1
/
5

新メンバーのオンボーディングも兼ねて合宿してきました🎉

technersCEOじゃっきーです。今月新たにエンジニアの高梨が入社しましたので、オンボーディングも兼ねて1泊2日で合宿をしてきました。

弊社では初のオフサイト合宿の開催でしたが、結果的には大満足な濃密な時間を過ごせました。オフサイト合宿をやってみたいな〜と検討されている方や、technersでの働き出しがどんな形になるのか気になっている方の一助になるよう、目的からやったことまでを書いてみたいと思います。

なぜオフサイト合宿を実施することになったか

新たに会社に入社した頃には、まず最初にやるべきことは業務のキャッチアップではないと考えています。抱えている課題は山積みなので、1秒でも早く一緒に課題に取り組んでもらいたい....!!!と考えてしまいますが、それ以上に「お互いのことをよく理解する」「会社が目指している方向を理解してもらう」「チームとしてどう進むかを一緒に話し合う」などの、チームづくりが最優先とtechnersでは考えています。

新たに参加したメンバーはDay1から会社文化の学習を始めていきます。それはMission/Visionなど言語化され資料化されているものではなく、日々の小さな関係者とのコミュニケーションや、時間の使い方などから無意識的に学習していきます。この会社文化の学習をインテンシブに実現するために、オフサイト合宿をコンテンツの1つとして用意しました(この辺りの詳細は高梨の入社エントリーで触れられると思いますので割愛!)

それでは実際にオフサイト合宿までにどんなことをしていたのか、時系列で書いてみたいと思います!

オフサイト合宿~準備編~

入社から3週目に合宿を実施しましたが、事前に参加者の3人でどんなテーマを合宿で掘り下げていきたいか各々に考えてきて、すり合わせる会を実施しました。場所はどのあたりが良いかをヒアリング/調査しつつ、過去にコワーキングで利用したことがあるとの場所にサクッと決定しました。

事前準備会はオフサイト合宿の1週間ほど前に実施しました。各々が1時間ほど話してみたいトピックを考えてきて、さらに1時間ほどでそのすり合わせを行いました。

事前準備会を実施してみて学べたことは、「オンボーディングのためのオフサイト合宿」と言っても3者3様の理解で、期待することは大きく異なる場合もあるということでした。やはり事前にすり合わせることは大事した。また誰かに話を主導される前に、自分の意見を自分自身でまとめてくる時間も大事だったと感じています。

すり合わせの中で当日は

・どの順番で

・どんな課題感から

・どんな内容を掘り下げたいか

・それについて事前に準備できるような宿題はないか

を整理して、合宿中のタイムテーブルを決定させていきました。タイムテーブルは最大でも1テーマ3時間にして、随所で休憩も挟みながら、移動も考えて1日6時間程度...と比較的余裕のあるスケジュールに設定しておりましたが、実施してみて大分カツカツになってしまったのは反省点でした。合宿でのディスカッションで取り上げたテーマが抽象度が高く、テーマ間でも前後する内容が多かったことが原因です。あまり詰め込みすぎず、余裕を持った内容で開催することが次回の改善ポイントとなりそうです。

オフサイト合宿~当日の内容編~

さて、準備から1週間後に合宿です。今回お世話になったのは高尾山から徒歩5分のこちらでした。料金も1人1泊4100円(宿泊・コワーキング利用付き)とお手頃で、スタッフの方も大変親切でした(ベッドの枕が低いことだけが減点ポイント...睡眠環境に敏感な方は要注意です)

Mt.TAKAO BASE CAMP | 高尾山のゲストハウス&カフェバー
心身ともに健康で持続可能な暮らしとは、豊かな自然と日常的に寄り添って生きることです。 Mt. TAKAO BASE CAMP は、豊かな自然の恵みに満たされた高尾山の麓から、 アウトドア・アクティビティや地産の新鮮な食材を使った料理を軸に、多彩な山のコンテンツを提案・発信していき、 人々の日常へ山のエッセンスを浸透させていくことで、次世代における持続可能な暮らしの実現を目指していきます。 TAKAO BASE は、山のライフスタイルとカルチャーに魅了された人々が集うためのベースキャンプです。 Mounta
https://takaobc.com/

朝イチに集合し、コーヒーを啜りながら始まった最初のセッションは「会社のMission/Visionや価値観の共有」でした。具体的には

・創業前から現在に至るまで、具体的にどんなことを実施してきたのか。またその背景にあった考えや、価値観とその変化

・そこから現在大切にしていることがどのように生まれてきたのか。Mission/Visionへの橋渡し

と宿題でまとめた会社年表やエピソード記録を読み合わせつつ、個別に質問を投げて掘り下げる時間でした。大切にしている価値観も、どこかの時点でこれだ!とPick-Upされるに至ったきっかけがあると思います。例えばtechnersであれば、倫理観、誠実さ、現場、しっかりお金を稼ぐ、なぜ美容業界?etc...。どの会社・組織でも大事にしている価値観はそりゃそうだよね、というものですがその背景までしっかりと共有できる時間であったと感じます。

昼食を挟んで、次のセッションでは業界について改めて理解を深めようというものでした。美容業界はどうしてもネットで調べたり本を読んでも理解することが難しいです。断片的な情報や、非公開の情報を足で稼いで整理してきたため、こちらを宿題で資料としてまとめ読み合わせながら全員の理解をそろえていきました。

ポイントとしては高梨はエンジニアとして入社していますが、ある種開発に関係のないような業界の話(美容師のキャリア、美容院以外の業界構造etc...)なども丁寧に共有しています。エンジニアは開発だけ、PdMや営業がビジネスサイドを理解すれば良いというスタンスをtechnersでは取っていませんので、エンジニアでも積極的に事業ドメインについて理解を求めています。

美容業界の話を共有しながら、現在店舗SaaSが取り組んでいる課題、そして今後の開発テーマと解像度を高めていけるよう話し合いを進めていきました。

事前準備では上記を3セッション(+1休憩)、各セッション1~2時間に分けていたものの、話の内容が前後したりと想定していたように綺麗には進みませんでした。ただ、行ったり来たりすることで理解が深まることもあると思いましたので、特にテーマに固執せず自由に質問を投げ込みながら脱線しすぎては戻ってと進めていました。

また、2日目も夕方まで話し合いを予定していましたが、お昼以降のテーマをバッファとして決めていなかったのは良かったと感じております。みっちりスケジュールが決まっていると、この時間内に話し切らないといけない...と掘り下げがいはあるけど今その時間を使うべきではないトピックが捨てられてしまいます。長めにバッファの時間を用意していたことで、そんなテーマにぶつかった時には「これはバッファで〜」と後回しにしつつしっかり後ほど掘り下げられたのは良い体験でした。

そんなこんなで1日目が終了しました。夜は宿舎の名物ハンバーガーを食べながら、爆弾ゲームでワイワイと息抜きも思い出に残る日でした。

疲れた頭に爆弾ゲーム💣

22時に就寝と早めの休息でしたが、寝具が微妙だったのでみんなぐっすり寝付けず...ここは合宿所の設備確認を事前に行った方が良いと大きな反省です😢

2日目は早朝から前日に続いてディスカッションです。1日目は会社のこと、事業のこととテーマが大きく設定されていましたが、2日目の1発目セッションはお互いの理解についてでした。

事前準備会でやってみたいと取り上げられていた、GMOペバポさんのドラッガー風エクササイズをみんなで実施(参考:https://tech.pepabo.com/2017/07/07/the-drucker-exercise/)。お互いの価値観を掘り下げながら、今後チームに巻き込んでいく人にはどんな価値観を期待していきたいかと採用・チームづくりの話に進んでいきました。

2日目も施設のコワーキングで話し合い!と思いきや、確認不足で当日は12時までの利用しかできませんでした。お昼も兼ねて場所を移して最後のディスカッションです(見直してみると若干の疲れが見えますね😫)。

少し長くなりましたが、このような時系列でオフサイト合宿を実施してみました。

オンボーディングを兼ねた合宿は良かったのか?

わざわざお金をかけて、移動までして合宿としてオンボーディングを実施する必要はあったのか?という点ですが、今のところは全員「必要!」との意見となりました。特に①入社直後にお互いの人となりを知れる②目先の話ではなく、大きな方向性からしっかり話こめる、の2点はオフィスを離れて通常業務外で実施した大きな利点でした。

これからも新しくメンバーが増えるにつれて毎回合宿合宿となりそうです。コンテンツは毎度アップデートしながらも、1人ではなくチームで前に進むためにもエネルギーと時間(とお金)を使っていきたいと思います。

technersでは一緒に働く仲間を募集しています
8 いいね!
8 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
technersからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?