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マーケティング事業責任者が考える 、営業組織がない企業で事業成長させるマーケターの役割とは

マーケティングの事業責任者として2023年8月入社した田口さんに、これまでの経歴やスパイスファクトリーのマーケティングの仕事について聞いてみました。

目次

  1. 田口さんの経歴と入社動機
  2. スパイスファクトリーのマーケターの仕事について

田口さんの経歴と入社動機

- これまでの経歴を教えてください
これまで法人営業や事業開発、品質管理、Webマスターなどを経験してきました。マーケティングに携わるきっかけになったのは、法人営業をしていた時に事業部でサイトを立ち上げることになり、そこからWebマスター職では、コーポレートサイトリニューアルやマーケティング施策の実行、マーケティングオートメーションの導入と組織定着を担当しました。通信販売の責任者も兼務し、販売企画の立案から物流センターの移管、コールセンターの立ち上げなど、運営に関わるすべての業務について知見があります。

通信販売事業の責任者として売上130%の成長継続や、プロボノで参画した長野県下の市公式オンラインショップアドバイザー職では2年間で売上400%成長を達成するなど、成果にもこだわって働いてきました。

- 達成するために工夫したことや秘訣はありますか?
基本的なことではありますが、しっかり売れている商品や売上実績を分析して、商品から販売企画まで決めてキャンペーンを実施。サイトのアクセス数から売上のコンバーションを解析してボトルネックを見つけ、メンバーと共有しそこから何に力をいれていくかを決めるなど、常に分析してPDCAをまわし続けることを意識していました。

- なぜスパイスファクトリーに入社することを決めたのでしょうか?特にどのような点でそう感じたのでしょうか?
今までの経験を活かしてクライアントに価値提供できる会社だと思い応募しました。

自分の中で、自己成長ができることと、新しいことにチャレンジできる環境ということを最優先にして転職活動を進めていました。その点においてスパイスファクトリーでは、今までよりもより高いレベルやスキルをもった社員がいる環境で自己成長ができそうだと感じましたね。

入社までの面接では、現場のメンバーから実務をどのように進めているかを具体的に聞けたり、取締役から今後の事業展開についてどう進めていこうと考えているかなどをお伺いし、スキルの高い組織だということを感じとれました。

- 入社後はどのようなことをしていますか?
マーケティング事業責任者として、自社マーケティングとクライアントへのマーケティング支援の方針策定と管理をしています。事業責任者ではありますが、1プレーヤーとして自分で売上を立てて業務しています。

自社マーケティングでは、認知から集客施策を実行し、インバウンドな案件創出のための業務設計と実行を行っており、クライアントに対しては、他の事業部のメンバーとも連携しマーケティング支援を行っています。

スパイスファクトリーのマーケターの仕事について

- Marketing div.はどんな部署ですか?
自社マーケティンググループとクライアントマーケティンググループの2つにわかれています。機能を分けるために敢えてグループをわけ、今はメンバーがそれぞれを兼務している状態です。

自社マーケティンググループはブログやメルマガといったコンテンツマーケティングが中心です。事前に設定したペルソナ、カスタマージャーニーマップをもとに、クライアントの課題や興味関心を仮説化し、必要な情報が届けられるようなブログ等のコンテンツ制作に力をいれています。情報を発信した後も定期的に検索対象になるようなSEO対策にも取り組んでいます。コーポレートサイト経由の問い合わせでの受注率は30%に近い実績で、一般的には20%と言われている中で高い数値となっており、社内で新規営業はほとんど行っておらず、インバウンドでのお問合せから案件に繋げています。

クライアントマーケティングは、ご要望に合わせてご支援しています。当社では『サイトをリニューアルしたい』、『こういうシステムを作りたい』といったシステムやデザインのご相談をいただくことが多いです。その課題に対して付加価値をつけ、真のゴールを達成するため、マーケティングの知見を持って、よりクライアントの事業を伸ばすための支援をしています。

360°デジタル・インテグレーターとしてクライアントの課題を解決するためには、お問合せ内容の成果物を納品するだけではなく、納品したものやサービスをしっかり事業に貢献できるように支援する力が必要なのがマーケティングの役割だと思っているので、そのような意識で常に入ってコミュニケーションをとっています。

- この会社ならではのマーケターの特長はどんなところでしょうか
より効果的なマーケティング施策を実行するために、社内のエンジニアやデザイナーと協働して、多視点での検証と実行できる総合力があることが特長ですね。

デジタルマーケティングの領域は幅広いので、他社では専門的なことを深堀するようなことが多いですが、スパイスファクトリーではそれを幅広く経験することができると思います。

一緒に働くメンバーも、多彩なバックグランドを持った人の集まりであるからこそ、新しい提案や気づきが生まれる組織だと感じています。

- これからチャレンジしたいことや目指すことを教えてください
自社マーケティングでは、ペルソナとカスタマージャーニーを複数作成し、誰に対してどのような情報を提供することでサイト訪問者を増やすか、直近のトレンドや少し先を見据えた情報をブログ記事としてわかりやすくご提供することを意識しています。

特に、マーケティングオートメーションは営業スタイルを変えていくツールだと考えているので、自社でも最大限活用し効果と実績をもって、クライアントに合わせた提案やご支援をしていきたいと考えています。

すべての施策は、定量評価と定性評価をもって振り返り、よりよい施策になるよう日々繰り返して活動しているので、このような自社マーケティングで培った様々なノウハウやメンバーの実務経験を活かし、クライアントへの提供価値に変えられるよう、様々な分野でチャレンジしていきたいですね。

- 求職者の方にメッセージをお願いします
様々なクライアントの課題に向き合うことができるので 幅広い知識と経験を、短期間で得たいという人にはチャレンジしがいのある会社ですよ。
新しいことにチャレンジできる自己成長意欲が高い方は、担当業務を自ら広げられることができ、活躍できる環境があると思います。

多種多様なクライアントの課題に対して、エンジニアやデザイナーと協働しながらマーケターとして領域を広げたいと思っている方は、ぜひ一緒に働きましょう!

スパイスファクトリー株式会社
私たちのMissionは「革新の触媒」であり、Purposeは「1ピクセルずつ、世界をより良いものにする。」ことです。デジタルの力で社会課題解決を追求し、新たなビジネスやイノベーション創出に貢献します。
世界がより良い方向に向かう"触媒"であることをMissionとし、他の先進国に比べてデジタル化が遅れていると叫ばれる日本において、より社会貢献性・公共性の高い領域でのDXを促進します。エンジニアが4名で立ち上げ、2016年の創業以来、売上高や事業規模は継続して成長を続けています。

スパイスファクトリー株式会社|360°デジタル・インテグレーターWebシステム受託開発のスパイスファクトリー株式会社。触って動かせるプロトタイプを高速でお作りします。開発からサービスの運spice-factory.co.jp

Writer: [Corporate Div. ] RISA MURAKAMI

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