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CEOが考えるコロナ渦だったスポーツ業界、そして3年後のookami。

こんにちは!ありさんです。

みなさん「3年後のookamiを考え抜いた合宿レポート」は読んでいただきましたか?まだの方はヨーチェケラですよ🤘

そんな合宿テーマであった”3年後のookami”についてCEOである太陽さんはどう考えているのでしょうか?3年前のパンデミック時期から遡り、どのようにookamiが変わっていくのかをスポーツ業界の市場感も含めて答えていただきました。

それではインタビューSTART!!

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ーーー これまでの3年間でスポーツビジネスにおいて変化はありましたか?

どの業界にも当てはまりますが、デジタル化は一気に進みましたね。スポーツビジネスの軸となる試合自体がなくなり、特に動員数の多かったプロチームや大会に特別な思いをもっていた学生や選手たちにとってコロナ渦の変化は大きかったと思います。

しかし一方で今まで接する機会が少なかった地域のファンや保護者、OBOGの方々へのオンラインを通じた情報発信が当然なことになったりと、長い目で見るとプラスの側面も大きかったように思います。


ーーー Player!にコロナが与えた影響はどのようなものだったのでしょうか?

Player!は開発当初から「すべての試合の価値や熱狂をいかにしてデジタルの力で最大化させるか?」に注力してきました。そのためむしろチャンスとしてこの機会をとらえ、実際に試合がなくてもチームを支援できる仕組みや投げ銭のような機能など試行錯誤してアプリを発展させていきました

インターハイ、甲子園など人生の中でかけがえのない大切な試合に向けて全力投球してきても、出場することさえ叶わなかった選手達を勇気づけられるようなことはないかと現場のスタッフが必死に考えてくれました。


ーーー ookamiとしてこの3年間で力を入れてきたことは何ですか?

コロナの影響もあり、Player!としてスポーツチームや部活動にもっと深く価値を提供していくために「Player! WHITE」という新規事業を始めました。チームの価値をより多くの人に知ってもらい、そしてチームに多様な観点から資金が巡っていくことを支援するサービスです。


ーーー Player! WHITEをどのように開発していったのですか?

自分自身が地域のクラブチームや部活動の中に数ヶ月入らせて頂いて、お客様の現場がどういった状態なのかを肌で感じるところから始めました。「経営会議ではどのような議題があがるのか?」「代表やコーチは何をしている時間が多いのか?」などリアルな現場を体験させて頂きました。

するとコーチが手動の会費管理に毎月何時間もかけてストレスを感じていたり、広報の方が毎試合の素材づくりに多くの時間をかけられていたり、とにかくやることが多岐に渡っていました。その上、みなさん朝晩土日問わないほどの激務で、デジタル化によって解決できる課題が多くあることに改めて気づかせて頂きました。少数精鋭のクラブや部活でも、コーチの本業である"選手の育成"や"チームの強化"により集中できる環境をつくりたいという想いで開発したシステムがPlayer! WHITEです。


ーーー Player!とは別に新たにPlayer! WHITEを作った理由を教えてください。

「この世界にスポーツダイバーシティを」という我々のビジョンにさらに近づくためです。2015年にPlayer!を公開してからは、あらゆるスポーツチームがお金をかけずに無料で情報発信をすることで、保護者やOBOG、地域のファンと繋がり、メジャースポーツに限らずより多様なスポーツとの接点がつくれる世界に力を入れてきました。

そこからさらに狭く深く、部活動やチームの力を最大化してファンとの繋がりや多様な資金流入を強化するためには、それぞれのチームが独自のアプリシステムを持つことが大事だと思ったんです。Player!がメディアやシステムとして地盤をつくる。その上でPlayer! WHITEがホワイトレーベル※として個々のチームに個別最適化させたコミュニティとして連なっていき、より深く一つひとつのチームをサポートできるようになりました。
※ホワイトレーベルとは他社が開発したサービスを自社ブランドとして販売すること


ーーー なぜ学生や地域のスポーツチームに注力しているのでしょうか?

社会を変えるインパクトが大きいからです。先日ドイツやフランスへ視察に行ったのですが、アメリカの部活動と同様に、地域のクラブチームには持続的にお金が巡る仕組みや発達したデジタルシステムがありました。日本は部活動という独自に発達した尊敬すべき文化を持っている一方で、DXによる革新や産業化に関してはまだまだ多くのびしろを残しています。

そして現在は少子化や指導者の働き方改革、持続性の追求などという時代の流れと共に、部活動を中心とした地域クラブのあり方に変革が求められています。ookamiとしてまずはこの狭く意義ある領域の課題解決を優先させていきたいです。


ーーー Player! WHITEをどのようにパワーアップさせていきたいですか?

スポーツ界に革新を起こすために、ぼくたち自身もプロフェッショナルなスポーツチームのように、メンバーそれぞれが良い役割を果たせる強い組織をつくっていく必要があると考えています。特に今は、スポーツチームや部活動の成功を後押しする”カスタマーサクセス”、解決策を広めていく”セールス”、そしてお客様のニーズに叶うプロダクトを発明し続ける”エンジニア”の3職種はとても必要なポジションです。


ーーー 今のフェーズに関わるとどのような面白いことがありますか?

Player! WHITEを通して、デジタルの力でスポーツチームの経営を後押しし、地域に笑顔が増え、日本がより明るくなる。そのような世界をつくりあげていく過程に使命や歓びを感じて頂ける方にとっては非常に面白いフェーズだと思います。スポーツの価値や可能性は知っているけれど、どのように最大化させていけば良いのかわからないという課題感を持っている方にとってはなおさらです。これからのスポーツ界に新しい価値を提供していきたいという方とはぜひ直接お話をさせて頂きたいです。



ーーー ここから3年間のookamiはどのようになっていきたいですか?

デジタル化の流れは止まらず、AIの普及が加速して多くの仕事が代替されていくと思います。しかし一方で人間が活動を続ける限りスポーツがなくなることはありません。むしろデジタル化が進むにつれてリアルな体験や感動価値は高まっていくでしょう。その中でぼくたちは、日本中に数十万と存在するあらゆるスポーツチームの経営や運営のインフラとなり、監督やコーチ、そしてスタッフのみなさまの新しい常識となるようなプロダクトをつくりつづけていきたいです。


ーーー 最後に一言お願いいたします!

東京の学校に通う東北出身の部活生に会う機会がありました。「母が毎週末Player!で自分の試合を応援するのを楽しみにしてくれています。この前は初めて東京まで出て応援しに来てくれてとても勇気をもらいました。」と話してくれたんです。会社をつくってよかったと思える瞬間でした。デジタルの力でリアルなスポーツの価値を最大化させ、数字では見えない「笑顔」を少しでも増やしていきたい。そしていずれは日本だけでなく世界へとその笑顔を繋いでいきたいという強い思いを持っているので、3年後もその先もワクワクが止まりません。

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太陽さんありがとうございました!

名前の通り太陽のように人々の笑顔を照らすようなサービスを作っていて、コロナやデジタル化など時代の流れに沿ってさらにパワーアップしていくんだと私までワクワクしたインタビューでした🌞

あらゆるスポーツチームの経営や運営のインフラを一緒に作っていく

「スポーツで、一つの笑顔を世界に」

この部分に共感した方や、少しでも太陽さんとお話したいと思った方はお気軽にメッセージくださいね!お待ちしております!

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