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マネージャーの負担を軽減し、1on1の目的が明確になる|Pulse User Interview・GMOメディア株式会社

マネージャーとメンバー、またはメンバー同士が週1回〜月1回程度の頻度で1対1の対話を行い、ビジョンのすりあわせや相談を行いながらコミュニケーションを深め、信頼関係を育む役割を担うのが1on1です。2021年8月にWantedlyが行ったアンケート調査では、回答企業の7割以上が1on1を実施しているなど、企業規模にかかわらず1on1の重要性はますます高まりつつあります。1on1の実践をサポートするため「Pulse」では昨年10月より「1on1」の提供を開始しています。

「1on1」を利用してから「メンバーとの間で、1on1で何をすべきか見えるようになった」と語るのは、GMOメディア株式会社でサービス開発部 プロダクトチーム マネージャーの角田智哉さん。「Pulse」導入が角田さんのチームの1on1にもたらした変化を、マネージャー視点からお話しいただきました。

過去の1on1の振り返りやリマインダー管理など、1on1にともなう準備の負担が課題に

ーー「Pulse」を角田様のチームで導入したきっかけをお聞かせください。

角田:ちょうど1on1の管理に手間を感じていた部分があったときに、「Pulse」の案内メールをいただいて、ちょうど「こういうツールが欲しい」と思い描いていたイメージと「1on1」の機能が重なっていたので、チェックしたのがきっかけだったと思います。メンバーへリマインドして1on1で話題にしたいコメントを集める程度のものを想像していたのですが、イメージしていたものよりも使いやすくてクオリティーもかなり高いと初見で感じて、まずは一度使ってみようと思い導入しました。

ーー どのような手間や負担を感じられていたのですか?

角田:導入当時から現在も、自分のチームに所属するメンバーのうち、直属の部下となる5名のエンジニアと2週間に1回のペースで1on1を行っています。前回の1on1で話した内容のメモ、振り返り、次回の話題やテーマ、次のアクションなどすべてをメンバーごとにメモ帳アプリで管理していたんですね。メンバーへのリマインドも全部自分でやっていて、エンジニアらしくチャットボットを自作して手間を減らすようにしていましたが、2週間に1回とはいえ負担を感じていました。

ーー 実際に「Pulse」の「1on1」を使われた感想を教えてください。

角田:シンプルな1on1専用のツールというコンセプトがいいですね。メモやアジェンダ機能など1on1に必要十分な機能が揃っていると思います。Slackとの連動もあり便利です。

ーーメンバーへの告知や導入はスムーズに進められましたか?

角田:Wantedlyから提供されていた、導入案内をまとめたテンプレートを多少アレンジして、メンバーにはSlackで進め方をあらかじめ伝えておきました。その後に毎朝メンバー全体で顔を合わせるタイミングで、僕の都合で導入するということ、試験運用として取りあえず使ってみて合わなければやめること、入力にかかる時間は週に30秒ぐらいで手間や負担はあまりかからないこと、という3点を伝えてスタートしました。去年の年末に導入して4カ月ほどになりますが、メンバーも不満なく「Pulse」を使い続けています。

一元管理によって「1on1で何をすべきか」が、マネージャーとメンバーの間で明確になった

チームメンバーとの距離も縮まったと語る角田さん

ーー 角田さんからは追加機能についてのフィードバックもいただきました。

角田:Wantedlyの担当者へフィードバックする機会を設けてもらったときに、「次回の1on1をするときに、こういうこと話したいなと思ったらすぐ『Pulse』に書けるメモ帳機能が欲しい」と伝えたら、すぐに実装してもらったんですよ。この機能は本当に助かっています。次の1on1での話題を思いついたタイミングですぐにメモしておけるようになりました。

角田さんのリクエストを受けて実装された、「Pulse」のメモ帳機能

メモ帳機能実装までの間は、以前から使っていたメモ帳アプリに1on1の会話中に出てきたワードをメモ書きし、その中から必要なキーワードだけを「1on1」のタスクリストに移して、1on1に臨んでいました。個人的にメモとして残しておきたいこととか、タスクにあげるほどでもない話題も結構あったので、メモ帳アプリは使い続けていたんです。「Pulse」にメモ帳機能を実装してもらってからは、メモを手元に残す必要がなくなり、これまで分散していたものが「Pulse」ですべて集約できるようになりました。簡単に過去のメモを参照できるのも、めちゃめちゃ使いやすいですね。

ーー 1on1の手法や意識面で感じられた変化はありますか?

角田:管理が楽になっただけでなく、1on1の質もあがったと思います。というのも、導入前は、1on1のフォーマットが定まっておらず気分によるブレがありましたが、「Pulse」の「1on1」を使いだしてから、僕とメンバーとの間で「1on1で何をすべきか」が見える化されて、ブレの幅が小さくなったと感じています。

1on1を始めたころからメンバーには「プライベートの話で不必要に掘り下げるつもりはないので、これ以上は踏み込んでほしくないラインを越えそうだったら拒否してもいいよ」と前提を伝えたうえで話を聞かせてもらっているせいか、みんなざっくばらんに話してくれていて。だから、いま以上に心を開いてもらう必要性は感じていなかったです。

でも「Pulse」を使うようになって1on1のブレが減ってから、雑談の質は上がった気がしますね。これまで触れてこなかった小さな感情の変化だったり、話題にあげるまでもないと思っていた小さな世間話が拾えるようになったからです。これまでもメンバーとの距離は近いと思っていましたが、さらに壁が1枚減ったような感じかな。また、過去の1on1やメモが簡単に見返せるようになったことで次のアクションがいっそう明確になって、僕もメンバーも1on1後のアクション遂行への意識が高まったと思います。

現状の1on1管理に不便を感じていないマネージャーにこそ使ってほしい

1on1ツールを変える必要性を感じていない人にこそ、「Pulse」を使ってほしいと語る角田さん

ーー角田さんが1on1を行う際に心がけていることは?

角田:僕のチームは20歳代前半から半ばの若いメンバーがほとんどです。社会人を5〜6年経ていろいろ経験はしてると思うんですけど、自分の担当媒体や分野だけを見ていると視野が狭くなってしまうので、いま流行している技術に目を向けさせたり、本人が一番興味がある分野を伸ばしてやるように心がけてますね。また、1on1が仕事を通じて学びを得たり、成長できているかどうか気付ける場であると同時に、メンバーの成長を意識しつつ僕自身も成長できる場になることを目指しています。

ーー1on1では、メンバーとどのような話をされていますか?

角田:弊社には、給料や評価とは無関係に「TOEICで何百点をとる」「本を何冊読む」のような1年間での個人目標を掲げる「年間成長目標」というのがあり、その目標に対して行動が進展しているかどうかを1on1で確認しています。あとはクオーターごとの評価に関わる目標の話とか、雑談や健康についての話などですね。雑談で終わってしまう日もあります(笑)。

ーー「Pulse」の「1on1」はどのような方にオススメできるツールでしょうか?

角田:弊社内だけでも、1on1のやり方はマネージャーごとに違いますし、使っているツールもそれぞれです。だから現在使っているツールをあえて変える必要性を感じていない人が多い気がしますが、そんな方にこそ使ってもらいたいです。僕自身もメモ帳アプリで管理をしていて、手間はあるものの不足は感じていませんでしたが、「Pulse」を使って初めて「こちらのほうが便利だ」と認識したんです。この便利さを言葉で説明するは難しいかもしれませんね。社内ドキュメントで「Pulse」を導入した感触を共有していますが、一度使ってみると代替ツールよりもやっぱり楽だというのはすぐ理解してもらえると思います。

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