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医療分野での研究を経て、Ridge-iへ。自分が持つ技術力が通用するか試したかった。

会津大学で脳MRI画像の初期アルツハイマー病検出をテーマに研究。その後、スウェーデンのリンショーピング大学に研究留学。 研究活動で携わってきた機械学習分野をビジネスの場で活かすことを目指し、Ridge-iに参画。趣味はトライアスロン。

自身が持つ技術力が通用するか試したかった

──現在の仕事内容を教えてください。

Ridge-iの主な業務はAI活用に向けたコンサルと開発と、大きく2つに分かれますが、私は後者の開発を担当しています。日々、クライアントの課題解決に向けて、どのようなデータを、どのようなアルゴリズムで、どのように学習させていけば最も高い精度が出るのか、といったことを日々考えて、実行しています。

──阿部さんは社員第二号で、かなり早いフェーズでJoinしていますが、そもそもRidge-iに入社したキッカケを教えてください。

大学の研究では、医療分野の研究に取り組んでいました。研究の為にその分野の論文を読んでいく中で、ある時期からだんだんディープラーニング(以下、DL)を使って行われた研究についての論文が増えてきました。当時、自分はルールベースのシステム開発を行っていたが、DLを使った研究が、その結果をどんどん上回っていき、これはちょっと凄いな、と。そのタイミングで私もDLについて深く学び始めました。
ただ大学院ではどうしても学術的なポジショニングとなってしまって、この技術からしっかりお金を生み出していこうというマインドが少ないように感じていました。私はずっとアカデミックな世界にいたのですが、いつかは自分が持つ技術力をビジネスの世界で試してみたいという想いがありました。

ちょうどその想いが大きくなり始めた時に、Ridge-iの求人を見つけ、すぐに応募しました。CEOの柳原さんから「面接をしたい」というメッセージがきて、お会いした後、入社を決めました。

──創立したてのベンチャーに入社っていうのは、なかなか勇気がいることだと思うのですが、不安とかなかったですか?

不安はなかったですね。というより、今まで就職活動をしたことがなかったので、比較対象などもなかったので、不安に気づかなかったと言う方が正しいのかもしれません(笑)

あとは、柳原さんと実際に話をした際に聞かせて頂いたビジョンに共感する部分が多くあったので、そういった意味でも不安を感じることはなかったです。

携わっているプロジェクトは前例がないものばかり、常に立ちはだかる高い壁

──次は今の仕事内容について聞かせてください。Ridge-iで、AI開発という仕事に実際に携わってみてどうですか?

入社当時、私が携わったプロジェクトは前例がないものばかりなので、常に手探り状態で、壁にぶつかり続けています。今も、ぶつかり続けています。DLをしっかりと使いこなして、企業の課題を解決するという仕事は、言葉で言うほど簡単なことではなく、とても奥が深いものだと感じています。

Ridge-iのAI開発については他のメンバーが書いてくれているので、そちらを参考にして頂ければと思いますが、私達のビジネスの中心にはクライアントがいます。クライアントと共に設計したゴールに向けて、現状に満足することなく、より高いクオリティを追い求め、Ridge-iのバリューを最大限に高め、最後までプロジェクトを貫徹するを信念に日々の業務に取り組んでいます。

数々の困難な局面を乗り越えて、一段高い視座に

──私が初めて阿部さんとお会いした一年前から比べたら、本当にたくましくなりましたよね。

修羅場を経験してきましたので(笑) 最初はどこか頭が凝り固まってしまっていたせいか、こういうデータで、こういうことができるんじゃないかって思っても、「本当にできるかな?無理なんじゃないかな」というように弱気になってしまいました。ただ、今はチャレンジングな課題に対しても、一段高い場所から見渡して道筋を考えた上で、進み出すことができるようになりました。

──最後の質問です。今後、Ridge-iで一緒に働きたい人物像を教えてください。

専門的な知識を持たれている方と一緒に働きたいと思っています。今のメンバーもそうですが、みんな得意とする分野があり、その分野について深い知識を持っています。その知識をぶつけ合うことで起こる化学反応が、より良いアウトプットへ繋がると信じています。そういったことを楽しいと思える方に来てほしいですね。

──本日はありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。

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