2025年11月より、GA technologies東京本社で週3回の無料朝食提供施策「GA MORNING BASE(ジーエー モーニング ベース)」がスタートしました。テーブルにはおにぎりやパンが並び、メンバーの会話が弾みます。
この施策は単なる福利厚生ではなく、「コミュニケーションを活性化したい」という経営の想いを形にする、新たな「挑戦」です。
しかしその実現は、想像以上のスピード感でした。
わずか1ヶ月でこの施策を実現させたのは、Corporate Affairs & Talent Management(以下C&T)の田中あみさんと森川日菜さん。GA technologies(以下、GAテクノロジーズ)らしい働き方のリアルを、お二人の声から紐解いていきます。
Profile
田中 あみ(たなか あみ)
C&T/Employee benefits & Permit チーフ
2022年中途入社。アパレル企業、歯科医院を経てGAテクノロジーズへ。入社時は労務関連を担当し、現在は福利厚生チームのチーフとして福利厚生全般や許認可管理などを幅広く担う。
森川 日菜(もりかわ ひな)
C&T/Employee benefits & Permit
2022年中途入社。大阪支社での総務アルバイトを経て正社員登用、本社へ転勤。現在は福利厚生業務のほか、入退社手続きをメインで担当する。
「善は急げ」で始まった、1ヶ月でやりきった「爆速朝食プロジェクト」
― 2025年11月から無料の朝食提供が始まった経緯について教えてください。
田中: 人員数の増加、グループ会社の拡大からヨコのコミュニケーションがだんだんと希薄になってしまっていた課題を解決しよう!となったのがきっかけです。その想いを実現する施策として浮上したのが、朝食の無料提供。その施策を担うのが、福利厚生を担当する私たちC&Tのチームでした。
森川: 当初は私たちも「11月から試験運用開始」と聞いていました。
田中: そうなんです。「じゃあ、これからパートナー企業を探したり、予算を出したり…」と計画を立てようとしていた矢先に、「プレで10月からやるよ」と突如、スケジュールが前倒しに(笑)。準備期間は、ほぼ1ヶ月しかありませんでした。
森川: きっと「善は急げ」「早い方がいい」という判断だったのかなと。このスピード感もGAテクノロジーズらしいと思います。
― 準備期間が1ヶ月というのは、かなりのスピードですね。どう進めたのですか?
田中: とにかく、「やるしかなかった」です(笑)。福利厚生チームは私と森川さん、もう一人の岩崎さんの3人体制なのですが、まずは手分けして、ネットで「朝食 福利厚生」といったキーワードで片っ端から検索して、候補になりそうな企業をピックアップしていきました。
森川: 「この予算で、この日程で配送できますか?」 と、リストアップしたパートナー企業に電話やメールで一気にアプローチしていったんです。
― パートナー企業の反応はどうでしたか?
田中: 意外とスムーズでした。すでに他社での朝食提供の実績がある企業が多く、「他の会社さんはこんな感じですよ」と、むしろ先方からご提案いただくことも多くて。
森川: 急ピッチだったので、私たちの上司にも打ち合わせに同席してもらいました。「これ、良さそう」と思ったら、上司も「じゃあ、そこで」とすぐにGOサイン。本当にポンポン決まっていきましたね。
田中: まずはおにぎりの会社2社、パンの会社2社と契約し、10月のプレスタートに間に合わせました。今はさらに2社追加を検討しているところです。
「おもてなし」は細部に宿る。週3でも「飽きさせない」こだわり戦略
― 週3回とのことですが、メニューは固定ですか?
田中: いいえ、そこは一番こだわったポイントかもしれません。
森川: 例えば、火曜日はおにぎり、水曜日はパン、金曜日はまたおにぎり、というように、曜日である程度の傾向は決めています。その方が私たちも発注しやすいので。
田中: ただ、毎週同じおにぎり屋さん、同じパン屋さんだと、メンバーも飽きてしまいますよね。だから、同じ「おにぎりの日」でも、A社の日とB社の日を設けたり、パンの種類を週替わりで変えたりしています。
森川: それだけじゃないんです。GAテクノロジーズには、第2・第4金曜日のランチに、カレー屋さんに来てもらう「カレーの日」があります。
田中: カレーの日は、お昼にしっかり食べたい人が多いはず。そこで金曜日の朝食は、あえて軽めのサンドイッチを導入するなど、細かく調整しています。
森川: 私たちは、ランチの管理も担当していて、メンバーから「こんな商品を入れてほしい」という声を吸い上げています。必ずしも全て反映できるわけではないですが、できるだけリクエストに応えたいと思っています。
「メンバーに最高の環境を」。そのミッションが、すべての原動力
― お二人が細やかな配慮ができる、その原動力は何ですか?
田中: ありがとうございます。実は、私たちC&Tには、部門全体で掲げているミッションがあります。それは、「メンバーが安心して活躍できる、最高の環境を自分ごととして捉え、率先して作る」というものです。
森川: 私たちC&Tが「お客様」と定義しているのは、GAテクノロジーズのグループで働く「メンバー」全員です。GAテクノロジーズグループ全体の行動指針であるGA VALUESにも「CUSTOMER FOCUS」という言葉がありますが、私たちにとっては、それがそのままメンバーへの姿勢になります。
田中: 今回の朝食施策も、ランチのリクエスト対応も、すべてはこのミッションに基づいています。メンバーが最高の環境で働けるようにサポートするのが、私たちの仕事です。
「ありがとう」「ごちそうさま」の一言にささえられて
― 反響はいかがですか?
田中: GAテクノロジーズグループの全体朝会で私たちの上司がこの施策を発表した時、Slackのチャンネルがものすごく盛り上がって。
森川: 実際に提供を始めてからも、メンバーの皆さんの反応がダイレクトに伝わってきて、やってよかった、と心から思えました。
田中: 毎回来てくださる度に「いつもありがとうございます」と声をかけてくれたり、食べ終わった後に「ごちそうさまでした」とわざわざ言いに来てくださる方も本当に多くて。そんな姿を見ると、喜んでいただけていることを実感します。
― 「コミュニケーションの活性化」という目的は達成できていますか?
森川: まさに、その通りの光景が広がっています。同じ部署の仲間と朝のタスクを確認しながら食べる人もいれば、部署や会社の垣根を越えて、たまたま会った人と談笑している姿もよく見かけます。
田中: メニューを選んでいるときから「どれにする?」と自然と会話が生まれていますよね。食事を囲んでメンバーの会話が弾んでいて、私たちも見ていて嬉しくなります。
― 朝に設定したのも狙い通りでしたか?
田中: そうですね。朝食にすることで「健康経営」にも繋がりますし、お昼のように慌ただしくなく、落ち着いた環境でコミュニケーションを取ってもらえる。出社する一つの楽しみになれば、という狙いもありました。
本社も支社も、みんなが笑顔に。次の一手は「特別ランチ」と「拠点サポート」
― 今後の展開や、チームとして次に挑戦したいことを教えてください。
田中: 今後はメンバーからアンケートを取りたいと考えています。いただいた声をもとに、さらに良い施策に育てていきたいと考えています。
森川: 次の挑戦としては、大きく二つあります。一つは、今年度中に「月1の特別ランチ」を実現したいです。
田中: 今の朝食のように自分でピックアップする形式ではなく、メンバーへの感謝を伝えるイベント的なランチを目指しています。
森川: もう一つが「地方拠点の福利厚生の充実」です。私が大阪支社出身ということもあり、これは特に強く感じている点です。どうしても、こうしたサポートは本社に集中しがちで、他のオフィスで働くメンバーからは「うらやましい」という声も聞こえてきます。
田中:本社と全く同じ形は難しくても、食事の提供など、それぞれの拠点に合わせた形で、働きやすい環境づくりを急ピッチで進めていきたいです。
※本記事は作成時点での情報を参考にしております。最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。