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《エンジニアインタビュー》自由な環境だからこそ感じる厳しさ、楽しさ、そして支えてくれる仲間。

こんにちは。トビラシステムズ企画PRディレクターのるみです。

トビラシステムズを構成するメンバーは現在58名、その中の約半分以上を占めるのが開発エンジニアです。

今日はそんなエンジニアの一人、高坂さんにお話を聞きました。トビラシステムズに入る前は技術経験はなかったという高坂さん。学生時代のこと、入社してから現在に至るまでで悩んだこと、うれしかったこと、気づいたことなどを教えてもらいましょう!

震災ボランティア団体で活動した学生時代

-- 高坂さん、今日はよろしくお願いします!

こちらこそ!よろしくお願いします。

-- まずはトビラシステムズに入る少し前のお話を。学生時代はどんなことをしていましたか?

大学ではボランティア団体に入って、東日本大震災の支援活動のためによく岩手県に行っていました。学生時代だけで岩手県には20回くらいは行ってるんじゃないかなと思います。

-- おお、熱心にやってたんですね。

そうですね。今考えると何がモチベーションになっていたのかわからないのですが、やっていたときは楽しかったです。社会人のように力があるわけでもなく、学生で無力だからこそ何でもできたのかもしれません。「電球変えて」って言われたら変えるし、地域の集会所に行って小さなイベントをやったり。震災にあった方のお話を聞いて、書き起こして記録に残したりもしていました。

都市部での災害だったら経済的な影響を懸念して復興も早く行われると思いますが、岩手のように地方だとそういうわけにもいかなくて。でも、社会から爪はじきにされてしまうような人がきちんと社会と関わったり、声にならない声をひろって「きちんと目を向けられているんだよ」と伝えられる世の中にしたいという思いが僕の中にあったのかもしれません。

-- 高坂さんがトビラに入る前、会社を決めるときに重視していたことはありましたか?

IT領域でいろいろなことに挑戦させてくれるところがいいな、と考えていました。大学で技術的なことをやったことは全くなかったのですが...

-- そもそもどうしてIT領域でやりたいと思ったのですか?

結局、人が動いたり、人を幸せにするために大切なのって「仕組み」なのかなと僕は思っているんです。僕自身は何か新しいことをゼロから生み出す力を持っているわけではないですが、ITだったら、ある程度のスキルがあれば人のもとに届けられるものを作れそうだなと考えました。面白そうだし、それがお金になるならいいなと思って。「自分がつくったものが誰かのためになった」という感覚が欲しいなという気持ちはありましたね。

-- 人のために何かをするのが好きなのですね。

そうかもしれません。震災のボランティア活動もしていたし、以前やっていた販売のアルバイトでもお客様が自分たちの商品を使って喜んでくれることがうれしかったんですよね。誰かのためになる仕事をして、それがお金に繋がるのが一番いいんじゃないかな。そうでなければ続かないと思っています。

チャレンジの機会と、それを支えてくれるメンバー

-- 高坂さんは、トビラシステムズで現在どんな仕事をしていますか?

これまでは主に自社製品の迷惑電話ブロックのAndroidアプリの実装をしていました。いまは新規リリースするアプリの開発に携わっています。

-- 一緒に働くメンバーや先輩とは仕事の中でどのように関わっていますか?

僕がこれまで関わってきたみなさんは本当に素晴らしいメンバーとしか言えないですね。わからないことは聞けばきちんと教えてくれるし、マネジメント態勢がすごくいいと思います。

-- お、どういった瞬間にマネジメント態勢の良さを感じますか?

たとえばAndroidチームだと僕とか永井くんとか、技術的キャリアが長いとは言えないメンバーが2人もいるのに、チームはまったく焦ることも急かすこともなく目の前のことにしっかりと向き合わせてくれて、必要があれば助け舟を出してくれる。「ああ、なんかこんなに気持ちよく仕事をしていいのかなあ」と思ってしまうくらいで。

-- キャリアが浅いとか長いとか関係なく、安心してどんどんチャレンジさせてくれる環境なんですね。

そうです。だからこそ、僕がこの数ヶ月で少し後悔していることが、もっともっと色々なことに手を挙げるべきだったなという点です。やっぱり失敗が怖かった気持ちがありました。でも、会社のタイミング的にせっかくこんなにいろいろなことができる環境だし、学ぶことはもちろんあるけれど、それよりも結果を出す機会が多い気がします。先輩たちにいろいろな仕事を振ってもらって、いろいろなことにトライできるのはすごくいいですね。

-- 他に大変だったことはありましたか?

僕にとってこの数ヶ月間は、自分自身との闘いだったなと感じます。家庭では4ヶ月前に子供が生まれたばかりだったし、このままここで働かせてもらって大丈夫だろうか?と悩んだ時期もありました。

-- なぜその気持ちになってしまったのですか?

いや、僕は自分が会社に全然貢献できていない気がしていたんですよね。でもそれは結局、僕自身がまだそこまで求められるポジションではないにも関わらず「はやく結果を出さなければ」と焦りすぎていただけだったのですが。自分で自分を追い込んでしまった時期がありましたね。

-- そうだったのですね。どうやってその時期を乗り越えたのですか?

トビラの先輩たちの存在が大きかったと思います。仕事外で先輩と飲みに行ったときに悩みを話したら、「全然大丈夫だから、このままもっともっとやってくれたらいいよ。みんなもそう思っているから。」と言ってくれて。僕が知らなかっただけで、期待して見守ってくれるメンバーがいたんだ、と思えただけでとても救いになりました。

-- メンバーの支えは心強いですよね。働いていてうれしかったこととか、ポジティブな気持ちになったときはどんなときですか?

以前は難しかったことが徐々にできるようになったときです。たとえば「こういうことをしたい」と思ったときに、「こうやって作ればいいんだろうな」とパッと浮かぶようになってきました。以前は全然わからなかったのですが、最近になって何をどうやればいいのかが自分でもわかるようになってきました。

まだまだできないこともたくさんありますが、先輩たちから「ああ、こうやればよかったんだ」と学ぶことがすごく多くて。先輩の背中を見て学ぶ部分は多いですね、大きな存在です。

-- 一緒に仕事をしながら学んだりレベルアップできるのはいいことですよね。

はい。今やっている新規事業はメンバー数が少ないし、意思決定をする人との距離も近いので、ある意味いろいろな場面を練習させてもらえるいい機会だと思っています。ただ製品をつくるだけじゃなくて、マーケティングとか、ユーザーの立場になってどうやっていくのがいいかとか考えたり。まだまだヒーヒー言ってますけどね。

-- これからできるようになりたいことや目標はありますか?

アプリとサーバーとの連携をやってみたいです。一つのサービスをつくる際の全工程を網羅してみたい。技術的な部分ももっと伸ばしていきたいです。開発側からユーザーに繋がるサービスをつくるために必要な部分を経験して、いまはまだ空いている穴をどんどん埋めていきたいです。

自由ゆえの「厳しさ」と「楽しさ」があるトビラシステムズ

-- 最後に、トビラシステムズってどんな会社だと思いますか?

自由な会社だと思います。ただし自由といっても、自由ってそれなりに厳しい部分もあるじゃないですか。でもトビラシステムズでは、メンバーそれぞれが「自由であることの責任」をきちんと果たしていると思います。

-- 自由にするためには責任が伴うし、全部自分で考えてやっていかなければならないから、「自由=ラク」ってわけではないですもんね。

そう。あと、僕って実は公務員気質だと思っていて、ルールが決まったことをやる方が楽だと感じるタイプなんです。いい意味でも悪い意味でも。

その点では、トビラシステムズの環境は僕にとっていい修行の場になっていると思います。決して追い詰められているとかそういう意味ではなく、「自由という環境のもと、みんなでしっかり考えていいものを作っていこうよ」という良い空気感があると、僕は思いますね。

-- うん、すごくいい言葉だと思います。高坂さん、ありがとうございました!

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