ONE MEDIA CEO の明石ガクトとクリエイティブディレクター、常世田介がお届けしているポッドキャスト番組『ONE CAST 』。【シリーズSNS 動画10年史】と題し、2014年から2019年までのSNS の移り変わりと共にONE MEDIA の変遷をとんでもなくポップにお届けしていますが、今回は番外編！話が広がりすぎて（長すぎて）、泣く泣くカットした音声が腐る程あるので、中でもリスナーの皆様にぜひ知ってほしい、覚えていてほしいパートをピックアップし、お届けいたします！
・明石 ガクト
代表取締役CEO
1982年生まれ。静岡市出身。上智大学在学中に動画制作を始める。 2014年6月に新しい動画表現を追求するべくONE MEDIA を創業。トヨタ自動車やソフトバンクなど、ナショナルクライアント向けにYouTube やTikTok などのSNS プラットフォーム向けの動画コンテンツを企画制作し、マーケティング活用する事業や、SNS クリエイターの業務支援を行っている。2018年に『動画2.0 VISUAL STORYTELLING 』（幻冬舎）を上梓。最新の著書『動画大全』（SBクリエイティブ）は韓国・台湾でも出版決定。YouTube Works Awards 2022 クリエイターコラボレーション部門代表審査員、TikTok クリエイティブアワード 2023 代表審査員を歴任。好きな監督は、スパイク・ジョーンズとミシェル・ゴンドリー。
・常世田 介
Studio Dept. クリエイティブディレクター
上智大学在学中から映像製作に携わり、卒業後フリーランスとして主にモーショングラフィックスを活用した動画製作に取り組む。ONE MEDIAの創業年2014年11月に参画。現在はクリエイティブディレクターとして企画・開発から配信設計領域まで携わる。ACC 賞フィルム部門ファイナリスト。ミーハーなため新しい技術はとりあえず自分で触ってみる派。制作したTikTok エフェクトはすべてUGC 1,000件を超える、トップクラスのエフェクトクリエイター。最近は三次元復元や生成AI などに着手中。
明石：そもそも、僕がこの会社やろうかと思ったきっかけが、
常世田：レジェンドですよね。その『VICE 』はもう倒産してしまったんですけど。
明石：そっか。この10年の間にそういう事が起きてるのか...。で、 その 『VICE 』ってのはですね、めちゃくちゃアングラで攻めた番組を沢山YouTube 上で展開していて。元々はカナダのスケートボードマガジンなんですが、“YouTube が普及してきたから動画にした方がいいんじゃね？” って気づき、様々なギリギリのテーマに切り込んだりしてる中にですね、
明石：カイさん、知ってます？
常世田：もちろん！
明石：スパイク・ジョーンズってのは、まあ、ミュージックビデオや映画の監督で知られていて、ビョークのミュージックビデオもそうだし、 ファットボーイ・スリムのクリストファー・ウォーケンが出てくる、あの踊るやつとか
常世田：めっちゃ動きヤバいやつですよね！
明石：とにかく僕が凄い好きなミュージックビデオの監督なんです！
常世田：かっこいいっすよね！
明石：で、MTV の超おバカ番組の
常世田：これまたビッグネーム！
明石：『ジャッカス』ってどう説明したらいいんだろうね？
常世田：『ジャッカス』は、説明するのが難しいですけど…。なにも考慮しないで表現するなら“反社会的な大人たちがやりたいようにやる” 番組ですよね（笑）
明石：確かに（笑）ちょっとパンキッシュなドッキリというか！例えばスケボーを使って、ものすごい飛距離を飛んで、 人に迷惑をかけるとか（笑）
常世田：滑る系多いですよね（笑）スーパーのカートに乗っかってバーンって行くみたいな。
明石：スーパーのカートに乗って池に飛び込むとかもあったよね（笑）今、僕たちの説明だと『ジャッカス』の破天荒ぶりは全然説明できてないから！
常世田：そうですね、2％ぐらいしか。
明石：皆さん、是非ですね。『ジャッカス』を見てください！僕ね、ジャッカスにめちゃくちゃ影響されて動画を始めたんですよ。
常世田：そうなんですか！？聞いたことない（笑）
明石：大学生の時、カイさんも入っていた“上智大学放送プロデュース研究会” あるじゃないですか。で、僕が『ジャッカス』みたいなのが作りたくて、入部したわけなんですよね。その『ジャッカス』の監督がスパイク・ジョーンズなんですよ！
常世田：はいはいはい。
明石：若き日に好いていた『ジャッカス』とスパイク・ジョーンズ。僕はミュージックビデオはわからんが、こういうの作りたいと思って。で、動画の道に入ったんですね。そしてなんと、後々なんだけど
明石：要はさ、僕の人生スパイク・ジョーンズに導かれてきたようなもんだから。故にスパイク・ジョーンズに憧れて、上智大学の屋上で
『動画2.0 VISUAL STORYTELLING 』掲載。学生時代の明石が作成した動画のワンシーン
常世田：ああ（笑）レジェンドだ。
明石：それが、『動画2.0 VISUAL STORYTELLING 』っていう本の冒頭にも、そのエピソード書いてあるくらいだから。
明石：当時は後にYouTuber と呼ばれるような人たちがいっぱい居たから、「これからはYouTube で番組やる時代なんだ！僕らもやるぞ」と！
常世田：はい、はい、はい！
明石：で、色んな番組をやったんですわけですよね。『I LOVE 』『SCRAP & BUILD 』『Future Makers 』。…今言ってて、ちょっとやばいですね。
常世田：泣きそうになりますね。
明石：で、カイさんが、1ヶ月経っても1本も仕上げなかったのが『SCRAP & BUILD 』ですね。
常世田：そうですね。全然ビルドしていかないっていう。本当にすいませんでした。その節は。
明石：スクラップしかしてなかったな。
常世田：そうですね、壊してましたね、基本的には（笑）軽く説明すると、『I LOVE 』っていうのは、ストリートスナップ的な動画シリーズでしたね。で、僕が全然ビルドしていかなかった『SCRAP & BUILD 』はリノベーション番組です。『Future Makers 』っていうのは当時、最先端の技術・技術者たちにインタビューをしてドキュメンタリーチックに仕上げたシリーズです。これ、ガクトさん本人も出演されてましたね！
街中の個性的な人々に自分が愛す物や事柄についてインタビューをする番組『I LOVE 』
先進的な技術開発や活動をする人々が未来のヴィジョンについて語る番組『Future Makers 』
明石：ちょっとちょっと！やめてくださいよ（笑）あ！すごいこと思い出しちゃった！『Future Makers 』、これ2014年くらいのシリーズなんですか、きゅんくんって居たでしょ。
常世田：きゅんくん！懐かしい！
明石：で、多分僕らが初めてバズったというか、そこそこ世の中に見てもらえたのってきゅんくんの動画だと思うんだよね。で！その！きゅんくんに！こないだ
常世田：え！すごい！世間は狭い。えーっと、きゅんくんっていうのがですね、当時20歳ぐらいの若い女性なんですけども、 彼女がロボティクスファッションクリエイターという肩書きで活動してる方でして…
明石：そうそう、なんかすごいの作ってたんですよね。
常世田：体にロボットを着込むという。
明石：ロボットの羽というか腕みたいなやつがついてたじゃん。メカフだっけな…
常世田：そうです、メカフっていう名前の背中に着込む形でまさにウェアラブルな感じで着込むものなんですが、腕が自動的に動き回るという！
明石：で、それを着て渋谷の街を歩くという動画を『Future Makers 』で撮ったんですよね。
常世田：撮りましたね！その動画が結構話題になったんですよね！
明石：そうそう。後の2015年以降の我々の糸口に繋がっていくというか。そんなきゅんくんとGO の三浦の誕生日会で遭遇したんですよ！で、きゅんくんは今、社会人になりマーケティングの仕事をしてるんだって。
常世田：きゅんくん！？大人になったんだなぁ…
明石：誕生日会で声がでかくて、うるさい子がいるなと思ったわけですよ（笑）それで酔っぱらったその子が「あー！！明石さんですね！どうも、松永って言います！昔、きゅんくんて名前で活動してたんですけど！」みたいな（笑）もう衝撃でしたね。あの頃、色んな人達を動画に撮りましたけど、こうやって今いろんな活躍の仕方をしてるんだなと。しみじみしたわけですよね…
常世田：エモ！
明石：ですよねぇ。エモいですねぇ。
ONE MEDIA では、プロデューサーをはじめ、全職種採用強化中です！ご興味のある方は、Wantedlyよりご応募ください！メンバー一同、お待ちしております！
・Apple Podcast：https://podcasts.apple.com/us/podcast/one-cast/id1716830714
・Amazon Podcast：https://music.amazon.co.jp/podcasts/79dd199f-6def-42de-8731-47a81f6fee13/one-cast
/assets/images/4264065/original/096c507f-e93d-4233-b8de-cb8cb299c709?1573442359)
/assets/images/15870059/original/096c507f-e93d-4233-b8de-cb8cb299c709?1700103989)