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Google Cloud Next '17 in Tokyoでの感想

先月、世界の三ヶ所で開催されるGoogle Cloud Nextイベントの一つ、「Google Cloud Next’17 in Tokyo」に参加してきました。

見に行く目的は二つあります。
・普段AWSを利用しているため、GCPを利用して成功事例をみる
・APIの活用と最新動向をみて、自分たちがやっていることを確かめる

○成功事例

AmebaTVのシステム構成を拝見しました。
エンドポイントはGCE上にあり、すべてはGCP上に構築している。
自分たちもすべてをAWS上に構築しているので、その辺はそんなんにメリットを感じでいないですが、
コストと拡張性の面では、GCPは便利だなぁと思いました。
GCPの課金システムは分単位で計算していて、自動適用の割引を提供しているため、AWSの時間単位より、GCPを利用することで拡張性と柔軟性が高める。

○APIs活用の話

毎秒100億超のAPIコールが発生している。
googleはデータを提供できないですが、様々なAPIsを提供しているので、独自のデータとAPIsを活用すればするほど、競争力と差別化に注力できるようになる。

○OpenAPIの最新動向

OpenAPIはREST APIの記述方式の業界標準となった。
今年に新バージョンのリリースが予定されている、Swaggerがデファクトになるでしょう。

REST APIの記述を統一することで開発効率が上がるので、SwaggerでAPI設計をすれば間違いなさそうと感じました。

API記述の7つの活用法
1.形式的で機械可読なインタフェース記述
2.クライアント/サーバー チーム間の合意を推進
3.モックサービスを使った並行開発
4.クライアントSDKやサーバースタブを生成
5.ソース管理による変化の追跡
6.記述からドキュメントやテストを生成
7.記述自体でコードを置き換え

○マイクロサービスが流行ってる

サービスは全体的に、独立した小さなサービスの集合して構成されるようになるのがマイクロサービス本質と思う。
自分たちの現場では、小さな独立したAPIを作っている、マイクロサービスを常に意識している、さらに、
OpenAPIの標準と組み合わせば、変化に強い、綺麗なサービスが作れるではないかと思いました。

最後、googleのイベントの素晴らしいところ、今後も参加しようと思う理由

・いろんな体験コーナー、いろんな成功事例が見れて、技術者のモチベーションを上げること
・自分たちが毎日やっていることが間違っているかどうかを確かめること

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