求人広告の法人営業
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訪問営業で鍛えた“聞く力”と“継続力”をもっと活かしたい――。
そんな思いから、私は法人向けの求人広告営業へキャリアチェンジしました。
最初の頃は右も左もわからず、採用に関する専門用語や、媒体ごとに違う掲載仕様、業界特有の動き方など、覚えることの多さに圧倒される日々でした。
クライアントから質問されてもすぐに答えられず、帰社してから急いで調べる…そんなことも日常茶飯事でした。
それでも、訪問販売で鍛えた「相手の話をしっかり受け止める姿勢」と「めげずに続ける力」が、ここでも大きな武器になりました。
企業が抱えている課題は、
「応募がこない」
「面接に進まない」
「採用単価が高すぎる」
など一見同じように見えて、実は背景や原因が全く違います。
だからこそ、まずは丁寧にヒアリングし、課題をいったん“分解する”ところから始めました。
社長や人事担当の方と真剣に向き合いながら、求める人物像を明確にし、改善できる箇所を一緒に探していく。
そんな泥臭い積み重ねを続けていくうちに、次第に新規開拓でも安定してアポイントが取れるようになり、
1クール600万円の売上や粗利ランキング1位など、数字としても成果がついてくるようになりました。
この仕事で強く実感したのは、
「営業=売る仕事」ではなく、
「伴走しながら課題を解決する仕事」だということ。
求人広告は“掲載して終わり”ではありません。
むしろ、掲載してからが本番で、応募が来ない理由を分析したり、原稿を改善したり、歩留まりを上げるための施策を考えたりと、企業と一緒に悩み、一緒に動き続ける姿勢が求められます。
「どうすれば応募が増えるか?」
「どの媒体や採用チャネルが本当に合っているのか?」
「そもそもこの企業はどんな魅力を伝えるべきなのか?」
こうした問いにクライアントと向き合う時間は、私にとってただの営業活動ではなく、“二人三脚のプロジェクト”のような感覚でした。
また、制作チームや他部署との連携も多く、
原稿修正のディレクションから、効果改善の分析、追加施策の提案まで、社内外とコミュニケーションを取りながら成果をつくる動き方も身につきました。
その結果、最近ではクライアントから
「相談しやすい」
「丁寧に寄り添ってくれる」
と言っていただけることが増え、この仕事のやりがいにもつながっています。
採用には正解がなく、同じ課題でも企業によってアプローチがまったく異なります。
だからこそ、ひとつひとつの企業に真剣に向き合いながら、“一緒に採用を成功させる”という仕事が、今の自分の大きなモチベーションになっています。