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四半期もお客様待たせてはダメでしょ!プロジェクト期間の短縮なんてカンタン

こんにちは。コンサルティング部の松室です。今回はタイトルにあるように、「システム導入期間」、特に「この1年半に取り組んできたプロジェクト期間短縮」についてご紹介いたします。

■「早い」に勝るオンボーディング価値なし

「早い」という時間価値について記載させて頂きます。一般的にSaaSビジネスではサービスを導入するに際して、顧客の運用に適した「パッケージソフトの設定」というフェーズが存在します。お客様自体で設定を実施される場合もありますが、初めて導入するシステム故に大半のお客様は弊社にその設定作業をご依頼されます。これが、弊社でいうところの所謂「プロジェクト」になります。

で、このプロジェクト期間ですが、私は「短いほど良い」と考えます。お客様にとっては「システムの導入」は目的ではありません。「システムの導入」により現在直面している「営業課題・業務課題を解決すること」が目的だと考えるからです。

「プロジェクト期間」が長ければ長いほど、「システム導入によって解決するはずであった営業課題の解決が先送りされる」という不自由をお客様に強いることになります。また、プロジェクトには「宿題(検討課題)」が存在するので、期間が長ければお客様も我々も双方の負担が増します。システム導入で「燃え尽き症候群」になってしまっては、本末転倒と言えます。

以上の観点より、私は「プロジェクト期間は、短いほど良い」のであり、「早い」に勝るオンボーディング価値ないと考えております。

■プロジェクト期間ハーフで生産性2倍

 以下は、中小型導入プロジェクトの所要期間の変遷です。2020年2月当時は3.6ヵ月のプロジェクト期間でしたが、2021年9月には2.1ヵ月、2021年12月には2ヵ月を切るまでに期間短縮に成功しました。

「プロジェクト期間が半分になる」と、プロジェクト回転率が2倍に上がります。つまり、この1年半でコンサル部の生産性は2倍に上がり、より多くお客様へより早く弊社のSFAをご利用頂けるようになりました。

具体的に行ったことを一言で言うと、以下のような「断続的な導入サービスのローンチ」です。

一の矢・・・2.5ヵ月の導入サービスプランの考案・投下
二の矢・・・特定業種向けの1.5ヵ月の業種別導入サービスプランの考案・投下
三の矢・・・2.5ヵ月を更に0.5ヵ月短縮した2ヵ月の導入サービスプランの考案・投下

 現在はプロジェクトの平均期間は1.8ヵ月にまで短縮しております。実施した取り組みが工数低減という改善活動レベルであれば、短期間で「プロジェクト期間ハーフ」は達成しえなかったと考えます。ポイントは、今までとは全く異なる「新サービスの開発」にあります。

 今後も更に導入期間短縮に寄与する「断続的な導入サービスのローンチ」を実施し、当面は1.5ヵ月弱の導入期間を目指して行く予定です。

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 以上、今回は「プロジェクト期間ハーフで生産性2倍」についてご紹介いたしました。ご興味あれば、ゆるくフォローして下さい。

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