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全社イベントを盛り上げる企画をやってみた話

この記事は、WHITEPLUS Advent Calendar 2021 2日目になります。(以下、高見代理投稿)

こんにちは。CSの石坂です。
ホワイトプラスではお客様と直接対応を行う「お客様相談室」に所属しており、オペレーターの管理や、工場とお客様のやり取りの仲立ちをしています。

今年7月に、会社として12周年を迎えたホワイトプラス。栄えある7月の全社イベントにて、社員同士の親睦を深めるコンテンツの企画、司会進行を任せていただいた機会があったので、今日はその裏側を書きたいと思います。(全社イベントの様子はこちら

喜びとプレッシャー

突然そのお話をいただいたとき、普段企画側にいることが少ない自分は喜びのあまり、
自席で15分程このように喜びました。

普段の仕事をしていても、どうしても気になってしまうんです。。。
「社員同士の親睦を深めるコンテンツの企画を考えなければ」「どんな企画がいいのだろう」と。

例えるなら、家を出るときに「トイレ行きたいかも」と思ったけど行かず、電車の中で「家で行っておけば良かった」「どこのトイレに行こう」「会社までもつか否か」とずっと気になっているような、あの感じです。

表現が不適切であったことをお詫び申し上げます。

ともあれ任せて頂いた以上は可能な限り面白いコンテンツにしたいと奮闘しました。
当日は2部のコンテンツとして、リモートでクイズ大会を実施しました。
周年イベント後のアンケートでもいい意見を多く頂いたので、成功したと思っております。

せっかくの機会なので当時の苦悩を振り返っていきます。

企画するうえで大事にしたこと

・最後までみんなの気持ちが離れない
・リモートでも皆が楽しめる
・リモートで楽しみながらも自社やサービス、人について知れる

上記をコンセプトにコンテンツを考えていきました。

コンセプトの理由

結婚式の二次会など、世間の9割以上がビンゴ大会を行いますが、
自分は絶望的に運が無く、当たったことがありません。。

大抵、初期段階で「そんなに自分のシート以外の数字あるの?」
と思わんばかりに外し、景品の望みが無くなり、会場外の喫煙所に行って、特に当たっていないことを気にしていない風を装っています。。

なので、今回のコンテンツでは、最後までチャンスがあり、気持ちが離れないことを真っ先にテーマに盛り込みました。

2つ目の「皆が楽しめる」ことは当然のようですが、考えてみると奥が深く、一部の人だけの盛り上がりになってしまってはもちろんダメで、コンテンツ作成中もすぐ「一部の盛り上がり」になりがちでした。

また、昨今はリモートで仕事で関係しないと顔を合わせないことが多く、社員同士の関係性が希薄になっているようにも感じていました。

その課題に対して、社員をゲストに迎えて、ゲストの人柄や担当業務を社内のみんなに知ってもらう社内ラジオの企画を人事がやってくれて好評だったのですが、自分も同様に、社員同士の関係性に課題を感じていたので、会社、人、業務内容を知ってもらうことをコンセプトにしました。

それぞれ振り返ってみます。

最後まで気持ちが離れないことについて

まず着手したのがここのコンセプトについてです。
これが解決できて初めて全体像を計画できると思っていました。

リモートのイベントにおいて、気持ちが離れてしまったら、残りの時間は苦痛という持論があるため、ここは本当に悩みました。

ただ楽しいゲームだけやっても、色々な年齢層の方がいる中で、皆が平等に気持ちがついてくるかというと疑問だったためです。

ネットで「楽しさ」について検索しても、「心が明るく満ち足りる様子」として出てきませんし、色々言葉を変えても、啓蒙的なサイトにしか繋がりません。

悩みに悩んだ結果、辿りついたのが、「景品」でした。

そこで、コンテンツを取り仕切ってくださっていた、人事マネージャーの田中さんに、「どうしても豪華な景品が欲しい、どうにかする方法はないでしょうか。」と嘆願したところ、「役員の方々に掛け合ってみます」との回答。

これには想像だにせぬ回答。

自分では一生かかっても出てこない発想。

「私が打診してみます」と言ってくださった田中さんの背中は、
まるで、おとぎ話の桃太郎のそれでした。表現が不適切であったことをお詫び申し上げます。

人に相談することは本当に大切ですね。

これにより、役員の方々が、自腹で豪華景品を用意してくれることになり、一つ目の「最後まで気持ちが離れない」を半分クリアしました。田中さん、役員の方々に感謝御礼申し上げます。

さてもう半分ですが、こちらについては後程記載いたします。

コンテンツ決め

正直リモートで出来ることは限られています。特に迷いはなく、クイズ大会一択でした。

内容に工夫をしようと思っていたので、ここは特に迷わなかった記憶があります。

ただ、所謂オールスター感謝祭のようなやり方を、外部の有料コンテンツを使って出来ると知り、いいですねってやろうと思い値段を見たら50万円/月と高額でびっくり。

毎月クイズ番組をやる会社ならいいかもしれないですが、そんなことをしたらホワイトプラスがリアル×ネット×クイズの会社になってしまうので、どの承認ルートを通っても通らないこの案は未然に却下しました。

なのでたどり着いた内容としては、「会社、人、業務内容、サービス」の「クイズ」を無料のツールを駆使して、「最後まで心が離れず」に「皆が楽しめるように作る」でした。

ハードルを高く設定しすぎたかもしれません。。

クイズ内容の作成

いよいよクイズ内容作成です。作成にあたっての注意点は下記の通りです。

①各部署ごとに2~3問ずつ問題を作成し、皆が平等に得意な問題があるようにする
②会社、人、業務内容、サービス自体の問題にすることで、他部署の人にも知ってもらう機会にする
③かといって分からなすぎる問題は基本作らない(簡単すぎるのもだめ)

実はこの3番目が非常に難しい。。。

リモートも増えている中で、社員同士顔を合わせたことが無い人もいる中で、
共通の話題や認識が数えるくらいしかないのです。

たとえば画像を用意して、「オフィスの入り口がいつもと違いますが何でしょう」といったところで「オフィス行かんしなぁ」となったら、よくオフィス行く人が有利になり、疎外感からもう心が離れてしまうのではないかと。

なので、「社員だったらサービスについては知っていて当然」とか、「部署の人のことならわかるでしょう」とか、「いつも会議を仕切ってくださるこの人のことは知っていないと」というラインで攻めることにしました。

とはいえ真面目な問題ばかり作っていても「誰が楽しいんじゃい」になってしまうので、自分の感性を信じて、怒られないギリギリを攻めて面白い問題を作っていこうとなったわけです

結果作った問題がこちら。

最後まで心が離れないための調整

最後に顔を出してきたのが、最初に決めたテーマに沿っているかの調整です。

先程「最後まで心が離れないこと」については半分と伝えたのですが、
ここからがもう半分で、最後まで心が離れないために「クイズの難易度の調整」が必要でした。

これはもう自分ではわからないので、クイズに参加できない幹事達に問題作成の都度解いてもらい、難易度の調整を行いました。

結果論ではありますが、クイズ大会の1位の方も全問正解ではなく、1問のみ間違いという結果でしたので、難易度としては適切だったようです。

また、「最後まで気持ちが離れない」「人について知れる」を実現するために、クイズ大会の構成上にテコ入れをし、前半を4~5人のチームでの団体戦にし、後半を個人戦にする構成に変更しました。

団体戦で、普段かかわらない人と交流を持ち、かつ難易度の高めの問題も複数人で着手できるようにしました。また、団体戦時の成績を後半の個人戦に加算することで、周囲の点数が分からず、後半にも各部署の問題を出していることから「行けるかも」と思ってもらい、心が離れずに最後まで問題に着手できるのではないかと。

当日の運営について

一緒に当日運営をしてくれた幹事の方々に感謝しかありません。

自分のやりたい構想があり、それを実現するための集計方法などを考案してくださり、また、自分が台本を読むのが苦手なので、その場の雰囲気で話すのを読み取り併せてくださったりなど、皆さんのご助力があってこそ、アンケートの結果のように成功したイベントとなりました。

こんなに偉そうに書いていますが、

前日ぐらいから「本当にこれでいいのか」「これって面白いのか」などの自問自答、自信喪失に陥り、吐きそうなほど不安でしたが無事終えられてよかったです。

不適切な表現がありましたことを重ねてお詫び申し上げます。

明日は弊社エンジニア @d_tanaka_g さんの「リファクタリングタイム 〜KPTを放置しないために〜」です。

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