就活時は「やりたいことが分からない」と感じながらも、丁寧に人と向き合い、自分にとっての“納得できる選択”を探し続けていた内野さん。入社後は、コミュニケーションへの苦手意識と向き合いながら、挑戦を通じて自分の強みを知り、仕事の幅を広げてきました。
今回は、マーケティング事業部で2年目を迎えた内野 咲南さんに、スタイルエッジを選んだ理由や、仕事の中で見えてきた「自分らしい働き方」について聞いてみました。
1. 「やりたいことがない」状態から始まった就活
Q.就活当時は、進み方に迷いがあったと伺いました。
A.そうですね。就活の時点では「絶対にこれがしたい」という明確な軸がなくて、いろいろな企業を見ながら自分に合う場所を探していました。「やりたいことがないのは良くないのかな」と思いつつも、模索しながら動いていたような感じです。
そんな中で、友人が紹介してくれたエージェントの方との会話を通して、スタイルエッジを知りました。最初はどのような企業かあまり理解できていなかったのですが、話を聞くうちに「ここなら挑戦できるかもしれない」という感覚が芽生えたんです。
2. 決め手は“面接での対話”。人柄から感じた安心感
Q.入社を決める決め手になったものは何だったのでしょう?
A.面接でお会いしたお二人の人柄が大きかったです。よくある選考のように「何がしたい?」を一方的に聞かれるというより、私自身の人柄や働き方を一緒に考えてくれるような面接でした。
「ここで働いたら、自分の強みややりたいことが見えてくるかもしれない」
そんな前向きな感覚があって、この会社を選びました。
3. 配属後に見つけた“意外と向いているかもしれない”という感覚
Q.実際にマーケティング事業部に配属されて、どう感じましたか?
A.最初はわからないことばかりで、不安の方が大きかったです。でも、チームの皆さんが丁寧に仕事を教えてくれて、やっていくうちに「意外と自分に向いているかもしれない」と感じるようになりました。
ウェブサイトやLP、YouTubeなどの制作ディレクションを担当していますが、制作側やクライアントと細かくコミュニケーションを取りながら進行管理していく仕事は、俯瞰して物事を見る自分の特性と相性が良かったんだと思います。
4. 日々の小さなコミュニケーションが働きやすさをつくる
Q.チームの雰囲気で印象に残っていることはありますか?
A.思った以上にコミュニケーションが多いことに驚きました。ミーティングだけではなく、「これどう思う?」みたいな小さな相談や雑談が自然に生まれる環境で、困った時にすぐ頼れる距離感があります。
最初はコミュニケーションに苦手意識があったのですが、周りの方が声をかけてくれることで、少しずつ自分からも話しかけられるようになりました。
「やりたいことがなくても、一歩踏み出すことで見えてくる景色がある」
そんな気づきが、内野さんのキャリアの起点になっていました。
後編では、実際の業務での苦労や学び、後輩育成で得た気づき、そしてこれから挑戦したいことについてさらに深く聞いていきます。