なぜ、私はリブセンスを選んだのか。転職を重ねて見えた“本当に大切な軸”
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私はこれまで3回の転職を経験し、現在4社目のリブセンスで人事として働いています。
最初から人事を目指していたわけではなく、「人の人生に伴走する仕事とは何か」を探し続ける中で、選択を重ねてきました。その際の志向性や判断軸などつらつらと書いていきますので、是非ご一読いただければ幸いです。
1社目:教育業界で感じた「未来の曖昧さ」大学では教員免許を取得し、教育実習も経験しました。
しかし現場に立ったとき、自分の理想の教育を実現する難しさを強く感じました。
そこで私は民間の塾で、進路支援に関わる道を選びました。
そこでは「良い学校に入れること」がゴールでした。
ただ、経験をしていくにつれて、何となく不安を覚えていました。良い学校に進むことが本当に子どもたちの幸せにつながるのか──。親御さんに厳しい選択を迫り、数字のために提案することもあった中で、「自分は何のために働いているのか」を考えるように。
教育の入り口だけでなく、人生の長い時間を占める“仕事”という領域で支援したい。
そう考え、私は人材業界へと転身しました。
2社目:人材紹介で知った「責任」と「限界」大手人材ベンチャーではRA/CAの両面型として、中途転職を支援しました。
業界も職種も幅広く担当し、人生の重要な意思決定に伴走することに強い責任とやりがいを感じていました。
一方で、ビジネスモデルの性質上、私は転職を成立させたタイミングで役目を終えます。
支援した方のその後のキャリア、転職先での成長、悩み──そこに継続的に寄り添うことはできませんでした。
人生の分岐点に立ち会える一方で、継続して支援はできない。
そのギャップを埋めたいと思ったとき、私の視界に「人事」という職種が浮かび上がりました。
3社目:大企業の人事で得た経験と、見えた壁3社目では、人事として中途採用を中心に6年以上携わりました。
年間100名規模の採用、複数職種の対応、新卒採用、人事企画。
現場に必要な人材を見極め、入社後も関係性を続けられる点に、前職では得られなかった充実感がありました。
ただ、会社は2万人規模の大企業。(最終的には4万人規模)
意思決定には時間がかかり、変化を起こすことには壁がありました。
採用オーダーをこなすだけではなく、事業の生産性や組織構造そのものに踏み込んで改善する力が必要なのに、環境的に振り切ることができていない感覚がありました。
「人事は経営に資する」――尊敬する先輩の言葉が頭から離れませんでした。
ただ採用を回すのではなく、企業の成長に直結するアプローチができる環境を求めたい。
30代半ば、私は“最後の転職”を本気で考えました。
リブセンスとの出会い:「未完成であること」が魅力だった私の転職軸は明確でした。
- 意思決定が速い
- ベンチャー気質でチャレンジング
- 組織が若く、柔軟性がある
- 課題があり、自分が介入できる余地がある
- 事業・プロダクトが多様で成長余地がある
そのすべてを満たしていたのがリブセンスでした。
リブセンスには、既存プロダクトもゼロイチの挑戦もあります。
「当たり前をつくる」というカルチャーは、正解に依存せず自ら価値をつくる姿勢そのものです。完璧ではなく、課題がある。だからこそ人事として入れる余地がある。
“未完成であること”が、私にとって最大の魅力でした。
ここであれば、採用のその先──オンボーディング、成長、配置、評価、カルチャー形成まで人と組織の両輪を持続的に支援できるはずだ。
そう確信して、私はリブセンスを選びました。
最後に“人事は経営に資する”を体現できる環境に身を置き、日々試行錯誤中です。
転職を重ねて分かったのは、
「誰を採るか」ではなく「採った人とどう向き合い続けるか」が会社の価値を決めるということ。私はその答えを、リブセンスで探し続けています。