― SAMANSAは今、どのようなフェーズにあると感じていますか。
シリーズAに到達して以降、「生き残るスタートアップとして、組織としての本当の力があるのか」をよりいっそう問われている感覚がありますね。
これまでは、サービスの良さやセンスで走ってきましたが、「今のままでは天井が見えてしまう」という危機感が、メンバー層にも広がってきました。メンバー全員で「今本当に必要なことは何か」を深掘りした結果、この「変革期」を迎えていると思っています。
― 変革期を迎える中で、採用において感じていた課題を教えてください。
共感採用と見極めをどのように進めていくかです。SAMANSAで働くということは、Valueを体現することや、スピード感をもってマルチに取り組む姿勢が求められます。でもこれって、単にスキルがあれば良いという話ではありません。候補者が共感してくれていて、かつ候補者の志向性が組織のカルチャーにあっていることで、ようやく実践できるものだと感じています。
一方で、当時から採用がうまく進んでいたわけではありません。十分な工数をかけられていなかったというのが、正直なところです。
― 66名規模ともなると新しいカルチャーもつくられていくはず。「カルチャーにあっているか」を見極めるのは、難しいことではないでしょうか。
その通りです。正社員・業務委託・インターンと雇用形態も様々なので、新しいカルチャーももちろん醸成されつつあります。ただ、核となる“共感”は変わらないはずです。例えば、映画への熱量であったり、ビジョンやプロダクトへの誇りなど…。この“共感”こそが、候補者の志向性を育み、結果的にカルチャーに合うかどうかを左右するものでもあると思っています。
「同じ熱量を持てるか」は、ビジョン達成に向けて必要不可欠。ですから、その核となる部分を見極める採用へ、本格的に舵を切る必要がありました。