はじめまして。YADOKARI採用チームです。
カジュアル面談でいちばん多い質問は「結局、どんな事業をしている会社なんですか?」です。タイニーハウスの会社、メディアの会社、宿の会社。どれも正解で、どれも一部です。この記事では、可動産とは何か、3つの事業、代表的な拠点、創業の経緯、そして募集中の職種がどこにつながるかを、5分で読める分量にまとめました。
可動産ってなに?
YADOKARIが扱っているのは「可動産」です。具体的には、タイニーハウスやトレーラーハウスのことを指します。
土地に固定して建てる家が「不動産」なら、可動産は動かせる建物です。工場でつくって、トレーラーで運び、置いた場所で住まいや宿や店になります。役目を終えたら、別の場所へ移して使い続けることもできます。
私たちは、この「動かせる」という性質を使って、使われていない土地や、人が集まりにくい場所に新しい使い道をつくろうとしています。会社の理念は「世界を変える、暮らしを創る」。可動産は、その理念を形にするための道具です。
プロデュースユニットのリーダーで、宿泊施設事業を担当する北本直裕は、以前のストーリー記事でこう話しています。
「トレーラーハウスをつくることはあくまで手段」(2025年10月21日公開のストーリー記事より)
建物をつくって終わりではなく、その先の暮らしや場づくりまで考える。ここがYADOKARIの仕事の出発点です。
3つの事業:つくる・場を運営する・伝える
YADOKARIの事業は、大きく3つに分かれます。
1. つくる(可動産の企画・設計・製造・販売)
タイニーハウスやトレーラーハウスを企画し、設計し、製造して、販売します。製造は茅ヶ崎などの自社工場で行っています。使い終わった可動産のリユースや、中古売買の「TRAILER HOUSE SECOND HAND」もこの領域です。
お客さまは個人だけではありません。商業施設、不動産開発、観光・宿泊、自治体、企業研修など、法人や行政からの相談が中心です。求人に記載している主な取引先には、相鉄ホールディングス、三井不動産、三菱地所、野村不動産、UR、神奈川県・横浜市などがあります。用地の活用や地域の課題、人材の定着といったテーマに対して、可動産を使った解決策を提案しています。
2. 場を運営する(ビレッジ・ホテルの開発と運営)
つくった可動産を並べて、宿やビレッジとして自分たちで運営しています。代表的な拠点が、後で紹介する「YADOKARI VILLAGE 北軽井沢」です。さらに新しいホテルブランド「YadYad」の立ち上げも進めています。
3. 伝える(メディア)
YADOKARIは、もともとメディアから始まった会社です。いまも「YADOKARI.net」を運営し、小さな暮らしや新しい住まい方の情報を発信しています。
この3つは別々の事業ではなく、つながっています。メディアで暮らし方を伝え、共感した人や企業と可動産をつくり、その可動産で場を運営する。運営から学んだことが、次の企画や発信に戻ってきます。
北軽井沢VILLAGEと、新ブランドYadYad
YADOKARI VILLAGE 北軽井沢
群馬県嬬恋村の別荘地の中にある、トレーラーハウスの1棟貸しの宿です。コンセプトは「あはひを暮らすと、人生はもっと豊かになる。」です。
1棟の居室は15.6㎡、そこにロフト4.4㎡がつきます。区画は約200㎡で、専用のデッキがあります。定員は4名、愛犬と一緒に泊まれます。料金は1泊35,000円からです。
特徴は2つあります。
ひとつは、オーナー制度です。オーナーがタイニーハウスを所有し、YADOKARIが管理と運用を受託します。オーナーが使わない期間は宿として貸し出し、収益にします。
もうひとつは、無人運営です。現地にスタッフが常駐しない形で、予約から滞在までが回る仕組みを設計しています。この仕組みは、コミュニティ・オペレーションユニットのリーダー、西山るかが土地だけの状態から立ち上げました。システムの設計と運用の検証を繰り返し、1期オープン後の半年間、大きなシステムエラーは起きていません。開業1周年の時点で、Google口コミは4.6です。
2026年秋には、新しい棟「あはひの離れ」のオープンを予定しています。2つの棟を木のデッキでつないだ、グループ向けの1室です。また、全国でVILLAGEの用地となる土地も募集しています。
YadYad(トレーラーハウス型のビジネスホテル)
北軽井沢で積み上げた運営の知見を、次はビジネスホテルに広げます。それが新ブランド「YadYad」です。トレーラーハウスでつくるビジネスホテルで、いま栃木県足利市で第1号拠点を準備しています。
立ち上げでは、現場で課題を集めながら運営の仕組みを組み立て、システム導入や料金設計まで行います。1号拠点でつくった仕組みを、次の拠点にも広げていく計画です。
Facebookの記事から始まった会社
YADOKARIの始まりは、2011年の東日本大震災です。共同代表の上杉勢太(ウエスギセイタ)とさわだいっせいが、これからの暮らしを見直したことがきっかけでした。
最初にDIYを試してみましたが、2人はあまり楽しめませんでした。帰りに寄ったファミレスでの語らいが、本当の出発点になります。2人は小さな暮らしや住まいの記事をFacebookで書き溜めて公開しました。いいねが300を超えたとき、さわだは「これはもう革命が起きたな」と感じたそうです。約2年で記事は約700本になり、問い合わせは年に4,000〜5,000件届くようになりました。
2013年11月1日、YADOKARI株式会社を設立します。2015年には、250万円の小屋「INSPIRATION」を10棟限定で販売し、完売しました。建築家やコンテナメーカーに「儲からない」と断られた末の挑戦で、クラウドファンディングでは約300人から約320万円の支援が集まりました。
2016年からは東京・日本橋の元駐車場で「BETTARA STAND 日本橋」を運営しました。初めてのリアルな施設運営です。さわだは当時をこう振り返っています。
「右も左も分からない状況の中でリアルな施設を運営していくことの大変さを感じた」(2021年1月28日公開の創業ヒストリー記事より)
2018年3月には京急電鉄と「Tinys Yokohama Hinodecho」を開業。2019年には空き家ゲートウェイを始め、年末の増資を機に「第2創業期」に入りました。メディアから始まり、つくる、場を運営するへと広がってきた流れが、いまの3つの事業につながっています。
BETTARA STAND 日本橋の入口と来場者(出典:yadokari.net 実績紹介)
いまのYADOKARI:上場準備中です
YADOKARIはいま、上場の準備を進めています。シリーズBの資金調達を終え、事業を広げるための仕組みづくりの段階にいます。VILLAGEの用地募集やYadYadの立ち上げも、その流れの中にあります。
本社は横浜市保土ケ谷区星川の「星天qlay」です。メンバーは20〜30代が中心。フレックスタイム制で、出社は週1〜2回程度です。副業の相談もできます。
どの職種が、どこにつながるか
Wantedlyで募集している職種を、3つの事業に当てはめるとこうなります。
つくる(プロダクト・設計)
- プロダクト統括リーダー:企画から設計、製造、品質までをまとめる役割です
- 空間・設計デザイナー:可動産と、それを置く空間の設計を担います
- クリエイティブディレクター(副業)
提案して、案件を動かす(セールス・開発)
- セールスプランナー:法人や自治体に、用地活用や地域課題に対するコンサル型の提案をします。展示会やセミナーでのリード獲得、納品後の運用支援も担当します
- インサイドセールス
- 不動産開発プロデューサー
場を運営する(ホテル・ビレッジ・コミュニティ)
- 運営プロジェクトリーダー
- YadYad足利の開業に向けた運営づくりを担います
- オペレーション統括マネージャー
- YADOKARI VILLAGE/YadYad等ホテル事業の統括を担います
- コミュニティビルダー
どの職種も、ひとつの事業の中で閉じていません。セールスが提案した案件をプロダクトがつくり、運営チームが場として育てる。その手応えが次の提案や企画に返ってきます。自分の仕事が、暮らしや地域の変化にどうつながるかが見えやすい会社です。
トレーラーハウス 星川展示場
YADOKARIの全体像、伝わったでしょうか。
「この職種なら自分の経験が活かせそう」「事業のこの部分をもっと知りたい」と思った方は、まず募集一覧をのぞいてみてください。職種ごとに、仕事の中身や一緒に働くメンバーを紹介しています。
▶ YADOKARIの募集一覧はこちら
https://www.wantedly.com/companies/yadokari/projects
いきなり応募しなくても大丈夫です。「話を聞きに行きたい」から、カジュアルにお話ししましょう。動かせる建物で、新しい暮らしの景色を一緒につくれる方をお待ちしています。
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