青山学院大学(Aoyama Gakuin University) / 経営学部マーケティング学科
写真研究部部長
大学3年時に写真研究部の部長を務めました。 コロナ禍で入学・入部した私は制限された部活動を過ごす中で、毎年同じスケジュールでの活動による新鮮味の喪失がコロナ禍で浮き彫りになっていると強く感じました。また2年次に運営を担っていた同期が、運営のストレスから退部してしまう事件が発生しました。 この現状を改善すべく部長に就任し、「コロナ禍でも強く活動を続ける写真好きのための部活」というコンセプトを掲げ、「写真展の新規企画」「組織再編」の2つを軸に活動内容と運営体制の改革を行いました。 前者について三井不動産・富士フイルム様と提携し、渋谷のミヤシタパークにて大学文化部として初めて展示会を行う等、一度きりのイベントを活動に盛り込むことで部員のモチベーション向上につなげました。また例年開催している写真展に縛りを新たに設けることで、マンネリ化を抑制しようと試みました。 後者について、運営部員一人一人の負担を低減することを目標に、幹部数を2倍にし業務を細分化できるよう運営体制の見直しを行いました。加えて自身の業務以外の仕事を助けるヘルプの体制を制度化することで1人だけ苦しいという状況を作らないよう尽力しました。 部長を務める中で失敗した経験として、責任感を強く感じすぎたことで運営業務を全部1人でやろうとし、結果疲労で寝込んだことが挙げられます。仕事を振るのが部長の仕事と割り切るべきと助言をもらったことで自身の過ちに気づき、業務にあたる部員が苦しむことのないような環境を整備することが自分の責任だと捉えるようになりました。 最終的な結果として部員数は過去最多の110名を記録、運営部員の退部数を0人に抑制することに成功しました。また活動をSNSを通じて積極的に発信していたことで、世界最大のカメラショー「CP+」に大学写真部として史上初めて招待され展示会を開催することができました。