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マーケティングを通して、社員に還元する。成功例を僕が創りたい。【社員インタビュー Ep.10】

PLAY&coに彗星のごとく現れたヒーロー、佐藤。ゲスト、スタッフ第一で動く彼が目指す、宿泊業の未来について話を伺いました。

ー経歴

佐藤 仙一郎(さとう せんいちろう)
TIME SHARING STAY ASAKUSA支配人。FOCUS KURAMAE、SAUNA&coのサポートも兼ねる。現在は、売上を通して社員に還元することを目標に、マーケティング担当としてプラン設定や各施設の売上計算シートの管理を行う。

ー二足のわらじならぬ、四足のわらじを履いているとのことですが、現在のお仕事を教えてください!

まず、入社してすぐにFOCUS KURAMAEの支配人となりました。8月からはTIME SHARING STAY ASAKUSAの支配人も兼任しています。支配人業務と並行してマーケティング担当も担っていますね。あとはSAUNA&coに横見くんのサポートとして入っています。横見くんもぐんぐん成長しているので、FOCUS KURAMAEやSAUNA&coはまもなく離れる予定です。
マーケティングの業務としては、PLAY&coの運営施設でマンスリープランという長期のお客様がリーズナブルに滞在いただけるプランを提供するための計画策定~競合価格調査、在庫数の設定などを行っています。このマンスリープランの値段を前月の予約数に合わせて調整を行ったり、もっとTokyo等観光利用促進の参画や新規プランの作成も行っています。

ーマーケティングには元から興味があったとか?

大学では経済学部環境経済学科で経済について専攻していたので、すごく興味がありました。物の価値について、例えばですが、SDGsに取り組むことでどれほどの利益が出るか?など、昔では価値をつけられなかったものについて、価値を付けていくという勉強ですね。PLAY&coに限らずこの業界全体には大きな課題を感じているので、その部分を将来的に解決していくことを目標としています。

ー佐藤君が感じる課題とは?

旅行業界は他業種と比較しても給与が低いことが課題です。判断基準も無く、属人的に運営されている部分が多いと感じます。OTA(≒オンライン宿泊予約掲載サイト)という集客に直結するマーケツールがあるため、他業界と比べてどうしても施設そのもののマーケティングが重要視されておらず、ファン層を獲得するためのマーケティング業務が少なく、その分給与も少ないと個人的に思ってます。
宿泊業全体を見ても、良くも悪くもOTA頼りで、ライト層は獲得しやすいがコア層のファン作りにくい。そこが自分たちの課題だと感じますね。

そもそも収益構造が低いということも問題です。ホテル、航空、ツアーなど単体で考えるとどうしても売上のアッパーが決まる。それによって給与などが決定されて結果的に低くなる。そのために「ホテル✖︎サウナ」などのコンテンツを作って、他者と違う売り方をし、差別化する必要があります。PLAY&coでもコロナ禍を生き抜くためにマルチコンテンツ運営が軌道に乗り始めたところだと思います。イチからマーケティングを学びながら、課題解決に向けて自分のスキルとしても積み上げていけるこの状況は自分にとってプラスだと感じます。

ー給与が低くても、旅行、宿泊業って人気がありますよね。

現在でも人材の取り合いが起きているし、離職率も非常に高い業界でもあります。やりがいだけではご飯は食べていけないので、根本からの解決を目指すとなるとマーケティングなのかな、と。僕自身、数字やマーケティング的な思考が得意なので、自分の得意分野で少しでも会社で売上を立て、会社からステークホルダーへ、といった形で還元したいです。

ーどのタイミングで旅行・宿泊業に興味を持ったんですか?

僕が中国の血を引いていること、中国で幼少期を過ごしたことも関係しています。でも大きなタイミングとしては、大学でカンボジアでの学校建設のボランティアも行っていたんですが、現地に行ったタイミングで時間が余ってたのでちょっと他の国に足を伸ばしてみたんです。そのまま、気付いたら東南アジア全て回っていましたね。ここで初めて、自分がプランやツアーを組んだり、人に色々してあげることが好きなんだと気付き、将来は観光系が向いているのではないかと考え始めました。

(画像)バックパッカーとしての一面も。トリリンガルの語学力も大きな強み。

ー会社のSlackでも、何かが起こると一番に反応して問題解決をしよう!と動いてくれますもんね。でも就活のタイミングでコロナの打撃を受けたと聞きました。

元々は、ツアー会社や観光大手の企業を志望していたんです。でもコロナが流行してしまって、どこも全滅。全く新卒採用をしていなかったんです。諦めて他の会社で就活し直し、旅行とは関係のない営業職で内定をいただきました。だけどどうしても諦めきれず、PLAY&coにインターンとして入社しました。東南アジアを回った際にホステルやゲストハウスにも泊まった経験もありましたし、その経験を生かしてゲストにも様々な発見や驚きを与えることが出来るんじゃないかと考えました。

ーちなみに、中国にはどんな経緯で?

生まれは埼玉の浦和ですが、すぐに両親の方針で中国へと移住しました。僕は1997年生まれなのですが、当時の中国はまさに経済成長真っ只中。一人っ子政策が始まり、街が目まぐるしい早さで生まれ変わっていくのを目の当たりにして「どうしてこんなに凄まじいスピードで成長できるんだろう?」と思ったのが経済に最初に興味を持ったきっかけだったように思います。

(画像)中国在住の頃の佐藤。

ーPLAY&coのインターンとして入社したことはどう捉えていますか?

まず、社員ではなくインターンとして会社に入社できたことが良かったと思います。普通の会社だとすぐに社員になるので、働く環境が自分に合っているかどうか、事前に判断が出来ない。そういった意味で、PLAY&coと自分の相性を見る事が出来たのは良かったですね。社員同士の雰囲気や働き方も参考になりました。大学で料理サークルをやっていて、みんなで何かを作り上げる、一緒になって同じ方向に進むという作業に経験があったので、この空気感も自分に合っていると感じましたね。

(画像)FOCUS KURAMAEで勤務中の佐藤。PLAY&coのインターンは、アルバイトスタッフと同様に給与を受取りながら、会社の運営やマネジメントの経験も。

ー料理サークルに入っていたんですね。どんな活動をしていたんですか?

料理サークルといっても、体育会系なんです(笑)。家庭では作ることができない料理を、スパイスからとことんこだわって作っていくサークルでした。本気の中華やカレー、西洋料理も。僕は二代目の代表を努めていたのですが、学校の文化祭に留まらず、地域のお祭りに出店することもありました。
一度、評判を聞きつけた住宅展示場の会社からオファーがあって、そこで出店もしましたね。「買う、食べる、楽しむ」をコンセプトとして、JAの方と繋がりがあったので、地域の野菜を仕入れて、その野菜を使った料理を提供しながら野菜も売る。その隣では子供向けに食育教室も開催しました。かなり好評だったようで、権利は譲ってしまいましたが今も続いているんじゃないでしょうか。

ー想像していた料理サークルとはレベルが違いました・・・。将来的にはPLAY&coでどんな目標を持っていますか?

今は配置換えのタイミングだったりでなかなか着手出来ていないのですが、こういったイベントにももちろん挑戦したい気持ちはありますね!ゼロからの場づくりも自分に向いていると思うので、立ち上げや海外進出も、もしチャンスがあれば挑戦したいです。
PLAY&coではマーケティング部門も根幹の部分ではまだ手を付けられていないと思うので、マーケティングを通して会社の売上を上げ、社員に還元をするというスタイルの成功例を作りたいです。その先はジェネラルマネージャーとしてステップアップを考えていますね。やるからには上を目指したいです。

ー他社員からの印象

めちゃ仕事できる、スプレッドシートめちゃ知ってる。なんでも頼れてしまうのでキャパオーバーにならないのか勝手に心配しています。
与えられたタスクに対する責任感が強い!
シンプルに頭いい。キレキレ。
超論理的なのに人間味もあっていいやつ!
スプレッドシートの達人。仕事の要領が良く早い、できる男!なイメージ。
仕事が大好き。ずっと仕事のことを考えている。声が大きすぎる。猪突猛進型。論理的思考とど根性論を兼ね備えている。実は寂しがりやな一面も。いつも頼りになってます!
自然体 壁がない 優しい 勝手なイメージですが初めて会った時、自分の弱いところも含めて認めてる人なのかな?と感じました
ギブ&ギブ 愛に溢れた人

おお。シンプルに嬉しいですね。ありがとうございます!

My favorite travel item!

旅に必ず連れて行くお気に入りのアイテムをご紹介いただきます。

結構、ゲン担ぎするタイプなんです。なのでいつもお守りを持ち歩いてます。出雲大社と、伊勢神宮と、あとは近所の神社のものです。実は御朱印集めも好きで、もう既に一冊全部埋めちゃいました。

人手不足も大きな課題となっている宿泊業界。
問題に根本から向き合い、改善したいという強い志を感じたインタビューでした。
これからのPLAY&coでの活躍もとても楽しみです。

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