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33歳、肩書ナシ。「お前マジで終わってんな」から始まった、元慶応ボーイの覚悟

「つまんねえな、同じことの繰り返しでと思って」。


派手なキャンパスライフは、入学半年で卒業。

そこからは一転、公認会計士の勉強に打ち込みます。

成績は良好。

しかし「絶対に受かる」と先生から背中を押されて大学3年時に臨んだ、1回目の試験は不合格でした。

そこで先生から言われたひと言は、「はじめての例外だ」。


「そんな例外はいらなかった」と、当時を振り返るのは、昨年12月にwevnal(ウェブナル)へジョインしたばかりの西田 貴彦(にしだ たかひこ)、33歳。


高校受験で慶応へ入学して、そのまま大学卒業までを過ごした、生粋の慶応ボーイ。

wevnalでの肩書は、名刺を作るときに代表の磯山と話し合った結果、「なにもナシでいこっか」となりました。

肩書ナシの名前だけが印字された、西田さんの名刺


ただ、今年2月に行われた幹部合宿には、入社2ヶ月ながらも参加して、その合宿で話された内容をもとに「事業計画書の骨格を作る」という重要な役割も、任されています。

大学、若手社会人の下積み時代を経て、wevnalへ入社した経緯、そしてこれからの展望などについて、たくさんの赤裸々エピソードも交えつつ、話してもらいました。


落ちて良かった、1回目の会計士試験

──1回目の公認会計士の試験に落ちたあとは、どうしたんですか?

西田:結局、次の年にもう1回受けて、合格できました。ただ、いまとなっては1回目の試験は、不合格になって良かったなと思ってます。

──どうしてですか?

西田:落ちてから1年間、一緒に勉強したやつがいるんですけど、そいつがいまのぼくの礎を築いてくれたなと思っていて。順位はつけられないですけど、ぼくの人生に圧倒的な影響を与えてくれた人ですね。いまでも定期的に会うんですけど、そのたびに詰められてます(笑)

──でも大人になっても厳しく言ってくれる人がいるのは、ありがたいことでもありますよね。

西田:大学4年生で会計士の資格をとったときも、ぼくは「えっ、これで俺の人生、もうハッピーで最高じゃん!」って満足してたんですね。でもそしたら彼が「お前マジで終わってんな。大事なのはこれからどうするかでしょ」と言ってくれて。それから一般の事業会社のインターンみたいなものに参加したり、話を聞きに行ったりしましたね。

──その経験が、卒業後に入社された大手監査法人のトーマツを2年半で辞めて、介護や医療の領域で事業をやっている、エス・エム・エスへ転職されたことにもつながるんですね。

西田:大手の監査法人で働いてみて感じたのは、そこで求められていることって、基本的には「変わらないこと」なんですよね。振り切った言い方をすると、過去のものを「読み解く」スキルは身につくんですけど、そこから「思考して」未来を変えていくスキルは、身につきにくくて。だったら、成長している事業会社で働くほうが面白そうだなと思って、エス・エム・エスへ入社しました。


「鼻クソ」から「米粒」への進化

──エス・エム・エスでは、どれくらい働かれたんですか?

西田:最終的には、6年半くらいいました。エス・エム・エスで働いている間は、基本的にはずっと元アクセンチュアの人の直属だったんですけど、最初の1年半くらいは毎日キレられてましたね。「はい説明して」って言われて説明する、「もう1回」って言われて説明する、そして「結局、何が言いたいの?」の繰り返し。はじめて書いた議事録は、一面真っ赤になって返ってきて、ぼくの書いたものは1文字も残ってなかったですね(笑)。

──ハードだ...。

西田:もちろんその上司はめちゃくちゃ良い人で、ぼくを成長させようとしてくれてたからこその、厳しさだったんですけど。ただ、最初のころは成長してるってことを実感する余裕すらなくて、超つらかったですね。入社してから1年半後にもらった、はじめての褒め言葉は「お前、鼻クソが米粒になったね」でした。それに対してぼくが「ようやく食べられるようになりましたね!」って返して、2人で笑い合ってましたね。

──その独特なやり取りは、毎日本気でぶつかりあった関係性だからこそ、生まれたものなんですかね...。そうやってしごかれにしごかれまくった若手時代を経て、これまでいくつかの事業会社でキャリアを積んでこられたと思うんですけど、今回、新天地としてwevnalを選ばれた理由はなんだったんですか?

西田:wevnalって、特殊な会社だなと思ったんですよね。会社の魅力を、大きく「組織軸」と「ビジネス軸」に分けるとすると、まず組織軸のほうでは、創業者3人のとてつもない営業力。数年で潰れる企業もいっぱいあるなかで、そもそも9年続いてること自体がすごいんですけど、ぼくが見てきた優秀な会社って「戦略」に強みを持ってるところが多かったんですよ。もしくは「法によって守られている」か。

wevnalの創業者3人。左から副社長の前田、代表の磯山、常務の森元


──「営業力」は、いままでにない種類の強みだったんですね。

西田:しかも3人とも「売れる営業マン」っていう点では一致してるんだけど、タイプは違う。これがまた、同じタイプの営業マンばかりだと良くないんですけど、みんなバラバラなので、それがここまでwevnalが伸びてきた要因のひとつであり、これからも伸びていく要因のひとつにもなるだろうなと思いましたね。そしてぼくには、その「営業力」がまったくないんです。


──じぶんが持ってないものだからこそ、余計に魅力的だったんですね。

西田:逆にぼくは、いまwevnalで管理系の業務をやっている社長よりも、その領域に関しては、圧倒的に知識も経験もあるなと思いました。だから、そこでぼくが関与することによって、ぼく自身はじぶんの能力を生かせるし、wevnalにとってもより良さが出てくるなと思って。wevnalの今後の成長のために、社長がするべきことを考えたら、管理業務なんかやってる場合じゃないんです。

wevnal代表の磯山


──逆に社長のほうも、西田さんが入ったことによって、広報やPR領域に注力していけるようになったと、別の記事で言ってましたよね。

西田:社長ってみんなから好かれるタイプだし、見た目もいいから、もっとメディア露出していったほうが、絶対に良いんですよ。オフィスにこもって管理業務をやるんじゃなくて、外に出て会社のブランドを高めることに、時間を使うべきだと思いました。


「チャットボット」はオワコン?

──もうひとつの「ビジネス軸」の魅力は、どういうところだったんですか?

西田:wevnalの自社プロダクトである、チャットボットサービスの「BOTCHAN(ボッチャン)」が、面白いなあと思いました。元々wevnalへ来る前から、情報を探すためには「単一方向で入力して検索する」という形ではなく「web内の双方向コミュニケーション」が必要だと考えていて、チャットボットはそこに通ずる可能性があるなと感じてました。それが先日の合宿で、役員の人たちと今後の方向性を話すなかで、改めて「web内の双方向コミュニケーション」の未来が来る可能性を感じたというか、可能性が確信に変わりましたね。

──世の中の今後の流れも踏まえた上で、BOTCHANの未来は明るいなと。

西田:ただ、社外の人にチャットボットのことを話すと「チャットボットって、もうトレンドとして一周しちゃってるんじゃない?」と言われることもあるんですね。たしかにチャットボットとして捉えるとそうかもしれないけど、「web内の双方向コミュニケーション」でいくと、全然そうじゃないと思いますね。あと、いまテクノロジーとなにかのかけ合わせで言えば、不動産テックとかフィンテックとかが注目されてるじゃないですか。ただ、「いま」のトレンドとたとえば「5年後」のトレンドって当たり前ですけど違っていて、且つそのトレンドってループしてると思うんですよね。

──この先のトレンドとして、もう1回チャットボットが来るってことですか?

西田:そうですね。チャットボットというと違うかもしれませんが、その要素を踏まえた「web内の双方向コミュニケーション」は、来ると思っています。たとえば、創業3年とか4年とかくらいで急成長して上場するスタートアップが、たまに話題になるじゃないですか。でもそれって、実はその瞬間のトレンドに乗っただけで、本当に中長期にわたって人々のためになるサービスであり続けるかっていうと、そうじゃないこともあると思うんですよね。

──時代の波をとらえたがゆえに、価値が過大評価されてる場合もあるかもしれないってことですね。

西田:ぼく自身、ずっと前から「検索」という単一方向の行為には、不便さを感じていて。役割上、意思決定者の近くで働くことが多かったんですけど、そういった意思決定のサポートをするツールとして、「web内の双方向のコミュニケーション」は絶対にもう1回来るなと思って、wevnalへの入社を決めました。


会社のために、あえて退職する覚悟もある

──去年の12月に参画して以来、早速2月に幹部合宿に参加して事業計画書を作ったり、CRM(顧客関係管理)ツールのセールスフォースを社内に導入するプロジェクトのリーダーを務めたりと、すごく精力的に動かれていますよね。あとは細かいところで言うと、西田さん、社内のいろんなチャットグループに入ってるなという印象が強いです。

西田:チャットグループに関しては、社長に許可をもらって、手当り次第入れてもらいました。いろいろと動くにあたって、まずは会社の温度感を知りたいなと思って。空いた時間に読みながら「こんな感じなんだー」とか「あっ、ケンカしてる」とかって思いつつ、インプットしてます。

──あと業務と直接は関係ないですけど、Twitterでの発信もすごく高頻度にされてますよね。

西田:wevnalへの転職が決まったくらいから、本格的にやり始めました。「なかなかフォロワーが増えないなー」と悩みつつも、楽しくやってます。何事もやっぱり、楽しんでやらないと意味がないと思ってるので。

西田さんのTwitterアカウント。現在のフォロワーは、87人(2020年3月9日時点)


──西田さんの名刺の「肩書ナシ」の意味は、肩書にとらわれることなく、会社にとってプラスになるありとあらゆることをするっていう意味だったんだなと、今回のインタビューを通して感じました。では最後に、wevnalでのこれからの抱負を教えてください!

西田:組織改善を、どんどんやっていきたいですね。wevnalが次のステージに行くためには、組織全体として、まだまだ弱いところがあるなと思っていて。人事制度はもちろん、もう少し細かいところで言うと、社内のコミュニケーション設計も、これからゴリゴリ変えていこうと思っています。いまやってる朝会、締め会、役員会議なんかにしても、やり方を変えるだけで、成果が大きく変わってくるので。

──やるべきことが、山積していますね!

西田:もうね、めちゃめちゃありますよ。もう少し抽象的な言い方をすると「仕組み化の仕組み化」を、やっていきたいんですよね。コミュニケーション設計にしてもセールスフォースの導入にしても、結局は「仕組み化」のための取り組みなので。それで、仕組み化ってなんのためにするのかと言うと、結局は再現性を高めて、スピードを上げていくためなんです。まずは来期、そこを徹底的にやっていきたいと思ってます。

──wevnalはいま50人くらいの規模で、属人性が高いところもまだまだありますもんね...。

西田:ただ、仕組み化を土台にして、売り上げ50億とか100億とかのレベルまでは見えてるんですけど、それ以上の規模になったときが問題で。その規模に対して、ぼく自身の成長が追いつくかなっていうと、現時点ではまだクエスチョンマークなんですよね。そのころには、事業がより本格的にグローバル展開されていて、海外の投資家とのコミュニケーションも必要になってくるはずなので。

──たしかに会社のフェーズに応じて、環境はどんどん変わっていきますもんね。

西田:そうなるとたぶん、年齢的にもスキル的にも、ぼくよりも外資系出身のゴリゴリ系CFOみたいな人のほうが、管理系の業務に向いてるんじゃないかなと考えていて。そうなった瞬間に、ぼくはすぐに身を引きます。それくらい先の展開も見据えて、仕事はしたいなあと思ってますね。でも逆に、いまの段階においては、ぼくはwevnalに対して絶対に貢献できると思っているので、あとはじぶんができることを、全力でやり続けるだけですね。


▼wevnalでは現在、今回インタビューに登場した西田と一緒に、業務を行ってくださる方を大募集中です!

ご興味を持っていただいた方は、ぜひお気軽にご連絡ください!!

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田端プロジェクト第3弾 ~ コーポレート本部のCFOの右腕
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株式会社wevnal


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