大阪高等学校 / 文理特進コース
1人でマダガスカルに和太鼓を担いで留学
【内容】 道路や建物の建築による森林破壊により年々生き物が減っていることを実感し、どうにかして生き物が過ごせる環境を増やしたい。そう思い、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」に応募し、和太鼓を担いでワオキツネザルやバオバブなど、様々な固有種が生息するマダガス力ルに2週間滞在させていただきました。 が、実際に僕が現地で目にしたのは、生き物だけではなく、途上国での経済、不十分なインフラや衛生など、日本では決して目にすることがない貧困の実態でした。初めての海外、そのときに受けた大きなショックは今でも忘れられません。帰国してからは、日本にいる自分に何ができるのだろうと考えるようになり、環境問題などについて勉強し、様々な社会活動に取り組むようになりました。 こういった経緯があり、今は様々なことに取り組んでいます。 【きっかけ】 私は小さい時から生き物が好きで、よく学校に生き物を持っていき育てていました。だから、小学校の時のあだ名は『昆虫博士』でした。今でも夏になると、昆虫採集に行っています。しかし、昔は山に行くと簡単に採れたカブトムシが、道路や建物の建築による森林破壊により年々生き物が減ってきていると実感。 どうにかして生き物が過ごせる環境を増やしたい。そのために、環境保護について学びたいと考え、世界に目を向けた時にマダガスカルに行きたいと思いました。マダガスカルは「珍しい生き物の宝庫」と呼ばれており、そこに生息する動植物のほぼ 90%が固有種で、これは世界を見渡してもマダガスカル以外にどこにも見られず、固有種率は世界一高いと言われています。そして、絶滅危惧種率も世界一高いと言われています。ところが、マダガスカルの多くの固有種と絶滅危惧種が生息する森林の90%は、人間の活動により既に消失しており、これらの貴重な生態系は常に危機にさらされています。そのような様々な生き物が生存できる環境があり、かつ日本と近しい問題を抱えているマダガスカルで学び、色んな場所に応用していきたいと考え、留学しました。