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新卒看護師インタビュー! 変わった名前の「おうちにかえろう。病院」で働く理由は?

TEAM BLUE 広報担当の由井です。
今回は「おうちにかえろう。病院」に新卒で入職した看護師さんにインタビューしました!

彼女が入職を決めたきっかけや、職場の雰囲気、患者さんがおうちにかえるために具体的にどんなことをしているのかを紹介します。

▼プロフィール
やまと診療所の理念「自宅で自分らしく死ねる。そういう世の中をつくる。」に共感し、2021年4月に開設した「おうちにかえろう。病院」に新卒看護師として入職。
趣味はファッション雑誌を読むこととプロレス観戦。

―看護師を目指したきっかけは?

母が助産師で、私にとって病院は身近な存在でした。
こどもの頃に病院で楽しそうに働く母と笑顔の患者さんを見て、その時から「看護師になりたいなぁ」と考えていました。

もちろん、助産師への憧れもあったのですが、助産師の資格をとるとなると、看護師の免許にプラスして助産師の学校に通って資格をとる必要がありましたから……。実習はこれ以上ムリ!って思いましたね(笑)

―どうして「おうちにかえろう。病院」に?

気持ちをそのまま名前にしたような病院名に惹かれたのがきっかけです。
最初は「え、なにこの名前」と思いましたが(笑)

それに、「おうちにかえろう。病院」の始まりでもあるやまと診療所の理念「自宅で自分らしく死ねる。そういう世の中をつくる。」に共感して、私も看護師としてその人らしく生涯を全うできるよう支えたい、とずっと思っていたので。
そう思ったきっかけは、祖父の言葉にあります。

私の祖父は末期がんでした。
祖父は、入院中に「自宅で死にたい」「最後はビールが飲みたい」と言っていて、病院側に相談したのですが、そこの病院では飲酒が禁止されていましたし、あと少しで亡くなるから退院は難しいと言われてしまって……。
それを祖父に告げた時、祖父がため息をついて、ひと言「あぁ、家に帰りたかったなぁ……」と。
祖父の言葉を聞いてから、私の中に「おうちに帰してあげたかったな」という想いがずっと残ってるのです。
それから、その人らしく最期を迎えて欲しい、と考えるようになりました。

ーおうちにかえろう。病院」だと、お部屋でビールを飲んでいる患者さんを見かけますね。
「ここ、お酒飲めますよね(笑) 最初に見た時はびっくりしました。そういうことができるのって素敵ですよね」
(※当院では、医師の判断の下に飲酒を許可しています)

―面接で印象に残っているシーンはありますか?

最終面接で安井先生(現:TEAM BLUE代表)から「おこがましい」と言われたときです。
私が「看護師としてその人らしく生涯を全うできるように支えたい」と言った時の言葉です。
もう、その瞬間から記憶が全くなくて……!
後々考えてみたら、確かにおこがましかったなと納得しましたが(笑)

安井先生の印象は、最初と現在で結構変わりましたね。
面接時の印象が強く残っていたのもありまして、最初はこわいイメージがありましたが、時折、声をかけてくれたり、こちらを気にしている様子なので……見てくれているんだなぁって。

―今でも「おこがましい」と思いますか?

思います!(笑)
その頃の自分は、まだ何もできない看護学生で、知識も技術もなかったのですから。その人の人生の一部に関わっているだけで、人生の先輩である患者さんを支えるだとか、確かにおこがましいですよね。いま考えると「支えたい」という言葉自体が違うんですよね。その人らしく生活するには何をしたらいいんだろう、と考える。「考える」という言葉の方がしっくりきます。

―実際に働いてみて大変だったことはありますか?

退院後の生活を考えながら看護することです。
新卒で入職したため、覚える知識や技術ももちろんあるのですが、退院後の生活まで考えるとなると、とにかく考えることが多くて……!

~退院後の生活を考えるにあたり集めた情報
①患者さんの状態や生活ルーティン。
②家のトイレが和式か洋式か。トイレまでどうやって移動していたか。
③家での動作はどんな感じか。段差は越えられていたか。
④1日何食なのか。どんなものを食べていたか。
…等々

患者さん・ご家族との対話や他職種との情報交換、ご自宅の写真をもとに、情報を集めて「どうしたら入院前の生活に近づけるかな」と考えていきます。

最近だと、自分が主担当として患者さんと関わるようになったので、より深く退院支援に関わるようになりました。
話を聞いていく中で、患者さんと家族の間で考えのズレがあったり、患者さんの理想と現実のズレが出てくるので、そのズレを合わせるために話し合いが必要です。


ー印象に残っているエピソードを教えて下さい。

受け持ちが始まって何日目かのときのことです。
その日に担当した患者さんの血圧が低く、酸素量も低い状態でした。この時はまだ、対応の方法が分からず、どうしたらいいのだろう?と先輩の対応を見ているだけでした。
お看取りが近い患者さんだったため、先輩が家族へ連絡、医師へ報告、酸素増量と色々な対応をしてくれました。
その患者さんは「家に帰りたい」と希望し、家族と自宅へ帰りました。
私にとって、看取りが近い患者さんは初めてで、すぐに対応できなくて申し訳ない思いでいっぱいでした。
でも、住み慣れた家で家族に見守られながら亡くなられた、と在宅医療チームから聞いた時は言葉が合っているかわかりませんが、「よかった」と思いました。

ーここで働く魅力とやりがいを教えてください。

「おうちにかえろう。病院」は、退院後の生活について考えながら看護をする、その人らしさを大切にした病院です。

そのため、病院の雰囲気も自宅に近い形で、患者さんやご家族からも「お家みたい」と言っていただくこともあります。
例えば、天然の木を使った壁や机、床と壁、カーテンの色や模様が、良い意味で病院らしくないです。
スタッフステーションもガラス張りで、扉が常に空いているので、開放的で、患者さんの生活スペースが混ざっている感じです。
スタッフステーションから患者さんがよく見えるし、患者さん側も私たちがよく見えるので、話しかけやすい環境だと思います。
患者さんやスタッフと話しながら作業をする方も多いので、人と話すのが好きな方に向いていると思います!

―最後に応募者の方へ一言どうぞ!

TEAM BLUE全体が温かい方ばかりです。
先輩の皆さんも優しく、いつも気にかけてくれます。 皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています!

患者さんの「自分らしい生活」について考えたい方
患者さん・ご家族と深く関わりたい方
病院らしくない病院で働きたい方
人と話すのが好きな方
多職種連携がしたい方

ぜひ「おうちにかえろう。病院」に見学に来て雰囲気を確かめてみてください!





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