ブランド コンサルタント兼クリエイティブディレクター 水野 可奈子と「次世代を担うリーダー・若手たち」のトークルーム
ブランディングやデザイン制作に関わる様々なテーマを取り上げ、ゲストとともにトークを展開。リスナーの皆さまの視点でテーマと向き合えるよう、これからのアンティーグループを担うリーダーや若手をゲストとして招待し、クロストーク形式で進めていきます。これまでの経験や実績に裏付けされた、知識、ノウハウも交えながら分かりやすくお届けします。
デザイナーに必要な「言葉にする力」「客観的に見る力」はどうやって培う?・#10 ブランディング思考は、習慣化できる!Vol.4
デザインチームとのコラボレーション企画 第2弾!!
前回に引き続き、名古屋支社から事業部長の轟さん、アートディレクターの坂本 正隆さんをお迎えしてお送りしています。
後編にあたる今回は、アートディレクターの坂本さんに、ブランディング案件に携わるデザイナーに必要なことを詳しくお聞きしています。
坂本さんがキャリアを積み重ねていく中で、デザインをつくるとはどういうことなのか、哲学的に紐解き編み出した考え方やメソッドについてわかりやすくお話しいただいています。
ぜひお気軽にアクセスしてみてください!
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【un-T Podcast】アンティー・デザイン「CDの部屋」:Apple Podcast内の#10 ブランディング思考は、習慣化できる!(Vol.4)~ デザイナーに必要な「言葉にする力」「客観的に見る力」はどうやって培う?~
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#10のサマリ
テーマとポイントをリストにしています。どんな内容で盛り上がったのか、ちょっとだけ覗いていただき、詳細は、ぜひ、Apple Podcast / Spotify / YouTube にてお聴きください。YouTubeのコメント欄にはショートカットリンクも掲載しています。テーマを選んで聴いていただくことも可能です。ぜひ、ご利用ください。
0:00~ オープニング
前回の振り返り
前回は、坂本くんがデザイナーになるまでの歴史をお聞きしました デザイン業界ではないところからスタートして、デザインと出会い開眼し、そこからどのように自己努力を重ね、アンティー・ファクトリーまでたどり着いたかという話を聞いて、とても胸が熱くなりました もちろんキャリアも大事ですが、坂本くんを通して、改めて、「努力」「熱意」が大切ということを感じた回でありました
本日の内容
引き続き、坂本くんを中心に、制作者の視点でより具体的にブランディング思考の話をお届けしていきたいと思っています
4:16~ ブランディングは、言語化からスタートすべき でもとても難しいこと
坂本くんは、どんな感じで行っていますか?
日常の中で感じたことを掘り下げる、これを繰り返すことで「言葉にする力」を鍛えてきた
- 街を歩いている中で感じたことに対して「どうして?」「何が?」「どのように?」を掘り下げる
- 日常の中でできることなので、毎日のように繰り返し行うことで「言葉にする力」を鍛えてきた
6:22~ ここで水野の一言!
坂本くんが行っていることは本当にとても大切なこと
- 心動かされたことの理由や法則を探すことは、本当にとても大切なこと
- ちゃんとデザインに取り組んでいる人たちにとっては、今も昔も変わりなく、普遍的に大切なこと
6:59~ 実際の仕事では、何をどんな風に活かしていますか?
結果から逆算して理由を紐解くことができるようになった
- 街で出会うものは、デザインをつくったアウトプットの結果
- 心動かされたことの理由や法則を探すことを繰り返していると、自分の中に知識体系が築かれ、どうしてこういうアウトプットになったのか、結果から逆算して理由を紐解くことができるようになる
10:31~ ここで水野の一言!
鍛錬の中で言語化し蓄積されていったことが、デザインプレゼンのときに役に立つ
- クライアントは、消費者目線の方が多い どうしてそのデザインがいいのかしっかり説明できる必要がある
- 普段の生活の中で目に入ったものの美しさだったり、かっこよさだったり、そのインパクトの理由を紐解いていく、この鍛錬の中で言語化し蓄積されていったことが、デザインプレゼンのときに役に立つ
12:38~「言葉にする力」について、他に言っておきたいことはありますか?
- 「ビジュアル」と「言葉」はセット シンクロしてはじめて伝達がなされる
- 言葉に対する理解について、デザイナーも考え、日々勉強しておく必要がある
14:55~ 大切にしていることとしてもう1つ「スタンス」があると聞いていますが、詳しくお話しいただけますか?
「世の中のものが全て自分に向けられているわけではない」というスタンス、「客観的に見る力」が大切
- 普段、無意識に目にしている数百のデザインに対して、なるべく好き・嫌いで考えないようにしている
- 「世の中のものが全て自分に向けられているわけではない」というスタンス
- 「客観的に見る力」が大切
自身がターゲットではない案件においては、身近なところからターゲットを見つけ出し深掘り
- 今携わっている中にゲーム案件があるが、自身は全くゲームをしない ターゲットの外にいる
- 社内でゲームをする人を見つけ出し、ターゲットを深掘りするようにしている
17:55~ ここで水野の一言!
- 横のバリエーション「方向性、ターゲット、商材などの違いへの対応力」はもちろん大事
- でも、最も大切なのは、チームワークでもって、縦「造形としての完成度の高さ」のレベルを上げていくこと
22:30~ 坂本さんにお聞きしたいことがあります(轟さん)
蓄積された知識を活かす一方で、個人のセンスや感性による部分もあるかと思う
このあたりいかがでしょう?(轟さん)
- デザイン制作はコミュニケーション 対象に合った正しいコミュニケーションを追求するために客観的な視点が重要 そして、あらゆるところから情報を集め調整していくというお話だったと思う
- 一方で、「美しいもの」「人の心を打つもの」は、個人のセンスや感性による部分もあるかと思う このあたりいかがでしょう?
センスや感性も蓄積された知識でカバーできる部分があると思う(坂本さん)
- 水野 学さんが書いた「センスは知識からはじまる」という本がある
- この中で、センスと言われているものについて、知識の蓄積だったり、体系を築くことで、その後の対象物の構造がどうなっているのかなどわかってくることが沢山あるんだよと書かれている
「アーティスティックに自身を突き詰めていく人」「センスや感性を理解した上でコラボレーション相手を見極め動かす人」このどちらも必要(水野)
- アーティスト、もしくはアーティスティックに自分の持ち味を突き詰めていく役の人も必要
- いろいろなセンスや感性を理解した上で、コラボレーションする相手を見極め、動かす役の人も必要
- 例えば、ルイ・ヴィトン いろいろな相手とコラボレーションしても、ルイ・ヴィトンはルイ・ヴィトン
26:57~ 本日の振り返り
轟さん
- 坂本さんが、いかにして、日々、深く思考を重ねてきたのか知ることができ、楽しかった
- 普段こなしていることに対して、大変だな、もっと楽したいなと思うことはないですか?
坂本さん
- もう習慣になってしまっているので苦ではない
- 何かを成し遂げたいとき、ゴールを遠くに設定するのではなく、身近(毎日できそうなこと)にして、少しずつ叶えていくといい 自己受容(ありのままの自分を受け入れる)にもつながる
31:54~ 総括・クロージング(水野)
弱みを強みに変えて活躍する坂本くんのバックグラウンドとその努力に感銘を受けました
このような人材を大切にしていける会社でありたいです
坂本くんのバックグラウンドとその努力には本当に驚きました
あれだけ、ある種、デザイナーの仕事を哲学的に紐解き、理解しようとしている坂本くんの様子を聞きながら思っていたのは、本人にとってちょっとコンプレックスだったかもしれないこと(デザインの学校を出ていない、デザイン業界でないとことから社会人をスタート)が、逆に強みになっていると感じました
デザインをつくるとはどういうことなのか、ロジカル、且つ客観的に紐解こうとして、努力している行動は、自分の足りないことをカバーしようとすることから出てきたのだと思います
そして、坂本くんのような人材を大切にしていける会社でありたいと、心から思いました
聞き役に徹していただいた轟くんもありがとうございます!
坂本さんの実績

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