※本記事はnoteの転載です
本記事の目的
このnoteは、日々のキャリアアドバイザーとしての業務で得た気づきや学びを「①自分自身の振り返り」「②SmartForceを知っていただくために」「③お仕事探しをしている方へ参考のために」として、定期で整理・発信しています。
以前書いた下記の記事の続編です。
前回の記事では、比較的一般的なキャリアアドバイザーとしての提供価値について記載してみました。
中でも
・強みを発見できるような自己内省のサポート
・過去の経験をどう解釈するか(学びとして言語化するか)、における振り返りのサポート
について、実例とセットで記載しています。
今回は、株式会社SmartForceとしてどんな転職支援をしているか、転職エージェントが数多いる中でどんな特徴サポートをしているか、についてです。
結論から言うと、弊社では、
「強みや特性が発揮される」×「AI時代により必要とされる」仕事へ導く、を重視して転職サポートをしています。
結果として、適性もあるため成果も出やすく、ミスマッチを防げるため長く続き、時代性の後押しからも給与も向上しやすい、そんなサポートを実践しています。(できるように日々努力しています、が正しいですが)
“強み(want to)”が発揮される業務や職種
強みを特定することについては、前回記事でも触れていますが、別の重要な観点について書きます。
強みは、「CANやスキルなどの(できること)ではなく、want to(やりたいこと)」という考え方です。
考え方のベースは下記の記事の内容です。細かくは記載しませんが、
記事の中にも、
自分自身のWant toを探索するには、
・得意なこと
・夢中になれること
・繰り返して行っていること
の3つのポイントに注目するとよい。
とありますが、まさに近しい考え方で求職者の方と対峙しています。
その人自身が自然と続けられる行為・動作を強みとして抽出して、その強みが最大限発揮される業務内容及び職種をご提案する、ということです。
ここだけ書くと、誰もが「その方が良いに決まっている」と思われますが、世の中には、仕事のミスマッチに溢れています。
よくあるのは、「好きな行為」ではなく「好きなコト/モノ(名詞)を仕事をしたい」と選択するパターンです。
「服が好きだからアパレルショップの店員になりたい」が代表例ですが、「美容が好きで、、」「スポーツが好きで、、」などなど。
結果として、「服は好きだけど、こんなに積極的に提案する/数字を追うのはちょっと違った」などの理由で短期離職されてしまうケースが多いです。
短期離職はどれくらい影響が出るか
余談ですが、短期離職は、キャリアへのマイナスインパクトが非常に大きく、劇的にその後の転職が難しくなります。
例えば求人募集には就業経験社数というフィルターがあり、28歳の方で3社までの方と比較して、5社以上の方は、エントリー可能な企業が約3割減少します。通過率も劇的に下がるので、感覚的には転職先の選択肢に5倍以上差が出ます。「1社見つかるかどうか、5社以上から一番良い企業を1社選べばいいか」くらいキャリアの選択肢(転職市場での市場価値)に違いがあります。
ちなみに、短期離職についてのAIの回答は以下の通りです。
短期離職とは、入社後3年以内(場合によっては1年未満も含む)に退職することで、明確な定義はないものの、一般的には「3年以内」を目安とします。新卒3人に1人が3年以内に辞めるほど珍しくはないものの、転職市場では「定着性への懸念」からマイナス評価されやすく、「ジョブホッパー」と見なされると不利になることも。
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もちろん、職場の人間関係など予期できない要因もあるため、発生を0にはできないです。一方で、上記のような、すでに備わっている特性、才能に根差した「強み」を仕事で発揮できることで、ミスマッチ発生しづらい状況にすることは可能だと思っています。むしろ、強み(want to)が発揮される仕事の場合は、「苦がなく続けられて成果もでる」ので、結果的に評価、給与も上がり、また仕事へのやる気もでる、という良いサイクルが回ると考えています。
だからこそ、面談時にも、
・苦がなく続けられた/言われなくても手をつけていた業務内容
・仕事以外で学生時代にのめり込んでいたこと/熱中していたこと
などは必ず深ぼっています。
ただ、より本質的な強みほど、本人としては当たり前に、無意識的に、のめり込んでいるケースもあるため、「これが自分のwant toだ」と認識できていない、というのも難しい点です。同時に、キャリアコンサルタントの介在価値がある部分なので、面談の中でヒントになるものを見逃さないように、話す時のテンションや言葉選び、表情などからも感情や価値観を抽出できるよう心がけています。
AI時代により必要とされる、ノンデスクワーク/エッセンシャルワークについて
当たり前ですが、同じ時間仕事するならできる限り年収が上がっていく仕事がいいよね、という話です。
大前提として、上記の強みを活かせるとしても、ニーズがなくなっていく領域では、どうしても給与(待遇)が良くなっていかないです。
その上で、王道中の王道は、今後必要となるノンデスクワーク/エッセンシャルワークと呼称される、「PCだけで関係するような業務ではなく、身体性や情緒性が求められる仕事」だと考えています。
以下の動画が非常に参考になるので、細かい説明は割愛します。(最近話題の内容ですし、検索すれば誰でも入手可能なので)
部分的に抜粋
経済合理性が追求されれば、既存のホワイトカラー(デスクワーカー)の実に7割から8割が消滅する可能性がある。これは、動力革命時に大多数を占めた農民が工場労働者へと大移動した歴史の繰り返しに他ならない。現在の日本企業の組織において、一般的な管理部門、例えば経理、経営企画、IT部門、そして一般的なプログラマーなど、主に二次情報の仲介・加工・分析を行う業務はAIによる代替の対象となる。
一方で、生き残る仕事は「現場で一次情報を得るノンデスクワーカー」と「AIを部下として使いこなすボス」である。例えば、身体性や情緒性を伴う仕事、顧客と直接対面する営業職、医師、パイロットなどがこれに該当する。これらの仕事は、サイバー空間で完結しないリアルな一次情報や人間同士の感情労働が伴うため、AIによる完全な代替は難しい。これまでのホワイトカラーに存在した「歌って踊れて笑かして泣かせられる人」が生き残る素養を持つといえよう。
https://pivotmedia.co.jp/movie/13731?display_type=article&override=true
重要なのは、短絡的に「ノンデスク」だからと言って、勤務先がオフィスかどうかなどの表面的な捉え方ではなく、その仕事の本質やコアになる職能を見極めて、選択することです。
僕らは職業選択のプロとして、どの仕事が身体性や情緒性のあり、AI時代により求められる仕事か理解し、求職者の方へわかりやすく伝えることを徹底しています。
当然、経験者はもちろん、未経験からノンデスクワークへチャレンジできる求人を数多く扱っており、その中で上記の強み(want to)が発揮できる仕事へお繋ぎしています。
事例紹介:”デスクワーカー(管理部門)”から”ノンデスクワーカー(法人営業)”への転職
昨年末に「税理事務所職員→無職」という経歴の方を、「上場企業のWEB広告営業」として転職サポートしたので、参考事例として、インタビュー内容を記載します。
因みに、僕と出会った時では、社内経理として転職活動しており、50社以上落ちてしまっていた段階でした。
※回答は原文ままを載せているので言い回しが特徴的です。笑
K.Aさんに「お祝いランチ」させていただきました!
Q.今回、転職活動を始められたきっかけや、当時抱えていた一番の悩み(転職で一番叶えたかったこと)は何でしたか?
悩んでいたことは無職期間が長く、簿記2級を取り最初は会計事務所を探していたのですが、自分には合わないと感じ自分の方向性や活躍できる場所を迷走していたこと。
Q.他社と比較して、SmartForce(担当アドバイザー)の対応で「ここが違った」「ここが良かった」と感じた点はどこですか?
他のエージェントと異なり、従来のやり方にとらわれず、私のわからなかった潜在的欲求を感じ取り、臨機応変に対応して提示して頂いたこと。
他のエージェントさんともたくさんお話ししましたが、多くの場合、大手人材会社さんが提唱しているような「Will / Can / Must」のフレームワークに当てはめて、「ここが足りないですね」「じゃあこの求人が合いますね」と機械的に処理される感覚がありました。僕自身、自分が本当は何をしたいのか迷走していて、その枠にうまく当てはまらない状態だったんです。
でも、鈴木さんは違いました。 僕がうまく言葉にできないモヤモヤした部分や、潜在的な欲求みたいなものを、会話の中から汲み取ってくれました。「今の話を聞く限り、君のやりたいことはそれじゃないよね」「本当はこういう野心があるんじゃない?」と、僕自身も気づいていなかった本音を言語化してくれたんです。
実は、他のエージェントさんからは「バスガイド」や「旅行会社の添乗員」などを提案されたこともありました。「話すのが得意ならこれでしょう」という表面的な判断だったんだと思います。でも、鈴木さんだけは「いや、そこじゃないんだよな」と、僕の奥底にあるニーズを理解してくれました。その瞬間に、「あ、この人は本当に分かってくれている」と直感し、並行していた他のエージェントをすべて断って鈴木さんにお願いすることに決めました。
また、「僕を一人の人間として大切にしてくれたこと」も大きいです。 大手のエージェントさんだと、どうしても効率重視で「売上を作るための商品」として扱われているように感じてしまう瞬間があります。「とりあえず案件にぶち込んでおけばいい」みたいな(笑)。 でも鈴木さんは、僕一人に対してしっかりと時間を割き、時には「何一社落ちたくらいでへこたれてるんだよ!」と厳しくも愛のある言葉をかけてくれました。紳士的かつ頻繁にフィードバックをくれたり、僕のマインドに合わせて熱量高く接してくれたり…。
「売上のため」ではなく、「僕の人生のために」本気で向き合ってくれているのが伝わってきたからこそ、僕も心を開いて深い話ができましたし、最後まで信じてついていけたのだと思います。
Q.担当アドバイザーとのやり取りの中で、最も印象に残っているエピソードや、かけられて嬉しかった言葉などあれば教えてください。
①「わかった。今の発言や内容、経緯を聞く限り、絶対に会計じゃないね。」
②「法人営業、コンサルなら欲しい条件すべて満たせるよ。」
③「何一社落ちたくらいで、なにへこたれてるんだよ。」
本来商品である転職利用者に発言しない内容を私のマインドや考え方に合わせて敢えて強めにプッシュしてくれたこと。
ある意味で信頼関係が築けていたからこその発言だったと感じ取れました。
(こんな言い方はしてないはずです笑)
Q.転職成功/内定獲得の決め手となった、担当アドバイザーからのサポートや働きかけはありましたか?
または「書類添削」や「面接対策」など、選考支援において、特に役に立った具体的なアドバイスはありましたか?)
①他のエージェントには話せなかった自己開示をさせて頂いたことです。それにより軸も考え方も就職する先や発言内容もすべて変わり、私に合って求めていた方向性を提示してもらえたことで、まず転職の方向性が固まり成功になったと考えてます。
②私一人に親身な対応をしてもらえたからこそ、私自身も一人のエージェントにフォーカスすることで、お互いの擦り合わせや各企業ごとへの対応も変えられたことです。エージェント側からしたら時間単価の面でリスクのある対応でしたが、だからこそその対応を取ってくれたことが個人事業主、税理士事務所、店長としての経験からどれだけ私を重視して仕事を行ってくれているかを感じ取ることができ、よりやる気がみなぎりました。
K.Aさんからは、大変恐縮なことに「人生救ってもらった」とまで言って頂き、キャリアアドバイザー冥利に尽きるインタビューとなりました。
おわりに
引き続き、創業期に飛び込んでみたい人、大歓迎です。
2026年はさらに事業拡大に向けて、より加速して仕掛けていきます。仲間も大募集中ですので、少しでも興味を持ってくれたら、ぜひ気軽に話しましょう!