株式会社コンセプト チェイサー(北米) / 代表取締役社長(CEO)兼シニア クリエイティブ ディレクター兼会社顧問
Sapporo Premium Draft Trade/Consumer Ad "Gone in 60 Seconds"
クライアント:北米サッポロビール 課題:北米にて、1987年以来、一貫とした広告メッセージを伝えながら、日本からの輸入ビールの中で不動のマーケットシェアーを築いてきたSAPPORO DRAFTが初めて、カナダの現地工場で生産、導入した樽入りの生ビール新商品Sapporo Premium Draftのロンチングを成功させたい。 解決策:究極のビール通をうならせるようなブランド広告訴求の考案。 完成するまで120年もかけて、やっと出来上がった最高のサッポロ生ビールは、どんな食べ物にも合い、あまりにも美味しいので、60秒以内には完売してしまいます。(だから一般消費者には、)売り切れてしまう前に、早めに味わってください。そして(レストラン・バーの販売店業者様には、)このSapporo Premium Draftは120年もかけて出来上がった最高の生ビールなので、一旦、お客様が口にしたら、即、虜になり、常連客になってもらえます。したがって、60秒以内には売り切れてしまいますので、早目に最寄りのDistributorへのご注文をお願いします。でも、ご心配なく、配達時間は120年もかからずに、即座にお持ちすることをお約束致します。といったユーモアを交えながら最高品質のブランディングを達成するべく、当時、大ヒットした映画タイトル”Gone in 60 Seconds" に掛け、映画のスピーディーなイメージにダブらせ、背景にはビールの究極のシズル感を使いながら、美味しそうなSapporo Premium Draftがすぐに無くなってしまうイメージを頭に焼きつけるビジュアル訴求を狙ったアプローチ。しかも、同じデザインの広告でヘッドラインとボディーコピーを入れ替えるだけで、それぞれ、業者向けと一般消費者向けといった別々のターゲットに向けた広告用途に使え、クライアント側にとって、広告制作費を劇的に、節約できるメリットもある作品になっております。