チャットボットの未来語ります。<中途社員インタビューVol.2>

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○Profile

直野 聖(なおの せい)- Consultant

東京生まれ、ほぼ東京育ち。中学、高校は横浜にある男子校で過ごし、大学では競技ダンスに注力。2015年4月にSIer企業に新卒入社。主にIBM製品Watson Explorerに関するプロジェクトに従事。その後、2019年4月にパクテラ・コンサルティング・ジャパンに中途入社。現在は保険会社におけるチャットボット導入支援等のプロジェクトに参画中。

○Q&A Session

大学卒業後のキャリアについて教えてください

上記の通り、2015年4月に新卒でSIer企業に入社し、システムエンジニアとしてIBM製品Watson Explorerに関するプロジェクトに参画しておりました。自然言語解析システムという製品特性上、業界を問わず様々なお客様に対して、検索システムや苦情等分析システム、チャットボットなどを導入しておりました。案件のほとんどがオンプレミス環境での構築のため、設計フェーズが終わる段階から一日中サーバールームに籠ることが多かったです。そのため軽くて暖かくカバンに収納できるユニクロのウルトラライトダウンは、当時の必需品でした。。



PCJへ入社したキッカケは?

前職のSIerではお客様にとって最適なシステム提案ができないということがきっかけでした。様々なシステムを構築していく中で、「別のシステム構成の方がお客様にとって最適ではなかったのか」、または「このシステム自体、そもそも本当に役に立つのか?」と疑念を感じてしまう場面が年々増えていきました。

さらに前述のとおり、製品が限定され、なおかつ提案・要件定義の段階への参画が難しい状況でありました。そこで、疑念を解消するためには、お客様側の視点でプロジェクトに参画できる仕事を探そうと転職活動を行うなかでパクテラに出会いました。選考にあたり弊社社長藤井が上梓したAI時代のコンサル業界 消えるファーム、生き残るファームを読み、パクテラは形骸的な経営理念ではなく、絵に描いた餅とならないような実行性のあるビジネスモデルを展開していると見受けられました。そのような環境ならば、私の疑念は解消できるのではと思い、そしてご縁をいただいたこともあり2019年4月に入社となりました。


現在アサインされているプロジェクトについて教えてください

現在は保険業界のお客様におけるチャットボット導入支援を主たるプロジェクトとしております。ベンダー選定のフェーズから参画し、ベンダー提案を鵜呑みにせず、今後起こりうる潜在的なリスクをお客様に提言しております。

提言がお客様にとって一助となれば幸いですが、多くのベンダー様が「弊社の製品は有名なWatsonとは違って、・・・」といったことを仰っているので、幸いにも前職の知見を直接的に活かした業務ができている状況です。

また、同じクライアント先に同世代のパクテラメンバーが多くアサインされているのですが、自発的にどんどん新しいことをやろうという活力に溢れているメンバーばかりで、日々とても良い刺激を受けております。



チャットボットの将来的な可能性は?

将来的な可能性として、「今後のメインストリームとなり得る利用シーン」および「国内市場動向および市場戦略」についてお話しできればと思います。

まずは「今後のメインストリームとなり得る利用シーン」に関する考察です。

現在の利用シーンは主に以下の2つに大別される印象です。

 ・企業への問い合わせに対するコールセンターの代替手段

 ・LINEやTwitter, FacebookなどのSNSを介した企業プロモーション

つまり、BtoCにおける人的労働力の代替手段としての利用が目立っている印象です。

一方将来的には、チャットボットの利用コストが下がることにより、 UberやAirbnbなど近年活況にあるプラットフォームビジネスにおいて、CtoCでの活用が増えていくのではと思っております。例えば、Airbnbではホストが自動で利用者との会話を進めることができるAirHostというサービスが存在します。ホストが送りたいメッセージを登録すれば、登録情報に従い自動で適切なメッセージを送信するため、ホストの負荷が軽減されます。そのようにチャットボットを併用しながら人間同士で会話を進めていくという場面が今後増えていくことが想定されます。

次に「国内市場動向および市場戦略」について述べます。

多くのレポートにも記述されているとは思いますが、人口減少、ひいては労働者が減少していく国内市場において、チャットボットは人間の労働力の代替手段として拡大していく可能性は高いと思います。

ただし、現在チャットボット市場は製品ライフサイクルでいう成長期の真っ只中で、国内プレイヤーが溢れかえっている印象です。(ベンダー選定を行ってみて、実態がわかりました。)

つまり、今後その多くが淘汰される中で生き残るためには、市場戦略としてチャットボットの主性能を決める*形態素解析の精度以外の「運用が容易な管理画面・機能」「ユーザーが利用しやすいチャット画面」などの部分で勝負をしていくことがベターだと思います。日本語における形態素解析の精度を高めるためには、当該製品が利用されることにより獲得できる日本語の生データを貯め込み、PDCAを回すための研究開発費の投資が必要と考えます。その点に関しては、資本力を有する国内大手企業の優位性が確保されているため、形態素解析の精度以外の部分での差別化を図ることがよいと考えています。

※形態素解析とは、自然言語で書かれた文を言語上の最小単位である形態素に分割し、それぞれの品詞や変化などを割り出すこと。ITの分野ではコンピュータによる自然言語処理の一つとして、かな漢字変換や全文検索、機械翻訳などで用いられる。(IT用語辞典 e-Words より引用)



若手層がPCJにジョインするメリットは?

組織文化・若手人材の2点においてメリットがあると思います。

まずは、組織文化です。

周りをみていると同世代の方で経営層に近い働きをされている方もいらっしゃいます。

前職では年功序列の傾向が強く、「私の知り合いの企業で弊社システムを売り込めそうなところがある」と部長代理に何度か上申したものの、若輩者の意見として一切聞き入れられることはありませんでした。

一方で、パクテラは年齢、役職問わず会社のメリットになりそうなものであれば、積極的に挑戦させてもらえる組織文化が根付いているように見受けられ、とても新鮮に感じられました。つまり、自分の中でやりたいことが明確な方には、とても動きの取りやすい会社だと思います。

次は若手人材です。

上記の組織文化に重複する部分もございますが、若手のほとんどが自発的かつ自律的に行動されているように見受けられます。20代で経営層に近い業務にも従事されている方、ビジネスSNSの弊社サイトで自発的に発信され続けている方、社内イベントの幹事・司会等を積極的にやられている方など、若手層で様々なことを自ら活動している社員が多いため、大きな刺激を受けております。

上記2点より、パクテラは目標に向かって自らアクションを起こすことができる若手層の方にとっては非常によい環境だと思います。私はまさにそのような環境を求めての転職でしたので、同じ思いを持たれている方には、ぜひともチャレンジしていただければと思います。

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