神農 晶が実践する、“再現性のある経営”の舞台裏
経営者やマネージャーがよく抱える悩みのひとつに、「人がなかなか育たない」「成果が人に依存してしまう」といったものがあります。
けれど、それは本当に仕方がないことなのでしょうか。
株式会社QUALIAの代表・神農 晶は、この問いに真正面から向き合い「感覚やセンスに頼らず、誰もが育ち、活躍できる組織をつくる」ことに挑戦し続けています。
どんなに経験の浅い人でも、適切な問いとプロセスがあれば人は自ら気づき、学び変わっていける。
だからこそ、育成や組織づくりにおいて重要なのは誰でも再現できる仕組みを整えること──。
ここでは、神農 晶が実際に取り組んでいる人材育成の仕組みやチームで成果を出すための経営スタイルのその裏にある考え方についてご紹介します。
■「仕組みで育つ」QUALIAの組織づくりへ
株式会社QUALIAの経営において、私が大切にしている考え方があります。
それは、誰がやっても一定の成果が生まれ、誰もが成長していける状態をつくるということです。
つまり、「再現性のある経営」です。
経営には多様なスタイルがありますが、私たちが目指しているのは属人性に頼らず組織そのものが学びながら成長していくしくみを持った状態です。
これにより、個人の強みを最大限に発揮しながらもチームとして安定感と柔軟性を両立できると考えています。
このような経営スタイルにたどり着いた背景には、組織が拡大する中で見えてきたいくつかの学びがありました。
■株式会社QUALIAの組織全体が「考え、動く」状態を育む
QUALIAの初期は、少人数のメンバーでスタートしました。
一人ひとりが複数の役割を担いながら柔軟に動くことで事業が形になっていきました。
その後、メンバーが増えていく中で「いかにして全員が同じ方向を見ながら主体的に動けるか」が大きなテーマになりました。
そのときに重視したのが、「再現性」という考え方です。
例えば、意思決定や業務の進め方やクライアント対応の中で思考や行動のパターンを言語化し誰もが参照できるようにする。
これにより、個々の感覚や経験だけに頼らず組織全体で学びや気づきを共有できるようになります。
また、特定の誰かのやり方を真似るのではなく“考え方の順番”を共通言語として持つことが、メンバーの自立を支えることにもつながっていきました。
■インターンもメンバーも、共に育つ組織
再現性のある経営を実践する中で、大切にしていることの一つが「早い段階から任せる」ことです。
例えば、インターン生にも実際のプロジェクトを担当してもらい責任と裁量のある経験を積んでもらいます。
もちろん、最初からすべてを任せるのではなく安心して挑戦できる設計と必要なサポートをセットで提供しています。
大切なのは、うまくいったかどうかよりもどう考えてどう行動したかというプロセスに注目すること。
そこに成長のヒントが詰まっていると考えているからです。
また、実践を通じて得た経験や学びは本人だけで完結せず、社内で共有され組織の知恵として蓄積されていきます。
これにより、組織全体が少しずつ自走力を身につけていく状態が育まれています。
■文化として根づく「再現性」
再現性のある経営を目指す上で、最も大切なのは文化として根づかせることです。
一時的な取り組みではなく、日々の仕事の中に自然と溶け込む形で続けていくことが長期的な組織力につながります。
クオリアでは、プロジェクトのふりかえり、週次の内省など、日常のルーティンそのものに「再現性の要素」を組み込んでいます。
これにより、どのチームにいてもどのフェーズにいても「自分で考え、動く」ことが自然な姿として根づいていきます。
また、組織全体として「学びを共有する姿勢」を大切にしているため、他のメンバーの取り組みや気づきから刺激を受ける機会も豊富です。
最後に:人が育ち、組織が動く。その仕組み
QUALIAの経営には、「人が育つことを、あたりまえにしたい」という想いがあります。
誰か特別な人にしかできないことではなく、どのメンバーにも成長の機会がありそれを支えるしくみがある。
そんな状態をつくることが私たちの経営の中心にあります。
「再現性のある経営」と聞くと少し堅く感じられるかもしれません。
けれど本質はとてもシンプルで人の成長を信じ、日々の営みの中でそれを後押しする仕組みをつくることです。
神農 晶は、今後も株式会社QUALIAで対話を重ね仕組みを育てチームで学び合いながら誰もが可能性を伸ばしていける環境を整えていきます。
そして、その積み重ねが未来の社会にポジティブな影響をもたらすと信じています。