つながらない権利は“マナー”ではなく“設計”の問題
「急ぎじゃないんだけど」
そう前置きして、休日に連絡してしまったことがあります。
自分の脳のメモリを減らしたかったからです。
忘れないうちに共有しておきたかった。
善意でした。
でも今思うと、それは
“相手の脳にタスクを移していただけ”だったかもしれません。
マイナビの調査によると、正社員の約7割が勤務時間外に連絡を受けており、6割以上が「できれば拒否したい」と感じているそうです。
一方で、「つながらない権利」に関するガイドラインを策定していない企業は4割以上にのぼります。
参考:
https://www.mynavi.jp/news/2026/02/post_52087.html
問題は「連絡すること」そのものではないと感じています。
問題は、
・緊急度が定義されていない
・返信期待が明確でない
・返信不要が標準化されていない
つまり、“期待値が設計されていない”こと。
善意で回る職場は、一見やさしく見えます。
しかしそれは、誰かがバッファになり続ける構造でもあります。
つながらない権利は
「送るな」という話ではなく、
「どう設計するか」という話。
・緊急度の段階分け
・翌営業日対応を原則とする
・返信不要の明示
・休日送信は予約送信を基本にする
こうした取り組みは、個人の気遣いではなく、組織の責任です。
私自身も、構造の一部でした。
だからこそ、制度の話として考えたい。
みなさんの職場では、
“返信期待”はどのように設計されていますか?