三菱地所さんが27年の新卒採用において
インターンを実施しないと発表をした。
新卒採用のプロセスの中で
インターンは限られた優秀な学生を早期に囲い込むための手段として
各社人事があの手この手でしのぎを削るこの青田買いシステムに
大手が待ったをかけた形だ。
この件を うちの人事が気になって俺に質問してきたから
格闘おじさん改め、ヘルニアおじさんが書いてみることにするよ。
(たぶん、あと最低3か月は格闘おじさんには戻れない・・💦)
記事ではインターン採用があることによって
学生のうちにしかできない青春の時間を削るのはいかがなものか的な名目が書かれているが実態はどうなんだろうか。
まず、先に言っときたいけど 俺は
結婚するなら先に同棲したい派閥だ。
人生をかけた一大事にお互いを深く知らないで決断はできないからだ。
そういう意味合いで
インターンみたいな仕組みには大いに賛成する立場だ。
だって、
いくらきれいな
WEBやSNSを見たところで、 実際に
・どんなお仕事なのか
・どんな人と働くのか
・現場の雰囲気はどうなのか
・価値観は会うのか
見えてこない。
これらは ある程度、
一緒に時間を共有しないと理解しえないものなんだ。
ただでさえ社会経験のない学生さん、
しかも外身しか見せてもらえない学生さん
まぁ~
見極めはかなり怪しい。
仮に俺ぐらい経験があったって、
キラキラした六本木のキャバ嬢には簡単にやられちゃうんだからさ~
悲しいけどそんなもんだよ。
それが新卒の採用市場となると
社会経験バリバリの人事と
ぴよぴよな君たちが同じ土俵で対峙するんだぜ~
まぁ~勝てっこない戦いだ。
しかも、残念ながら入社して配属されたら
君たちと働くのはそのキラキラした人事じゃないからさ
コツコツした現場なんだよね
だから事前に現場の空気感に触れとくと
君たちにとってミスマッチは確実に起きにくくなる。
企業だって、君たちが入社してきたら
研修やら給与やらででコストが掛かっちゃうんだから
コストがそれほどかかる前に
合わないことをお互い分かり合えたほうが互いにとって
時間の無駄がなくなる。
結婚前の同棲というのはちょっと大げさだろうから
同棲前の旅行みたいなもんかもね~
そんな慣らし運転が、インターンシップの本質なんだろ。
三菱地所さんは
” 学生さんたちが学生のうちにしかできないことをさせたい ” なんて
大義名分もあるだろうけど
実際はインターンという仕組みから4割しか採用に至ってないことを
考えるとコストをかけた割にはやる意味合いが
どこまであるんだろうか?
これの再検証といったところか。
ただ、今回の三菱地所さんのインターンをやめる
この判断に
俺は " もう1つ "違う流れを感じている。
それは「AIによる台頭」だ。
うちの業界でいえば
システムをコーディングするスキルがなくとも
AIがそれに変わってプログラムを生成してくれる。
何もできない奴が
ビジネスがわかるだけで、
お客さんに気配りできるだけで
システムがある程度出来上がっちゃう時代に突入してるんだ。
今までうちの業界の新卒のキャリア形成といえば
・採用して
・教育して
・開発現場に配属して
・時間をかけて経験を積ませて
あーでもねー、こーでもねー ってやりながら
やっとこ一人前に仕上げていくスタイルだ。
でも " AIの台頭 " によって
このプロセスの必要性が明らかに低下している。
うちの業界の プログラミングエンジニアですら
この方向に流れているんだから
一般的なホワイトカラー職は
もっと置き換えられやすい状況なんじゃないのかって思ってしまう。
つまり
大量な未経験を取らなくても
経験ある人たちがAIをちゃんと使えるように
投資したほうが早いんじゃないのか?
こう考えてる社会の流れが大いにあるとすれば
左近の売り手市場だった新卒採用の流れが
変わり始めたとも読めなくはない。
インターンという仕組みはちょっとお試しだ。
いわば、スーパーの試食のウインナーだ
試食という営業努力をしないと買ってもらえない。
そんな時期から
AIの時代ではそんな努力をしなくても
売り場にさえ置いてれば
勝手に売れる時代に変わり始めたのかもしれない。
そう考えると
今から2030年まで、日本市場の新卒採用倍率は見ものだね。
ちなみにわが社は
人材育成を組織のど真ん中に据えてる会社だ。
社会全体的にはAIによる最適化が企業の競争力を作る流れではあるけど
俺はもうちょと欲張りで
AI最適化もしたいし、競争力ある人材も育てたい。
だから、若いAIネイティブ人材をうちが量産しようじゃないか!!
2026年年始一発目note
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