こんにちは!ウーオ豊洲バイヤーです🥸
今日はマイワシを紹介したいと思います!
イワシっていつでも食べられる大衆魚代表じゃん、と思っているそこのあなた!
イワシは「安くてうまくて体にいい」の三拍子が揃った今オススメのお魚なんです!
🐟 いつでもあるけど今食べてほしい!
イワシは年間を通して流通している魚ですが、今は特に銚子産の脂のノリが抜群!
この時期の銚子のイワシはマジで美味しいです😋!!
今週だと、豊洲セリ場価格で中サイズが1200円〜1500円/kgくらいで入ってきています。
小さいサイズだと500〜600円/kgのものもあり、コスパも抜群ですよ!
ちなみに豊洲では、身と皮の間の脂の層を確認して買付けできるよう、V字の切り込みを入れられたものが並べられています🐟
秋口には北海道産が脂が乗ってきて美味しい時期に入るので、まだまだ要チェックです👀
🔪 いろんなメニューに使えて飽きが来ない!
イワシは調理法も多彩ですよね!
最近同僚とイワシのお寿司を握りましたが、脂ののり具合が酢飯とベストマッチでした👌
イワシは身が柔らかく、手で楽に開けるのもありがたいポイント🙏
塩焼き、蒲焼き、フライはもちろん、鮮度が良ければ刺身やお寿司もイケます!
小骨の口当たりが気になる場合は、隠し包丁を入れて提供するのがおすすめです。
ちなみに自分が推したいのはつみれですね!
つみれは鍋のイメージが強いですが、汁物に入れても出汁がしっかり出て美味しいですよ✨
内臓も一緒に叩くことで旨みが出るので、ぜひ試してみてください🤲
あとは低温でじっくり揚げた骨せんべいもおすすめです!
カルシウムがたっぷり摂れますし、暑い夏のおつまみにもピッタリです🍺
🦵 足がはやい魚の代表、取扱いにはご注意を
イワシはとにかく鮮度落ちが早いことで知られています。
魚へんに弱いと書いて鰯(イワシ)ですからね〜💦
皮目が黄色くなってきたら鮮度が落ちはじめている証拠。
可能であれば食べる直前に捌くのがおすすめ!特に皮を引くのは直前が良いですよ🔪
また購入する時には、触って硬さのあるものや、魚体にハリツヤがあってうろこが落ちていないものを選んでくださいね🤲
今回紹介したのは「マイワシ」ですが、ウルメイワシやカタクチイワシといった別のイワシもよく聞きますよね👂
「大羽イワシ」は、大型のマイワシのことを指します。
ウルメイワシはマイワシ以上に鮮度落ちが早いため、産地で消費されることがほとんどで、丸干しなど加工したものがおもに流通しているのもそのためです。
ウルメイワシは魚体に斑点がなく、目が大きくて名前の通りうるうるで可愛いですよね🐟
🍵 おわりに:バイヤーのひとりごと
イワシをはじめ、アジやサバといった日本近海の青魚が美味しいのは、海流などもそうですが、山の栄養素が川を通って海に流れ込み、豊かな海を育んでいるからだと聞いたことがあります👀
そして日本で魚の生食文化が発達したのは、古くから美味しさを保つための調理や保存の技術が磨かれてきたことも背景にあるそう。
先人の方々が魚を美味しく食べられるよう工夫をしてきた結果、世界に誇れる食文化が生まれたと思うと、なんだか感慨深いですね〜。