金沢大学 / 理工学域・数物科学類
放射線の研究で、最も放射線を放出する原子がカリウムであることを自力で発見
大学では、様々な実験を通して自然現象に関する物理学を学んだ。特に、放射線を測定する実験では、実験室内で最も放射線を放出する物質がカリウムであることを自力で突き止めた。突き止めるにあたって2つの情報を整理した。1つ目は、実験室がコンクリートで囲まれていたため、コンクリートを構成する原子であること。2つ目は、半減期が非常に長い(億年単位の)原子であること。地球ができて46億年と言われ、ほとんどの原子はすでに放射線を放出し終えている。そのため、現在でも放射線を放出している原子は半減期が非常に長い原子に違いないと考えた。その結果、コンクリートの原料であり、半減期が12億年と非常に長いカリウムにたどりつくことができた。 実験全体を通して、得られた結果を独自の観点から考察することに注力し、ペアと共に授業時間を超えて議論した。その結果、成績でS評価を頂いた。実験を通して、複数のデータ間の関連性を見つける分析力を身に付けた。また、レポートを通して、論理的に説明する力を身に付けた。