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誠勝が目指すデジタル社会 ”文化を継承するアメーバ”を創る。

※下記は2022年時点の記事です。2023年に、「"文化を継承するアメーバ"を創る。」というミッションの元、事業内容を大幅に拡充していますので、最新の記事はこちらをご覧ください。

誠勝の目指すデジタル社会とは

ー まず誠勝が目指すデジタル社会について教えて下さい

誠勝は「”IT×デジタルアーカイブ”で人々の生活を豊かにする」をビジョンに掲げて活動しています。

創業から10年は効率良く情報のデジタル化ができる環境の構築に取り組んできました。そして、現在はデジタル化された情報を世の中にどう利活用すべきかという課題に取り組んでいます。

そんな未来に向けて誠勝が目指すデジタル社会は
「だれもが手軽に欲しい情報にアクセスでき、その情報を簡単に利活用できる社会」です。

私たちは国や地域・企業・団体など様々なコミュニティーに属しています。そして、音楽やアートなど色々な文化に触れています。

これらの情報に瞬時にアクセスでき、活用できる環境を構築できれば、いままで出来なかったことの実現や時間の短縮、新しい情報の発見につながると思っています。

そして、その積み重ねが、文化の継承を促し、文化の発展に繋がると考えています。

ー より豊かなデジタル社会を実現するためには何が必要ですか?

電子化技術の効率化とAIなどのIT技術の利用が必須です。

具体的には、「情報を加工できる状態で適切に電子化し、その情報をAI等の力で見える化するなどして今まで利用できなかった情報を利用できる状態にする」等です。

現在でも十分な量の電子化が進んでいない、また、電子化されていたとしても利活用できる状態で電子化されていないなど様々な課題がありますが、誠勝は多くの「企業・団体」様の電子化を通して誠勝が目指す未来を実現できるようこれからも歩み続けてまいります。


誠勝の取組・事業内容

ー 誠勝がデジタルアーカイブサービスを始めた理由について教えてください

誠勝の電子化サービスの根底には、時の経過とともに失われていく情報をどうにかして後世につなげていけないかという想いがあります。

近年でも自然災害や人的災害などにより、多くの貴重な情報が失われています。

誠勝が運営している「そのままスキャン」というサービスサイトを公開した日は、くしくも2011年3月11日の東日本大震災の日になります。

まさしく、震災で多くの貴重な情報が失われていった日。

地域や企業団体様の文化を保存し、後世に語り継げる社会を創るため、資料の電子化をより強く進めていこうと誓いました。

そして、これまで以上に電子化による情報を実現するためのサービスとして、誠勝では以下の3つを主軸にサービス展開しています。

【1.そのままスキャン】
誠勝は書類・本・研究論文・古文書・社内報・雑誌・図面・絵画などさまざまな媒体資料に適したスキャンを多数所持しています。

「そのままスキャン」は、それらのスキャナーを用いて、紙や現物でしか存在していなかった情報の電子化を行う電子化総合サービスです。

PDF,TIFF,JPEG,BMPなどお客様の環境に合わせたデータ形式、クラウド・DVD・USBなどでのデータ納品にも柔軟に対応します。

【2.おまかせデータ入力】
名刺・はがき・名簿・アンケートなど文字情報の多い書類のOCR処理による文字情報の抽出、データ入力作業を行います。そして、それらのデータをもとにリスト化・Excel出力・グラフの作成を行う代行サービスです。

デジタルアーカイブ事業の一環として、メタデータ付与にも取り組んでいます。

【3.SEDiS(セディス)】
資料のスキャンをする前に企業団体様が抱えている書類を誠勝が1から整理して、電子化すべき書類・破棄してもよい書類に選別し、通常のスキャンよりもスピーディ且つ低コストで電子化を実現させるトータルソリューションサービスです。

電子化した書類も、データの保存場所・書類の保管年数まで管理(仕組み化)して、社内の誰もが必要な情報にアクセスできる環境整備までサポートします。



デジタル社会を実現するための課題

誠勝が目指すデジタル社会を創るためには何に取り組んでいきますか?

誠勝のミッションは「文化を継承するアメーバを創る。」です。

膨大な情報が溢れる現代では、誠勝だけがデジタル化を進めるには限界があります。いまのままでは情報の電子化による高度なデジタル社会の実現は遠い未来になっていくでしょう。

その問題を解決するためのキーワードが「自走」です。

後世のために情報を残し、ほしい情報にアクセスできる社会を実現するためには「世の中の企業団体が自分たちで電子化できる環境を創っていかなければならない」誠勝はそう考えています。

私たちは今後、自走化を進めていくために以下について注力していきます。

デジタル人材育成

誠勝が今、特に注力していきたいことは「デジタル人材育成」です。

情報の電子化の自走化を実現するためには、電子化のスペシャリストが必須。

誠勝では下記を通して人材育成に励んでいます。

・資格取得補助

デジタルアーキビスト・情報文書情報管理士など、電子化に関わるスペシャリストとしての資格取得にともなう受講料の補助をしています。(2022年10月時点で5名以上の資格取得者がいます)

・書籍購入やセミナー受講費の補助

サービスの向上のための有料コンテンツの視聴、専門的な有料セミナーの受講、専門書の購入なども自費ではなく会社が負担してスペシャリストの育成に励んでまいります。

女性も積極的に採用

2022年10月時点で誠勝の全従業員は56名います。

そのうち女性メンバーは34名(東京本社は12名、奈良支店は24名)もの人々が在籍しています。

本・アート・音楽など様々な文化に関心があるメンバーが多く、日々文化の保存と発展のために電子化業務に当たっています。

2021年2月に開設した奈良支店では全体の85%が女性メンバーです。

誠勝は男女関係なく挑戦したい意欲のある方は積極的に採用し、応援していきます。

情報があふれる現代で、電子化も進んできて情報共有も容易になってきたように思えます。

しかし、電子化といっても単に紙資料をスキャンして画像化しただけでは意味はありません。

大事なことは電子化したデータを利活用できるように情報を適切な状態に企画・整理・加工・保存して、ほしい情報にアクセスできるようにすることです。

これらの仕組化と積み重ねがより高度なデジタル社会を作り、文化の継承と発展に貢献し、世の名を豊かにできると誠勝は考えています。

これからも誠勝は”文化を継承するアメーバ”として情報の電子化と保存に励み、"IT×デジタルアーカイブ"で世の中の人々を豊かにする企業として歩んでまいります。

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