こんにちは。採用担当のゆうきです。
「若い世代のタイパ重視の短期離職」が話題になっていますが、色々思うところがあったので、セルバの採用事情やセルバの若手についてもお話しようかと思います。
目次
「タイパ重視の若者」ってそんなにいる?
タイパが良い=時間がかからない、ではない
勤続1年未満だと採用されにくいのは事実
採用してもすぐに辞めそうと思われる
一定の時間をかけないと得られないものはある
1年未満の短期離職を挽回する方法
第二新卒枠の求人を狙う
筋の通った離職理由を説明できるようにする
長く続けている趣味をアピールする
今回のまとめ
「タイパ重視の若者」ってそんなにいる?
この手の話題でよく思うのですが、そもそも「タイパ重視の若者」という存在ってそんなに多く見かけますでしょうか。
セルバは平均年齢30歳前後で20代の社員も多いので、一般的に「若手が多い」部類の企業に入るかと思いますが、時間がかかることを「タイパが悪いから」と嫌がる人が多い印象はありません。
エンジニアという「スキルを得るまでに時間がかかる職種」が多い企業という背景もあるかもしれませんが。
(セルバの従業員の7割程はエンジニアです)
どうも「最近の若いモンは」と言いたい層に向けたコンテンツという感じがして印象良くないんですよね。PVが増えやすいのはわかりますが。
(私もSEOやコンテンツ制作している側なのでPV取ろうとするのはわからなくはないですし、同じ穴の貉ではあるので偉そうには言えないのですが……)
なので若手が短期離職する理由はタイパ重視ではなく、別のところにあるのではないかと考えています。
タイパが良い=時間がかからない、ではない
そもそも「タイパ(タイムパフォーマンス)が良い」というのは「かけた時間に対して得られたものが大きい」という意味であって「時間がかからない」という意味ではないのですが、どうも誤解されて広まっている印象があります。
多くの時間を使ったとしても、得られたものが大きければ「タイパが良い」になるはずですが、その意味で使っている人はほとんど見かけません。
ただ安ければコスパが良いわけではないのと同じですね。
勤続1年未満だと採用されにくいのは事実
「タイパ重視で短期離職する若者が多い」という説には懐疑的ですが、昔よりも転職が一般的になって短期離職してもリカバリーが効きやすくはなっているので、不満があるなら耐えるよりも辞める選択をする若い人は増えているかなと思います。
ポテンシャルに期待して若手を採用したいという企業側のニーズも一定数ありますし、潰れる前に逃げる手段はあった方がいいので、それが悪いとも思いません。
とはいえ、勤続1年未満で離職すると、転職活動した際に採用されにくいのは事実です。
採用してもすぐに辞めそうと思われる
勤続1年未満で離職した人は、せっかく採用してもすぐに辞めそうな印象をどうしても持たれます。
在籍していた数社のうち1社だけが短期離職というだけなら気にされないことも多いですが、特に新卒で入社した企業を1年未満で離職しているとそうなりやすいです。
離職の原因が企業側にあるケースも少なくありませんが、「すぐに辞めそう」という印象を払拭できないと選考に進むことは難しいです。
一定の時間をかけないと得られないものはある
セルバでは「勤続1年未満で離職しているから」というだけで不採用にすることは基本的にありません。
とはいえ「短期間でスキルやノウハウを得てフリーランスになりたい」という考えで志望する人はお断りしています。
特に実務未経験の場合、ある程度長く勤めてもらわないと育成にかけたコストを回収できないというのが最大の理由ですが、一つのプロジェクトをやりきった経験や納品まで完遂した経験などは一定の時間をかけないと得られません。
実績というと売上などの数字だけを想像されることが多いですが、「やりきった経験」は間違いなく実績になります。
実績がないという点では未経験者と同じですが、勤続1年未満で離職した人は「すぐに辞めそう」という印象があるため、それなら短期離職の経験がある人よりもまったくの未経験者を採用しようと考える企業が多くなるのです。
こちらはグループ会社であるセルバコンサルティングのnoteですが、今回のテーマと通じる部分もあるので、合わせて読んでもらえると嬉しいです。
1年未満の短期離職を挽回する方法
「でも、もう既に1年未満で離職しちゃったし……」という方もおられると思うので、採用担当目線で「こうすれば選考に通りやすくなる」方法も挙げていきます。
第二新卒枠の求人を狙う
新卒1年目で離職した人は基本的に、新卒枠・中途採用枠のどちらにも応募はできますが、事実としてどちらに応募しても不利になります。
しかし第二新卒枠の求人であれば、短期離職はある程度許容されます。
大学生の時点で、自分に合った会社を見分けられる人はそう多くないと思いますし、総合職で合わない仕事に配属されてしまう人もいます。
なので第二新卒枠では、勤続1年未満で離職した人を選考に通すケースは全然あります。
筋の通った離職理由を説明できるようにする
転職活動では当然離職理由を聞かれると思いますが(私も聞きます)、そのときに筋の通った離職理由を説明できるようにすると、「すぐに辞めそう」という印象を払拭することができます。
例えば「この会社では成長できないと思った」「配属先が自分のやりたいことと違った」だと、漠然としていて同じ理由ですぐに辞めそうな印象があります。
しかし「会社の業績が悪化しているのに今までのやり方を変える気がなく、5年後も会社が生き残るのは厳しいと感じた」「営業をしていたが、サービスへの理解を深めていく中で作る側に回りたいと思った」といった理由だと、今度は長く続けてもらえそうだという印象を残すことができます。
長く続けている趣味をアピールする
長年続けている趣味があるなら、それも短期離職を挽回できるアピールとして使えます。
「3歳からピアノを習っていて、今では知り合いの子どもに教えたりします」
「中学生の頃からPCでイラストを描いていて、今でもSNSで定期的に投稿しています」
「筋トレが趣味で、1年続けたら目に見えて体型が変わりました」
このような「成果を出すのに一定の時間が必要な趣味」があると、一つのことを長年続けられる人なんだなと印象を残せます。
ただ、あくまで手段の一つというだけで「趣味を聞かれたらこう答えれば受かる」という話ではないです!「こう答えたのに落ちたぞ!嘘をつくな!」と思ったら別の原因を疑ってください!
面接で趣味を聞く理由については以前にストーリーでも書きましたので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。
今回のまとめ
「タイパ重視で短期離職する若者」の存在には私自身ピンときておらず、悪質な企業も存在する中で若手社員だけに問題があると決めつけるのは違うと感じます。
しかし新卒で就職した会社を短期で離職するとあらゆる面で不利になるのは事実で、仕事でタイパを求めすぎるとろくな実績や基礎力がないまま年齢だけ重ねてしまうことになると感じています。
上記のまとめでも言われていますが、ポケモンでいう努力値のようなものですね。
タイパ重視で短期離職をしている若者が実在するとしたら、逆にタイパが悪くなるような行動をしているなと思います。
セルバではエンジニアをはじめ、営業職、WEBマーケター、WEBディレクターを募集しています。
今回の記事では若手について触れましたが、若手だけでなくベテランの方も積極的に採用していますので、エントリーをお待ちしています!