高橋 彬
蒲田の隠れ家〜アトリエ〜
人や物の多い蒲田。看板や人自転車が道路に多くありその重なり合いこそが蒲田らしさではないかと考えた。しかし、この物の多さと賑やかさでは作業に収集することができないと考えた。しかし、ただ音を遮断し、物を減らすことで作業に集中する落ち着きは手に入らない。適度に聞こえてくる人の声や物の音それにより、さらに集中できる空間を考えました。 また、蒲田に建てるにあたりその建物が浮いてはいけないと考え、蒲田の重なりを建物の中まで引きずることを考えました。窓は蒲田の商店街の看板のような形態にして、その人の生活の様子が蒲田の重なりと繋がるようにしました。また夜になればその人の暮らしの明かりとともに夜の看板のように光るようになっています。また、建物の中の家具なども重なりを意識してなかまで蒲田らしさが続いているような空間となっています。