2022年に一度インタビューに登場した久保さん。
当時とは立場や関わり方が変わった今、どんな景色が見えているのか。リーダーを経て気づいた、スマテンの未来を足元から盤石にする「私の役割」について話を伺いました。
「役職」という枠を超えて。現場の点と線をつなぐ、新しい貢献のカタチ
ー 2022年のインタビューから、どんな変化がありましたか?
2022年当時は、マネージャーとしてチームや成果に対する責任を強く意識して働いていました。その後、体調を崩したことをきっかけに、自分の働き方や向き不向きについて、改めて向き合う時間を持つようになりました。
ただ、「責任がなくなった」という感覚はまったくありません。役職はあくまで一つのポジションであって、それ以外にもできること、担える責任はある。今はそう捉えています。
以前は無意識に「前に立たなきゃ」「引っ張らなきゃ」と思っていましたが、伴走する形でも十分に貢献できていたはずだと、今なら思えます。もし当時の自分に声をかけるなら、「先頭じゃなくても大丈夫だよ」と伝えたいですね。
自分の状態を知り、長く働くためのスタンス
ー 今の働き方で大切にしているスタンスは?
一番大切にしているのは、「自分の状態を把握すること」です。趣味のランニングを通じて、体の声を聞く時間を意識的に作っています。
以前は、そのサインに気づきながらも仕事を優先して無視してしまっていましたが、それでは続かないということを身をもって学びました。「今日は調子が悪い」「今日は少し余裕がある」、そうした状態を受け入れた上で、周囲に頼る。今はそれができるようになったと思います。
積み重ねた経験を、チーム全体へ
ー 現在の業務では、どんな価値を発揮していると感じていますか?また、 関わり方が変わって、見えるようになったことはありますか?
スマテンに長くいる分、過去に関わったお客様やパートナーさんとの接点が多くあります。「久しぶりですね」と自然に会話が始まる場面も多く、そうした関係性の中で幅広く対応できているのかなと感じています。
営業、運営、点検者様対応など、これまで経験してきた領域が点ではなく線でつながり、「これは現場で困りそうだな」と先回りして気づけるようになりました。
また、一つのチームだけでなく、全体を見て「ここは誰かがカバーしたほうがいい」と思える視野も広がったと感じています。
今のスマテンは、チームの境界が良い意味で柔らかいフェーズ。「ここは自分の仕事じゃない」と線を引くのではなく、必要なところに自然と手を伸ばせる。そんな動き方ができる環境だと思います。
派手じゃなくても、信頼される存在でいたい
ー スタートアップという環境で、これから大切にしたいことはありますか?
ー スマテンがさらに強くなるために必要なことは何だと思いますか?
自分は、表立って先頭に立つタイプではありません。でも、「あの人がいれば大丈夫」と思ってもらえる存在ではありたいと思っています。役職や肩書きよりも、日々の積み重ねや信頼関係のほうが、長く支えになると思います。今はそういう価値の出し方を大切にしています。
会社が大きくなる中で、新しいことを増やすよりも、今できていることの精度を高めることが重要だと感じています。対応の質や判断の基準、引き継ぎや言語化など、足元を整えることが、結果的に一番の近道になるはずです。
最後に、これからスマテンに加わる方へ
スマテンには、いろんな関わり方があります。前に立つ人もいれば、後ろから支える人もいる。どちらも欠かせません。
「こうでなければならない」という型に自分を当てはめすぎず、自分なりの価値の出し方を見つけられる人にとって、スマテンは居心地のいい場所だと思います。