【個人開発】AIにエラー分析させ、GitHub issueに残すRuby Gemの開発
【概要】 生成AIを活用し、エラー分析やコードをGitHub issueに作成するgemを作成した。 本gemには以下2つの機能を持たせた。 ・コード内にメソッドを仕込むことで、エラー発生時にエラー内容の分析と改善案をGitHub issueに作成する ・CLIツールを呼び出し、ユーザーが入力した要件を満たすコードを生成しGitHub issueに作成する ○ アウトプット https://github.com/ysk91/aissue 【担当領域】 ・設計 ・実装 ・テスト ・リリース 【使用技術】 ・Ruby ・RSpec ・GitHub Actions ・OpenAI API 【実装方針】 ・Aissue::IssueクラスとAissue::CLIクラスを作成 ・共通関数をHelperモジュールに作成し、各クラスで呼び出す 【課題】 ○ 初めてのgem開発 Ruby gemを開発すること自体が初めてであったため、開発〜リリースの手順を調べてから着手した。 その結果、環境構築、リリースに関する問題は発生しなかった。 ○ CLIツールの導入 本gemはCLIツールとして、ユーザーとの対話を通してコードを生成する機能を備えている。 CLIツールの開発は初めてであったが、Thor gemを活用して実現することができた。 ○ フィードバックの獲得 個人開発は自分の利用想定内の機能実装やテストをおこないがちであり、ユーザーがどのように活用するか実情を知る必要がある。 今回の場合でいうと、実運用の経験が豊富なRubyistからフィードバックを得ることではじめてマーケットに適したプロダクトになる。 フィードバックを得るために、Kaigi on RailsのアフターイベントでLT登壇をした。 https://smartbank.connpass.com/event/333110/ その結果、Kaigi on Rails オーガナイザーをはじめとした多くの方から改善点や活用シーンの意見を頂くことができた。