前編では、小島さんのキャリアの背景と、AI戦略室への転機を紹介しました。
後編では、実際の業務のリアル、その中で得た学び、そして読者へのメッセージを伺います。
4.成長と学び
「0→1で形にする。AIがあっても“人が動くこと”が仕事になる」
Q.今取り組んでいるAI業務について教えてください。
A.クライアントの業務改善をAIでサポートする仕事をしています。たとえば、複数のPDFを参照して書類を作らなければいけない作業を自動化したり、「ボタン一つで業務が完了する仕組み」を作ったり。デモを作って見てもらい、フィードバックをもらい、また改善していく。まさに0→1の連続です。
AIがどれだけ進んでも、“どう使ってもらうか”までは人が動かさないと形にならない。その難しさと面白さを感じていますし、感謝してもらえる瞬間はやっぱり嬉しいですね。
5.未来・メッセージ
「迷っている人こそ、一歩踏み出せる場所」
Q. 最後に、記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
A.正直、スピード感や業務量には驚くかもしれません。でも、やりたいことが見つかっていない人にこそ向いている環境だと思います。僕自身、迷いがあったからこそ、ここで新しい挑戦に出会えました。
最初は戸惑っても大丈夫。少しずつ積み重ねれば、ちゃんと前に進んでいる実感が得られます。もし今のままの自分に不安があるなら、一歩踏み出してみてほしい。きっと景色が変わると思います。
AIの技術が進んでも、最後に形にするのは“人”の手と気持ちだと小島さんの言葉から感じました。
迷いながらでも一歩を踏み出せる環境が、日々の挑戦を前向きなものに変えていくのかもしれません。
「今のままでいいのかな」と思う瞬間がある人ほど、ここでは新しい景色に出会えるはずです。
小島さんの歩みが、その一歩の後押しになりますように。