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【社員インタビュー】ワーキングママとして前例なき道を開拓。信念と確信を持って「この会社を世の中に伝えていきたい」

斉藤里菜さん プロフィール
・2019年9月中途入社。入社時は、コスト最適化事業でコンサルタントとして活動。
・産休明けに、社内の広報サークル(部門領域)の正式な立ち上げを担い、現在は広報をメインで担当しながら、採用や組織文化づくりなどの18のロール(役割)も担う。
・フルリモートを活かしながら、一人娘の育児や家事をうまく両立できるよう工夫し、オフラインの社内外のイベントにも積極的に参加している。
・休日の過ごし方は、子供と徹底的に遊ぶ、仕事に全力を尽くす、などテーマを決めて振り切る。慌ただしい子育ての中で、毎晩の晩酌が楽しみ。


フリーランスからの転職。“経営視点”を得るため再び会社員を目指す

「ピラティスのインストラクターとして、いずれ自分で経営し、スタジオを持ちたいと思ったとき、経営視点のことを今まであまり勉強してこなかったな、と気づいたんです。」

そう語る斉藤里菜さんは、異色のキャリアの持ち主です。RELATIONSに入社する前は、個人事業主として、ピラティスのインストラクターを担いつつ、学習塾のコンサルティングや英語学習のe-Learningコンテンツ制作を業務受託の形態で担っていました。そんな中、RELATIONSへの入社という選択肢を選んだことについて、斉藤さんはこう語ります。

「以前の職場でも経営層には触れていたつもりでしたが、業務受託者になって、個人として“経営に関する経験や知識が少ないかもしれない”と思ったんです。どうやって力をつけようかと考えたときに、会社の中にもう一度入って経験してみたいかも、という想いがありました。もう一度、会社員を目指してみよう、と。」

こうして始まった転職活動の中で出会ったRELATIONSは、「受け入れてもらえる感じがした」といいます。入社前に社員と話した際、それまでなかなか受け入れてもらえなかった自身のユニークな経歴を面白いと感じてくれている様子があって、一気に会社に馴染めそうな気がしたそうです。


“自分には向いていない” コンサルタントとしての苦悩

RELATIONSに入社後、担当した業務は、会社の主軸事業である“コスト最適化事業”のコンサルタントでした。当時、望んでいた経営者層のお客様との関わりがとても面白かったという斉藤さん。ところが、“これが本当にやりたいことなのかは分からなかった”と、当時を振り返って語ります。

最初に担当した都内の保育園・福祉施設でのコンサルティングでは大きな挫折を経験し、 “自分には向いていない。やらない方がいいのでは”と思った斉藤さん。その後、学校法人のコンサルティングでは苦労しながらも、業務改善を含む4,000万円程の改善を達成し、仲間のコンサルタントとしてのプロ意識の高さに影響を受けながら“究めることへの楽しさ、コンサルティングの面白さ”に気づきつつも、やればやるほど適材適所があることを感じていたといいます。

「得意を活かす方がみんな幸せだし、会社のためになる。きっと推進力も違うと思います。その違和感に気づいてはいたけれど、目の前のお客さんに必死で立ち止まれずにいました。」

そう感じている最中、RELATIONSは変革期に突入します。会社が選択と集中により複数の事業を手放したこともあり、社内での自身のキャリアの幅を考えることが難しくなってきていた頃、ちょうどそのタイミングで、斉藤さんは産休に入ります。


子育てママのフルタイム勤務を私が実証してみせる!という意気込みで

妊娠した当時、つわりによる体調不良のなかコンサルタントを続けることは本当に辛かったといいます。体力も必要で、心身ともにハードな職種であるコンサルタント業務については、子育てしながら続けるのは難しいかもしれない、と感じた斉藤さん。

「実のところ、小さい子供を育てながら、正社員として長く働き続けている女性社員がいなかったんです。出産を機に、アルバイトや週1回の働き方にシフトする社員が大半でした。ですが、今後、結婚して子育てをしながら正社員としてRELATIONSで働き続けたい後輩の社員たちも出てくるはず。だったら、自分が実証しよう!私が体を張って見せてやるぞ!という意気込みが生まれました。」

新しい挑戦にはとことん燃える斉藤さん。その宣言通り、現在フルタイムの正社員として働き続けていて、その様は“子育てしているとは思えない働きぶり”と社員に称されることも。次に続く後輩女性社員のロールモデルになれるよう、社内の制度もみつめながら邁進中です。


「この会社を世の中に伝えていきたい」という強い想いで広報領域を確立させる

産休・育休中は自ら希望して定期的に色々な社員と1on1で話をしながら、復帰後のキャリアについてゆっくりと考え、まず出した結論は「コンサルをしないこと」だったそう。

「産休中、社内で広報の活動が少しずつ動き始めている様子を聞いて、私の中でなんとなくコンサルを辞めて、広報をやっていく選択肢もあるかも、と思い始めていました。ただ、広報の領域が確立しているわけではないので、所属する、ということではなく、広報サークルを新たに創っていくということになりそうだ、と。」

社員やEAPの先生の言葉を受け、“自分のやりたいことで意思決定していいんだ”と改めて思った斉藤さん。それと当時に、変遷を経て新しくなったRELATIONSのことを知り「本当にいい会社だな」と感銘を受け、この会社を世の中に伝えていきたいと強く思ったといいます。この2つの経験から、広報の分野で復帰することを決断。前例もなく、BtoBの会社であることもあり、コンサルタントの役割をやめて、収益事業ではない広報を主担当として志願することは、とても勇気を必要とする一大決心でしたが、会社の理解もあり、復帰後は、広報サークルの立ち上げを担うことになりました。


必要なのは変化を楽しめること。何者にでもなれる感覚で道を切り拓いていく

そんな会社の先陣を切って切り開いてきた斉藤さんに、RELATIONSに向いている人はどんな人なのか聞いてみました。

「一番に出てくるのは、ありきたりですが“変化を楽しめる人”かな、と。現状から変わりたくないという考えが強い人は、ちょっと辛いかもしれません。それから、何者かでいないといけないと強く思う人は難しいかもしれません。何者にでもなれるような感覚で制限を作らない人が、よりRELATIONSにフィットするように思います。」

今、斉藤さんは入社当初の目的を果たしながら、やりがいのある仕事ができているといいます。コンサルタント業務をしているときも経営者層との関わりがありましたが、現在は自社の代表である長谷川の想いを汲み取って発信するという広報の役割の中で、“経営者の視座を間近で感じられる機会”が多いといいます。加えて、仲間と0から広報の価値を創り出していく経験が楽しいとのこと。

「家庭と仕事って両方大切で、どうやっても綺麗なバランスの取りようがないんです。それでも”どっちも全力だ!”ともがく日々が人間らしくて愛おしい。そう思いながら最近は過ごすことができています。」と語る斉藤さん。子育てを始めたことで周囲への感謝が増し、不完全な自分も他人も受容できるようになったとのこと。

人生の経験を糧としながら、しなやかに物事を選択し、切り拓きながら進んでいく斉藤さん。RELATIONSの多様性の一端を担う社員のストーリーでした。

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