん、佐藤さんの3名も、HR業界での業務経験があるメンバーです。

なぜ彼らは、同じHR業界のなかでもワンキャリアを次のステップに選んだのでしょうか。その背景にあったのは「HR業界で働いてきたからこそ感じる課題感」でした。前職での業務や転職のきっかけなどを聞きながら、HR業界出身者たちがワンキャリアに惹かれた理由を探ります。

▼こんな人に読んでほしい

・HR業界の中でも、ワンキャリアはどう違うのかを知りたい方
・HR業界の経験を活かし、スタートアップで挑戦したいと考えている方
・HRマーケットに関心のある方
・ワンキャリアのセールスに関心のある方


▼プロフィール

小杉 洋平(こすぎ ようへい):
2014年、新卒で教育系企業に入社後、個人向け営業とマネージャーを経験。その後、大手グループ企業内の人材系企業へ転職し、新卒向け人材紹介の法人営業に従事。2021年にワンキャリアに入社し、現在はエンタープライズ企業を担当するチームのマネージャーとマーケティングアライアンス業務を兼任。


渡部 文伸(わたなべ ふみのぶ):
2017年に大学を卒業後、ゼネコンに新卒入社。その後、大手グループ企業内の人材系企業へ転職し、新卒採用コンサルの法人営業に従事。国家資格キャリアコンサルタントの資格を取得後、大学のキャリアセンター・就職課へのキャリア支援、アスリートへのキャリア支援等も経験。2022年にワンキャリアに入社し、現在は日系大手企業のクライアントを担当。


佐藤 由貴(さとう ゆき):
2014年に大学を卒業後、大手証券会社へ入社。その後、人材系企業でフィールドセールス・カスタマーサクセスを経験した後、2021年にワンキャリアに入社。現在は、外資・日系トップティアのクライアントを担当しながら、新規サービスの立ち上げを行なっている。

全員がHR業界は2社目から。興味を持ったきっかけは、新卒時代の経験だった

ー ワンキャリアに入社する前は、どのような仕事をしていましたか?
渡部:HR業界でのキャリアをスタートしたのは、前職となる2社目からです。大学のキャリアセンターからの相談で業務オペレーションのご提案をしたり、企業から採用実務を受託したりと、新卒の就活・採用に関わるさまざまな業務に取り組みました。就活生のキャリア相談をすることもあれば、委託先企業の候補学生と面談をすることもありました。

(渡部さん)


小杉:私もHR業界で働き出したのは前職となる2社目からです。新卒学生向けの人材サービス企業で、RA(リクルーティングアドバイザー)として、企業側のサポートを行っていました。また、面接中に学生が伝えきれなかったことを汲み取り、企業へ共有するなど、学生と企業のコミュニケーションの橋渡しも私の仕事の1つでした。

佐藤:私もHR業界でのキャリアを歩み出したのは2社目からです。この会社では、日系大手を中心に採用ブランディングの支援や、Web面接システムのセールスとカスタマーサクセスを経験しました。採用の入口から出口までを幅広く担当する良い経験になりました。

ー 3人とも新卒は他の業界を選ばれていたのですね。なぜHR業界に興味を持ったのですか?

渡部:特定のスキルを身に付け発揮したいと考えた時、真っ先に浮かんだ職種が、自身に裁量のある人材関連の仕事でした。一律で同じ解があるわけではない「キャリア」の奥深さに惹かれていたというのも理由の一つです。2社目在籍中には関心のあった「国家資格キャリアコンサルタント」の資格を取得して、キャリアカウンセリングの経験もしました。

小杉:1社目では小中高生向けの教育サービスを手がける企業にいたのですが、子どもたちと話していると「受験がゴールになっていて、その後のキャリアまで考える機会ってなかなかないな」と感じていて。当時、新卒採用の面接官も務めていたのですが、就活生の話を聞きながら、「自分が担当している子どもたちもいつかは就活に悩む日が来るのだろう」とふと思ったのです。子どもたちの将来を考えるなかで、HR業界に興味を持つようになりました。

佐藤:新卒では証券会社のセールスとして勤務していたのですが、中小企業のオーナー様とお話をする中で、皆さん人材育成や採用に悩んでいました。そこから人事・人材領域に興味を持ち、知識を深めたいと思うなかで、HR業界へ転職しました。


成長し続けるスタートアップで、挑戦し続けたい

ー 数あるHR企業のなかで、ワンキャリアに転職しようと考えたきっかけを教えてください。

佐藤:入社のきっかけは、ワンキャリア社員からのリファラルです。ベンチャーの規模でありながら、新卒から中途まで広い範囲で事業をしていることに興味を持ちました。「人の数だけ、キャリアをつくる。」というミッションに共感をしたのも理由の1つです。

(佐藤さん)


佐藤:前職ではWeb面接システムを取り扱っていたこともあり、「人を見極める」「面接をいかに効率よく行うか」という視点が強く、肝心なその手前の「人を集める」部分に貢献できないことにもどかしさを覚えていました。というのも、応募者がいないことで、面接そのものができないと悩む企業様と遭遇してきたからです。応募者の確保から面接・キャリア形成までを一気通貫で提案できないかと思うなかで出会ったのが、ワンキャリアでした。

小杉:私もリファラルがきっかけです。2社目への転職から丸2年が過ぎたころ、仕事や定型業務にも慣れ、新しい刺激を求めていました。新卒で入社した会社では、事業や売り上げが急成長しているタイミングで入社していたためか、商品や事業の増加に伴い、毎年のように新しい業務にアサインされていました。ポジションが増えることで、新卒ながら挑戦できる機会も多かったんです。この頃のように、また刺激的な環境に身を置きたくなり、転職を決意しました。

ー 渡部さんの転職のきっかけは何ですか?
渡部:私は、ワンキャリアの転職サイト「ONE CAREER PLUS」でのキャリア面談がきっかけでした。成長企業に身を置くことで、もっと自身を伸ばそうと転職先を考えるなか、「ワンキャリアにマッチしている可能性もあるのでは?」と面談を担当してくれたキャリアアナリストの長谷川さんから言われたんです。この頃、すでに複数社から内定を受けていましたが、一番ワクワクしたのはワンキャリアからのオファーでした。


ー提案を受けるなかで、ワンキャリアのどのような点に魅力を感じましたか?
渡部:「ONE CAREER」は多くの学生に使われているメディアであり、クチコミをはじめとしたさまざまなキャリアデータを膨大に保有している点です。前職では、個人の提案や作業量によって価値提供する側面が強く、思うようにアイデアを実現できないという経験を多々してきました。だからこそ、ワンキャリアのメディアやキャリアデータというアセットがあれば今までやりたかったアイデアを形にできるのではと思い、惹かれました。


徹底したエンドユーザーファーストの精神。学生にも企業にもよりよい選択肢を

ー 同じHR業界から転職してきたからこそ思う、ワンキャリアならではのポイントについて教えてください。
渡部:ワンキャリアのコアバリューの1つである「エンドユーザーファースト」は印象の強い特徴ですね。例えば、前職でも学生の心理に配慮して業務を進めていました。しかし、常に意識はできていなかったと思います。ワンキャリアにはこの意識が深く浸透しているからこそ、カルチャーとして馴染んでいるのだと感じます。

また営業組織としては、セールスとして短期的な売り上げを求められつつも、長期的な視点から「この進め方でいいのか?」という物差しを持つことが常に求められているように感じます。


小杉:確かに「エンドユーザーファースト」というスタンスはぶれませんよね。このスタンスは全社に浸透しているものですが、例えばセールスの場合だと、お客様から「学生や求職者からネガティブなクチコミを書かれたらどうするのか?」とご質問を受けた際、「お客様に言われたからどうするか」ではなく、エンドユーザーファーストのスタンスに則り「学生のためという観点で、この情報を残すべきか否か」を判断しています。こういったところにも「エンドユーザーファースト」が現れているように感じます。

(小杉さん)

佐藤:「エンドユーザーファースト」は、顧客に確かな情報を示す上で重要です。このスタンスに基づいて、今後採用をどのような方向へ伸ばし、学生にどのような姿勢を示すことが大事になるかをお客様にご提案することが、ワンキャリアの提供価値だからです。


小杉:ワンキャリアはさまざまなキャリアデータを持っているからこそ、ユーザーの方に幅広い選択肢を見ていただき、ご自身で意思決定してもらえる環境を提供しています。企業から提供された情報だけではなく、さまざまなキャリアの可能性をユーザーに示すことができる。サービスそのものが、ワンキャリアのエンドユーザーファーストを体現していると思います。


HR業界の経験は今に活きる。お客様との徹底並走から得られた成果

ー 皆さんは現在、どのようなミッションに取り組んでいますか?
小杉:大きく2つのミッションに取り組んでいます。1つは、新卒採用に取り組む法人顧客に対し、採用や経営課題をヒアリングした上で、「ONE CAREER CLOUD」などのプロダクトを活用した改善方法の提案です。もう1つはマーケティングアライアンス業務です。例えば、地方就職への支援サービスなど、ワンキャリア以外の就活サービスも含めて、ユーザーへ提供できる価値を増やすことにも取り組んでいます。

渡部:私のミッションは、当社の商品の枠にとらわれない、顧客の採用ブランディングを構築していくことです。お客様からの期待は高く、通常の商品だけではなく、お客様に合った企画をゼロからつくる場合もあります。コミュニケーション設計から考える必要もあるため、かなり上流からの働きが求められているように感じます。


佐藤:私は、新卒採用において、採用ブランド力が強い企業と学生を精度高くマッチングすることに取り組んでいます。エントリー数が多いクライアントは自社に合う学生を見極めることが難しくなる一方で、学生ファーストの採用手法を検討・模索しています。経営や採用課題・ニーズを汲み取りながら、より良い採用手法を提案しています。


ー 小杉さんと渡部さんは、これまでの経験が役立つと感じる場面はありますか?

小杉:企業の採用担当者とコミュニケーションを図るなかで、HRの知識や培ってきた感覚は確かに役立っていると感じます。 「ONE CAREER」への掲載文言をどのように書けば学生により魅力を訴求ができるか、出展イベントを通し学生に魅力を感じてもらうためにはどうしたら良いかなど、学生側の経験を踏まえた提案にも活きています。

渡部:実務経験をしてきたためか、採用業務のどの部分でどう困っているかが分かりますね。最近は細かい業務上のテクニックや採用担当者の工数削減に向けた対応策など、より実務的なアドバイスをする機会が増えました。実際にワンキャリアからも、採用担当者の工数削減や実務をよりサポートするようなサービスが出てきているため、会社としてもできることは増えており、ご提案もしやすいです。


ー これまでのワンキャリアでの仕事を振り返り、印象深いエピソードなどありましたら教えてください。

佐藤:学生から人気が集まりにくいと言われている、とある業界のお客様を担当した際の出来事が印象的です。導入初年度で、ワンキャリア経由でエントリーした学生から複数名の内定が出たことは、そのお客様にとって異例と言える良い成果でしたし、採用成功への貢献を感じられました。

エントリーした学生が持つ魅力を評価いただいたのはもちろん、私たちからご提案したタスクを企業様がやりきられた成果も出たと思います。「ONE CAREER」というサービス以外からもお客様と一緒にできることを提案し、各施策のスケジュール設定、進捗管理などを継続してサポートしていきました。前職でのカスタマーサクセス経験が生きた瞬間です。

渡部:信頼いただいているからこそ、採用の根幹となるプロデュース的な部分まで任せてくださっていると感じます。例えばオンライン企業説明会の企画にあたり、出演者やシナリオの土台にまで踏み込んでご提案することがあります。その際に、プロの意見として尊重してくださり、シナリオの見せ方など含め任せてくださる企業様が増えてきました。

小杉:私は、BtoBメーカーと一緒に行った採用ペルソナの言語化が印象深かったです。業界にもよりますが、BtoBメーカーは生活で身近に感じることが多くないため、新卒採用において志望企業として想起されにくいです。改めてどのような人材が採用ターゲットなのかを考えていくと、先方の中でどういう人を採用したいかを言語化できていないことに気がついたんです。そこで、実際に活躍している社員をヒアリングし、採用ペルソナを形成するのと並行し、「ONE CAREER」というサービスを使う意義をお客様の採用工程における上流部分へ入れ込むことに成功しました。


HR業界に課題を覚え、お客様やユーザーにとことん向き合いたい人と働きたい

ー ワンキャリアでセールスをしていて、どのような点に面白さを感じますか?
佐藤:サービスとしてのポテンシャルの高さに面白さを感じます。セールスの力量とお客様の向き合い方次第で、いくらでも可能性が広がるからです。今後、新卒のみならず、中途領域にもその可能性は広がっていくと思います。まさに、将来性のあるサービスです。

小杉:豊富なキャリアデータや当社のカルチャーから、セールスとして既存の枠にとどまらずできることの幅が広い点です。イベントやメディア企画のように、ゼロから何かをつくることをいとわないスタンスも面白いと思います。顧客の課題と向き合うなかで、上流に入りこめる点もワンキャリアのセールスならではです。


渡部:お客様へのご提案を真っ向から進めていくのではなく、要望を柔軟に受け止め、適応させていくことに面白さを覚えます。サービス、データの量、人材などの変数で見ても、できることは無限大にあるという点においても、他のHRではなかなか経験できない面白さだと思います。


ー 皆さんから見て、HR業界経験者の中でも特に、どのような人がワンキャリアで活躍できると思いますか?

佐藤:どんな些細なことでもいいので、HR業界に対して課題感を持っている人の方が活躍できると思います。また、ワンキャリアのミッションである「人の数だけ、キャリアをつくる。」とコアバリュー「エンドユーザーファースト」に共感できるかは大事になるのではないでしょうか。

小杉:ユーザーやお客様にとことん向き合える人が活躍できると思います。今後ともさまざまな事業やサービスが登場していくなかで、より良いサービスについて考え続けられる人はワンキャリアに向いていると思います。

渡部:求職者や学生、そしてご利用される企業様により良いサービスを提供していきたい人にとっては、非常にいい会社だと思います。特に一緒に働きたいと感じるのは、「HR領域のプロフェッショナルとしてキャリアを突き詰めていきたいという人」や、「今の自分に自信はないものの、今後3〜5年後によりよい自分に成長したい」と考えている人です。成長や変化を求めている方にも働きがいのある組織だと思います。



今回の記事では、コンサルティングセールス事業部で働くHR業界出身者に、業界出身者だからこそ感じるワンキャリアで働く面白さについて語ってもらいました。ワンキャリアのことが少しでも気になった方、ぜひ以下のリンクから気になるポジションをのぞいてみてくださいね!

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企画・取材・編集:山下 麻未
執筆・撮影:スギモトアイ


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