愛知県私立東海中学、東海高等学校 / 普通科
カヅラカタ歌劇団
中学1年生4月から高校2年生の11月まで、「カヅラカタ歌劇団」という名前の演劇部で活動していました。 【カヅラカタ歌劇団とは】 カヅラカタ歌劇団を一言で説明すると、宝塚歌劇団の完コピを目指す部活です。 名前の「カヅラカタ」は「宝塚」を逆から読んだものですが、これも全て男子が演じる(東海中高は男子校)という点で、宝塚歌劇団とは真逆であることに由来します。 アマチュアの劇団にしてはかなり本格的で、照明・音響は名古屋工学院専門学校の皆様に、パンフレット・ポスターの制作は河合塾トライデントデザイン専門学校の皆様に、衣装入手・作成は貸衣装屋の皆様やすみれ会(主に部員の母親によって構成)の皆様にそれぞれご協力いただいています。 また、東海中高オーケストラ部にもご協力いただき、一部音楽は生演奏です。 歌・ダンス・演技の指導も実力ある方々にお任せしており、正直学校の「演劇部」の限界点に達していると思います。 おかげさまで人気も高く、毎回会場収容人数を超える応募をいただいています。 会場は学校の講堂(約1200人収容)を使用しており、基本的には午前と午後で2回公演を行うのですが、それでも足りないほどです。 これだけ人気になったのは、カヅラカタに携わってきたすべての方々の賜物なので、本当に感謝しています。 【カヅラカタ歌劇団での僕の活動】 入部したきっかけは、中1の4月の春公演鑑賞です。 母親に無理矢理連れていかれたのですが、その輝きに圧倒されました。 正直中2までは学年の割にいい役をもらえていたなと感じます。 一番の転機は中3の時です。 小学生のときからの友達にミュージカルが好きな子がいました。 せっかくなのでカヅラカタに誘って入部させたのですが、秋公演の配役のオーディションで、なんとその子が僕がやりたかった役をやることになったんですよね。 本当に悔しくてその日は家で大泣きしたのですが、後日練習で彼の歌を聴いたときに、上手すぎて度肝を抜かれました。 そのおかげもあって、「自分は自分の役を一生懸命にやろう」と気持ちを切り替えられました。 その時私が与えられた役は、セリフが少ない代わりにダンスで目立つ役だったので、誰よりも長い時間踊り続け、練習を重ねました。 その結果、中3の秋公演を機にダンスが評判になり、引退するまで演者としての自分の評価を支えてくれました。 高1の秋に先輩方が引退し、私は第17期団長として、部活を引っ張っていく存在になりました。 団長として行っていた業務は主にこんな感じでした。 ・練習場所の確保/鍵の管理 ・他の学校行事との兼ね合いなどで、教師側と交渉 ・照明演出に関して新規提案 ・香盤表(どの場面に誰が出るかが書いてあるシフト表みたいなもの)の作成 ・台本の作成 ・団員全体の面倒を見る 多分他にもたくさんあります。 正直かなり大変で、心身ともに疲弊したのでもう一度やりたいとは思いませんが(笑)。「演出の工夫」「周囲人間のバランスを取る」といった多種多様な経験は、今の自分を大きく成長させてくれたかなと思います。


