【経営者history】元パティシエ・佐田敏樹(ソレイユ・ヴィジョネア株式会社 代表)が語る応援される人の共通点
Photo by Helena Lopes on Unsplash
こんにちは、佐田敏樹です。
本記事は、インタビュアーとの対談をもとにお話しした内容をまとめたものです。
パティシエから営業職、そして経営者へ。異色のキャリアを歩みながら、今もなお新しい挑戦を続けている佐田敏樹さん。
今回は、佐田さんが考える「応援される人の共通点」について伺いました。
「単純で素直で即実行する人」が周りを動かす
ー応援される人にはどのような共通点がありますか?
素直な人ですね。
アドバイスをもらった時に、「でも」、「だって」など言って止まる人ではなく、まずやってみる人。
そういう人は成長も早いですし、周りも応援したくなります。
ー素直さ以外に大切なことはありますか?
私はよく、単純で素直で即実行する人が成功すると言いますが、成功する人は意外とシンプルです。
考えすぎて動かない人より、まず動く人の方が結果を出しています。
行動するからこそ経験になります。
「出世する人は気が利く人」
ー出世する人の特徴はありますか?
気が利く人ですね。
もっと言うと、周りを見て先回りできる人。
言われてからやるのではなく、相手が何を求めているかを考えて動ける人。
仕事ができる人というのは、単純に能力が高い人だけではありません。
周囲を見て、今何が必要かを考えて行動できる人。
これはどの業界でも強いと思います。
また、信頼される人も出世する傾向にあります。
「信頼は約束を守ることから始まる」
ー信頼される人は普通の人と何が違うのでしょうか?
信頼される人は、自分との約束も人との約束もを守ります。
時間を守る。
期限を守る。
言ったことをやる。
すごく当たり前のことなんですけど、実はこれが一番難しくて一番大事。
信頼って一気には作れません。
小さな約束を積み重ねていくことで、この人なら大丈夫という安心感が生まれ、それが信頼につながるんだと思います。
「最高の売り手は最高の買い手」
ー応援される人になるために大切なことはありますか?
商売の世界では、最高の買い手になることです。
私は、最高の売り手は最高の買い手だと思っています。
私はパティシエとして働いてきました。
当時はお客様に商品を買っていただく立場でしたが、その後営業職に転身し、今度は売る側の立場を経験しました。
そこで気づいたのが、買う側の気持ちを知らないと本当の意味で売ることはできないということです。
逆に、売る側の苦労を知らないと、買う側としても見えないことがあります。
売り手と買い手の両方を経験したからこそ分かることがたくさんありました。
ー具体的にはどのようなことですか?
例えばパティシエ時代は、重い小麦粉を毎日のように運んでいました。
実際に経験したことがあるからこそ分かる大変さがあります。
だから私は、現場を知ることをとても大切にしています。
資料や数字ももちろん大切ですが、書類だけでは見えないことがたくさんあります。
実際に現場へ行く。実際に体験してみる。
そうすることで初めて相手の立場が見えてくるんです。
応援される人というのは、自分のことだけではなく、相手の立場に立って考えられる人だと思っています。
「一人の熱量が組織を変える」
ー組織づくりで大切にしていることはありますか?
私は、一部が盛り上がると全体が盛り上がると思っています。
良い空気というのは周りに広がるんです。
誰か一人が前向きに行動する。
誰か一人が挑戦する。
すると、その熱量が周りにも広がっていくんです。
だから私は、まず自分が動くことを大切にしています。
組織も人間関係も、最初の一歩を踏み出す人がいることで変わっていくと思っています。
「人生の主導権を握る人が応援される」
ー人生がうまくいく人との共通点はありますか?
自分の人生の主導権を握っていることだと思います。
例えば落ち込んだ時も、誰かに機嫌を取ってもらうんじゃなくて、自分で機嫌を取る。
人のせいにしない。
周りのせいにしない。
そういう人は強いですよね。
結局、自分の人生を変えられるのは自分しかいないので。
その意識を持っている人は、自然と周りからも信頼されると思います。
「信頼がチャンスを運ぶ」
ー人とのご縁やチャンスに恵まれる人には共通点があると思いますか?
はい。私はあると思っています。偶然だけではないと思うんです。
私がこれまで出会ってきた人やチャンスを振り返ると、人とのご縁に本当に恵まれてきましたし、
そのご縁をつないでくれたのは日々の行動だったと思っています。
約束を守る。
素直に学ぶ。
頼まれたことをやる。
そういう積み重ねが信頼につながる。
そして信頼が人を呼び、人が新しいチャンスを運んできてくれると考えています。
「比較する相手は過去の自分」
ー誰か自分と比較する人などはいますか?
比較するなら過去の自分ですね。
昨日の自分。
去年の自分。
他人を見始めるとキリがないので、過去の自分が前進しているかどうか、そこが大事だと思います。
人それぞれ状況や考え方も違えば、目指している場所も違います。
だからこそ、自分自身の成長に目を向けることが大切なんじゃないでしょうか。
「失敗は立ち直るスピードが大事」
ー失敗したときの向き合い方を教えてください。
失敗は誰でもしますし、もちろん落ち込むことはあります。
ただ自分の機嫌は自分で取ります。
誰かが元気にしてくれるのを待っていても仕方ない。
自分で切り替える、それも大人の責任だと思っています。
大事なのは立ち直るスピード、そして挑戦する回数です。
何回転んだかじゃなくて、何回立ち上がったか。
それが人を強くすると思っています。
失敗を恐れて何もしないより、挑戦して失敗した方が得るものは大きいと考えています。
振り返れば失敗も経験になりますし、いつか誰かに伝えられるネタにもなりますからね。
私もたくさんネタができました。
ー新しいことに挑戦するときに大切なことは何でしょうか?
自分ならできると強く思うことですね。
最初から無理だと思っていたら、本当に無理になります。
自分ならできると、強気に思うことは大事ですね。
「大きな勘違いをすることと深い深い思い込みをすること」
ー最後にメッセージをお願いします。
成功を目指すことも大事ですが、まずは応援される人になることです。
応援される人には人が集まります。
人が集まればチャンスも集まります。
人生って意外とそういうものだと思っています。
そして私は、大きな勘違いと、深い思い込みが大事だと思っています。
良い意味で、自分ならできると思い込むこと。
その思い込みが行動を生みます。
応援される人は、特別な才能がある人ではなく、当たり前を積み重ねている人です。
結果的に、そういう人が人生の主導権を握り、多くの人から応援される存在になっていくんだと思います。
ー次のインタビューに続きます。