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【新卒・若手】冷静と情熱の時空の狭間で【エンジニア向け】

株式会社ユーザベースのチーフテクノロジスト(=CTØ)竹内です。34歳のまだまだペーペーです。会社では「SPEEDA」とか「NewsPicks」とか作ってます。最近田舎に引っ越しました。

学生時代から社長やってて新卒だった時期がないため新卒・若手って何?という感じで、あまり偉そうなことは書けないのですが、桜の咲く時期なので新卒・若手エンジニア向けに思っていることを書いてみたいと思います。僕の頭の中でも桜が満開です。

伝えたいことは3つです。

1. 好奇心は伸びることの全ての源泉だということを自覚する
2. 基礎や歴史をしっかり身につける
3. 勉強をしっかりできるのは20代の間だけだと考える

1. 好奇心は伸びることの全ての源泉だということを自覚する

これを自分は作りたい!作るために勉強したい!という思いは強ければ強いほど、人は学び、そして伸びます。

仕事に対して好奇心を持てるならそれはとても幸せなことです。技術に対してもビジネスに対しても自分のやりたいことを見つけられたなら、そこから心配しなくてもいくらでも伸びていけると色々な人を見ていて思えます。

僕よりも上の年代の人でも、この人すごいなと思う人は誰もが何に対しても好奇心が半端ないです。

仕事に対して好奇心を持てないのなら、オープンソース活動に身を投じてみるのも良いと思います。ただ、仕事に対して興味を持てない状態でそればかりやるのは、ただの逃げだと僕は思ってます。

また、会社に対して好奇心を持てないなら早々に会社に見切りをつけ、さっさと興味のある会社に転職するのもアリだと思います。3年縛りとかありますがそんなの気にしている暇はありません。20代の時間はあっという間に過ぎていきます。

何も好奇心を持てないのに、ただただ作業をこなしているだけというので20代を過ごすのは、本当に無駄なのでやめてください。

2. 基礎や歴史をしっかり身につける

技術において基礎と歴史はとても重要です。いきなり革新的な技術が出てくることはなく、何かしらの技術をベースにして新しい技術というものは出てきます。

歴史を知るために基礎を大事にし、古典と呼ばれるような技術にもしっかり目を向けてみてください。そこから新しい技術が生まれるかもしれません。

勉強会とか出たり、はてブとか見ていると、キラキラした技術がたくさん出てきますが、その基礎そして本質となっている技術は何なのか常に考えてください。

キラキラしたものはだいたい数年で消えます。最近だと一年もたないものも多いです。

しかしその基礎や本質となっているものは次の世代にも受け継がれていきます。そういうものを勉強してください。

また、技術だけでなく英語や統計学など他の分野にも手を出すと良いと思います。僕は最近、なんで20代の時にこれらをまじめに勉強してなかったんだと後悔しています。

細かい話はこちらのブログポストも見てもらえるとありがたいです。

3. 勉強をしっかりできるのは20代の間だけだと考える

30代になるとそれなりのポジションにつくことになり、インプットよりもアウトプットのほうを求められるようになります。当然30代になっても勉強はするべきですが、インプットを主にしていても良いというのは特に新卒の特権です。

勉強の内容も技術に特化しても良いかも知れませんが、ビジネスやマネジメントの話も少しは本を読んでおくと後々役に立つことがあるかもしれません。僕も起業したときにビジネスから法律まで色んな本をかいつまんだので、そのときの知識が今になってたまに活用されています。

あと30半ばになると体力がガクッと落ち、それまでは仕事のあと徹夜してでも勉強や実験ができたのが、本当にできなくなります。今、僕はとても悲しいです。

年を重ねれば、その分時間のマネジメントは上手くなるかもしれませんが、20代の体力には何物にも代えがたいものです。

遊ぶのも楽しいと思いますが、勉強もしてください。技術を学ぶことが楽しい、これは遊びだと思ってもらえるとうれしいです。

最後に

書いてから思いましたが、別にこれエンジニア関係なく適用できる話ですね。

悔いのない新卒期間、そして20代を過ごしてください!エル・プサイ・コングルゥ!

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