崩
この場所は静岡県静岡市にある大谷嶺の南斜面にできた山体崩壊の一部です。 そこは、大谷崩れと呼ばれ1707年に起きた宝永地震によって大規模な崩壊が起き今の形になったとされています。そして、今もなお少しずつ崩壊を続けています。 今回この大谷崩れを撮影しようと思ったきっかけが、火山の噴火や地震活動などによって地面が割れたりそこにあった植物などがなくなったりする事で地中内部が露出してる場所に魅力を感じていだことがきっかけです。そして、 自分の地元である静岡市に大規模な崩壊地帯があると知り撮影を始めました。 初めて大谷崩れを訪れ大規模な崩壊を目にしたとき、その迫力さと共に自然には逆らえない人間の無力さも感じました。 この大谷崩れの崩壊面積は東京ドーム約38個分もの広さです。しかし、あえてその広さを強調せずに一部分にクローズアップする事でまるで石の川の様に見えたりと一見神秘的にも見える自然の怖さを表現した。