会津大学 The University of Aizu / コンピュータ理工学研究科 コンピュータ・情報システム学専攻 博士後期課程
HSI2026(ボスニア・ヘルツェゴビナで開催)での現地学会発表
発表内容① タイトル:グラウンデッド・セオリーに着想を得た、人間主導のエージェント型パイプランによる質的分析 概要:質的分析では、解釈の深さを保ったまま大量のデータを扱うことが課題です。本発表では、グラウンデッド・セオリーのオープン・アキシャル・選択的コーディングの流れに沿って、3つのLLMエージェントが段階的に分析を支援するパイプラインを紹介します。各段階の移行時に研究者の確認を必須とし、解釈の判断は研究者が担う設計です。多言語の来館者レビューを用いた事例で、研究者が主体的に関与しながら分析を進められることを確認しました。 発表内容② タイトル: 教師の声による教育文書の生成:適応型パイプラインと教育的品質及び言語レジスターの二面からの評価 概要:教師の事務作業は、授業に充てる時間を圧迫する大きな負担となっています。本発表では、教師が文書を修正した内容を学習し、生成文書をその教師らしい文体に近づけていくLLMベースの文書作成パイプラインを紹介します。教育的な質と言葉づかい(フォーマル度や幼児向け発話の度合い)の両面から評価し、反復を重ねるごとに品質が向上し、教師の修正の方向と一致していくことを確認しました。