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全力で追求

Wantedly, Inc.に入る前

自分がなぜ、プログラマになり、Wantedlyで働くようになったのかを伝えるためには、ちょっと長くて影のあるストーリーを語る必要があります。社員インタビューにこんなことを書くべきなのか迷ったけど、社員のみんなのことをもっと知りたいと、自分達が始めた企画なので、自分がさらけ出すべきだと思い、書くことにしました!

小学生の頃、坊主頭の僕は、汗だくになって一日中白球を追いかけていました。 将来の夢は?と聞かれて、メジャーリーガー!と無邪気に答えるような少年。その頃の記憶は、本当に野球の事しか残っていないです。 自分の身体の異変に気付いたのは、高学年になった時。ヒットを打って、全力で一塁ベースを蹴り、2塁に向かう途中で、手足が突っ張って思い通りに動かなくなりました。その症状が現れるのは数秒で、すぐに落ち着き、ちゃんと動くようになります。変だと思いましたが、自分の体力がないとか、腕力が弱いとか、そういったことが原因だと思い、特に悩むこともありませんでした。 中学校に入ったあたりで、症状は徐々に重たり、それに加え、人の目が気になり出し、その症状が出ている間、自分がどう見られているのかが、心配で仕方なくなりました。親に相談しても理解してもらえず、病院に行っても原因はわからない。どんどん、野球することに恐怖を覚えるようになりました。 高校に入って、まだ野球が大好きでしたが、続ける勇気はありませんでした。別の何か熱中出来る物を探そうと、症状が目立ちにくいバレーボール部に入ったり、本を読み漁ったりして過ごしました。高校生活も中頃を過ぎた頃、大きな病院で検査する機会が訪れ、遂に病名が分かりました。先生にそれを告げられたとき、その呪文のような病名を覚えることが出来なかったけど、紙に書いてもらった名前を帰りの電車の中で携帯で検索し、同じ症状に苦しむ人のブログを見た時、涙が止まらなかったことを覚えています。検索で同じ病気の人が読んでくれることを期待して病名を書くと、発作性運動誘発性舞踏アテトーゼ(PKC)というものです。この時に、ウェブで見知らぬ人たちが繋がれることの素晴らしさを実感し、今でもウェブの素晴らしさに魅了され続けています。 そして、薬を飲めば症状を抑えることができることを知り、もっと早くに判明していればと、悩み苦しんだ時間の大きさを嘆いたりもしましたが、その時間こそが無駄だ!今楽しいと思えることを全力で追求できることに感謝して生きていかなくちゃと決心しました。

大学に入って、なんとなく大事だと思った環境・エネルギー問題を勉強していましたが、夏休みにたまたま遊びに行ったシリコンバレーで、FacebookやGoogleのオフィスを見て、猛烈に憧れました。自分もこんな所で働きたい!それ以来、大学も真面目に通わず、プログラミングの勉強ばかりしていました。プログラミングは、PCとインターネットがあればどこまでも追求できることが、自分を熱中させた大きな要因だと思います。 プログラマとして早く社会に出たいと思い、Wantedlyに内定をもらった時は、本当に嬉くて、一刻も早く大学を卒業したい、もはや卒業するのもめんどうなので、中退して雇ってくれないかとか本気で考えましたが、結局ちゃんと卒業して、晴れて入社することができました。

現在

Wantedlyに入って、立ち上がったばかりの海外チームに配属されました。 すごいプログラムを書いて、華麗に問題を解決してやる!と思っていた自分は、サービスを成長させることはそんなに単純なものではなく、広い視点を持ち、一つ一つ問題を解決していき、小さくても一歩ずつ進むことが大切であることを実感しています。

Wantedly, Inc.について

すぐ隣に、とても優秀な人が座っていて、新卒でもそういう人たちを一緒に仕事ができるという点が、Wantedlyの素晴らしい点だと思います。 また、上の人のリーダーシップがとてつもなくて、そのエネルギーを日々浴びることができ、吸収して自分のエネルギー上限値が上昇していくことを感じれる環境です。

今後どういうことをしていきたいか

自分の会社を持ちたいという目標があります。死ぬまで楽しく働ける環境を、自らの手で創りあげたいという気持ちが強いからです。 自分は探究心では負けたくないと思っているので、ある領域でパイオニアになって、その分野ではその会社がもっとも優れていると言われるような、ユニークで小さいチームを創りあげたいです。 Wantedlyでは、その目標を達成するために必要なこと学べると思っているので、あらゆる仕事に全力で取り組んで、多くを吸収していきたいと思っています。

Wantedly, Inc.では一緒に働く仲間を募集しています
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