YADOKARIは、トレーラーハウス型ビジネスホテルの新しいブランド「YadYad」を立ち上げます。
第1号拠点は栃木県足利市です。いま開業に向けて準備を進めています。フロントに人を置かない、無人運営のホテルです。この記事では、その運営を率いるリーダーの仕事を、開業前、開業直後、その後の多拠点展開という時間の流れで紹介します。向いている人と、向いていないかもしれない人も正直に書きました。
こんにちは。YADOKARI採用チームです。
いま私たちが力を入れて探しているのが、YadYadの運営を任せられる人です。募集は「運営プロジェクトリーダー」と「オペレーション統括マネージャー」の2つに分かれています。どちらも、新しいホテルの運営を形にしていく仕事です。
求人票には、やることが箇条書きで並んでいます。ただ、箇条書きだけでは「結局、毎日何をしているのか」が伝わりにくいと感じていました。そこでこの記事では、仕事を時間の順に並べ直してみます。
土台は、北軽井沢VILLAGEで試してきた無人運営
YadYadは、ゼロから始まるわけではありません。土台になる経験があります。群馬県嬬恋村の別荘地にある「YADOKARI VILLAGE 北軽井沢」です。
VILLAGEは、トレーラーハウスを1棟ずつ貸し出す宿です。1棟は居室15.6㎡にロフト4.4㎡。専用のデッキがあり、定員は4名で、愛犬と泊まることもできます。宿泊料金は1泊35,000円からです。オーナーがタイニーハウスを所有し、YADOKARIが管理と運用を引き受けます。オーナーが使わない期間は宿として貸し出す仕組みです。
この宿を、私たちは無人で運営してきました。立ち上げを担ったのは、コミュニティ・オペレーションユニットのリーダー、西山るかです。土地だけの状態から始め、システムの設計と運用の検証を何度も繰り返しました。その結果、1期のオープン後、半年間は大きなシステムエラーなく運営できています。
開業1周年の時点で、Google口コミの評価は4.6でした。フロントに人がいなくても、泊まった方に満足してもらえる。その手応えを、私たちはVILLAGEで得てきました。
一方で、課題もはっきりしています。西山が今後の課題として挙げているのは、無人運営そのものの磨き込み、AIを使ったカスタマーサポート、そしてゲストにとってストレスの少ない滞在の提案です。YadYadの運営リーダーには、この続きを一緒に進めてほしいと考えています。
開業前:現場に入り、運営の仕組みを決めていく
ここからが仕事の中身です。まずは開業前です。
最初にやるのは、現場に入ることです。運営の課題を集め、整理し、構造にしていきます。無人運営では、ゲストが困ったときにその場で助ける人がいません。だからこそ、どこでつまずきそうかを先に洗い出しておく必要があります。
次に、開業に向けたオペレーションづくりを、プロジェクトマネージャーとして進めます。要件を決めるところから、やり切るところまでが範囲です。予約、チェックイン、清掃、問い合わせ対応。それぞれの流れを決め、必要なシステムを選んで入れていきます。
お金の設計もこの時期に始まります。収益とコストの管理の土台をつくり、宿泊プランを考えます。自社サイトとOTA(予約サイト)での売り方も、開業前から組み立てておきます。
足利というまちとの関係づくりも、運営リーダーの仕事です。地域の企業やレジャー施設とのパートナーシップを考え、マーケティングチームと一緒にSNSでの集客を準備します。
そして、一緒に働く仲間を集めます。アルバイトの採用と育成、シフトの組み方まで、開業前に整えておきます。
書き出すと、仕事の幅がとても広いことが分かると思います。ただ、すべてを一人で抱える必要はありません。VILLAGEを立ち上げてきたコミュニティ・オペレーションユニットのメンバーや、マーケティングのメンバーと分担しながら進めます。運営リーダーに求めているのは、全体を見渡して、何をいつまでに決めるかを引っ張っていく役割です。
この時期は、決まっていないことを一つずつ決めていく毎日になります。立ち上げまでは、足利での勤務が中心です。
開業直後:無人のフロントを、人の手で支える
開業したら、仕事の中心は「つくる」から「回して直す」に移ります。
無人運営といっても、人の仕事がなくなるわけではありません。オペレーション統括マネージャーの求人には、現場の業務として、無人フロントでのチェックインとチェックアウト、電話や予約への対応、客室清掃とメンテナンスの管理、朝食の準備が挙げられています。開業直後は、リーダー自身がこうした現場に立つ場面も多くなります。
現場にいると、想定していなかったことが起きます。そこで気づいたことを、仕組みに戻して直していきます。業務の流れを見直し、サービスの質を上げていく。この往復が、開業直後のいちばん大事な仕事です。
数字を見るのもこの時期からが本番です。予算とコストを管理し、KPIを報告します。自社サイトとOTAの両方で、価格と販売のバランスを考えるレベニューマネジメントも担います。
アルバイトのメンバーが育っていくのを支えるのも、リーダーの役目です。現場と経営の間を行き来する仕事だと言えます。
その後:1拠点の運営を、ほかのまちでも再現できる形に
足利は、新しいブランドの第1号拠点です。その先には、多拠点への展開があります。
ここで求められるのは、足利でつくった運営を標準にすることです。人が変わっても、まちが変わっても、同じ品質で運営できる形に整えます。手順をそろえ、教え方をそろえ、数字の見方をそろえる。新しい拠点を開くたびにゼロからつくり直さずに済むようにする仕事です。
拠点が増えれば、一人のリーダーがすべての現場に立つことはできません。だから、足利で決めた手順やシステムの選び方、アルバイトの育て方が、そのまま次の拠点の出発点になります。開業前と開業直後に積み上げたことが、ここで生きてきます。
将来的には、北軽井沢のVILLAGEも含めた多拠点運営の基盤づくりを担ってもらうことを考えています。1つの施設の運営から、複数の拠点を見る立場へ。キャリアとしても、ホテル経営の全体に関われる道が開けています。ブランドのデザインやゲストの体験づくりに関われるのも、立ち上げから入る人ならではです。
必要な経験と、向いている人・向いていないかもしれない人
最後に、必要な経験を正直にお伝えします。応募にあたって必須としているのは次の6つです。
・サービス業や接客業の実務経験(1年以上)
・5名以上のマネジメント経験
・Excelなどを使った収益分析の実務経験
・システム導入やDX推進の経験
・生成AIツールを使った経験
・普通自動車運転免許
あると歓迎する経験は、FCチェーンの立ち上げ、ホテルや予約システムの知見、コミュニティ運営や地域連携、外部ベンダーのマネジメント、外国語です。
求める人物像として、私たちは5つの力を挙げています。構築力、持久力、適応力、瞬発力、想像力です。
この仕事に向いているのは、たとえばこんな人だと考えています。
・決まっていないことを、自分で決めて形にするのが好きな人
・現場に立つことも、数字や仕組みを考えることも、どちらも嫌いではない人
・システムやAIで手間を減らすことに、前向きに取り組める人
・一つの拠点で終わらせず、再現できる形にすることに面白さを感じる人
反対に、向いていないかもしれないのは、こんな人です。
・すでに完成したマニュアルや体制のもとで、決まった業務を丁寧にこなしたい人
・現場の仕事からは離れて、管理だけに集中したい人
・立ち上げ期に足利を拠点に働くことが難しい人
どちらが良い悪いではありません。合う場所で力を発揮してほしいので、あえて書きました。
働き方についても触れておきます。勤務地は栃木県足利市と神奈川県横浜市です。車での通勤もできます。勤務はフレックスタイム制で、リモートワークとの併用もできます。副業も相談できます。
YadYadの運営は、まだ形になる途中です。だからこそ、運営の仕組みをはじめからつくれる人を探しています。
北軽井沢VILLAGEで試してきた無人運営を土台に、足利から新しいホテルブランドを一緒に育てていきませんか。
募集は2つあります。仕事の範囲が近いので、気になる方を開いてみてください。
「まだ応募を決めたわけではない」という方も歓迎です。まずは「話を聞きに行きたい」ボタンから、気軽に声をかけてください。無人運営のこと、足利での働き方のこと、気になることを何でも聞いてください。
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