「変えられるもの」と「変えられないもの」思考を変えるだけで行動と意識も変わる
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新年あけまして、おめでとうございます! 今年の正月は人生初の9連休となり、友人と遊び、家族と過ごすという、とても穏やかな時間を過ごすことができました。仕事に追われる"Must"から離れ、「やりたいこと」「できること」に目を向ける時間を持てたことは、私にとって非常に貴重な棚卸しの機会となりました。こういう時間をこれからも大切にしたいと思っています。
さて今回は、前回のキャリア論の続きとして、「変えられるもの」と「変えられないもの」という、思考方法について、私の具体的な経験を交えながらお話ししたいと思います。
■ 「ご機嫌な人」の裏側にあったネガティブな過去
私には、妻によく言われる言葉があります。 「いつもご機嫌な人だね」 自分ではあまり考えていないのですが、この性質は、私が過去のネガティブな経験から意識的に獲得した「考え方」がそうさせているのかもしれないな、と思うことがあります。
学生時代を振り返ると、人付き合いが苦手で、中学・高校といじめられた経験があります。 当時の私は「人見知りだから」「どうせ自分になんてできない」という言葉に逃げ、ネガティブな発言を繰り返していました。一言で言えば、自分に期待していなかった。
そんなネガティブな自分が嫌で、大学からは意識的に自分を変える挑戦を始めました。
■ 高校と大学の違い:殻を破る挑戦
大学生活で私が心がけたのは、「なんでもやります」と言うこと。「できない」はおいておいて、まずはやってみる。初めて自分に期待し、殻を破る挑戦を始めたのです。
学生団体の代表、サークルの代表、バイトの掛け持ちと、忙しくなかった日はありません。 特にサークルでは、ビジョンを掲げ、数値目標を立て、組織づくりに没頭しました。結果、60名の規模を120名に増やすことに成功し、大学一のサークルに成長させることができました。
この時、私はトラブル対応や準備に忙殺されていたこともあり、落ち込んだり悲しんだりする時間はまるでありませんでした。
■ 「変えられない結果」に目を向ける苦しみ
高校生活と大学生活の最大の違いは、「変えられること」に目を向けられたかどうかだと確信しています。
高校時代、何か失敗や怒られたことがあったとき、私は「なんで自分だけこんなことに…」「あいつのせいなのに…」と、変えられない「結果」や「他者」ばかりに目を向けていました。自分はどうしたいか、次にどんなことをするべきか、全く考えられていなかったのです。
昔、友人に言われた言葉があります。 「鳥の糞が頭につくのは運が悪いわけではない、鳥の糞が落ちてくることを考えて歩いていないからだ」 当時の私は笑っていましたが、これは、変えられないことに囚われている状態を言い表しているなと、今になって強く思います。
■ 社会人が変えるべき「焦点」
社会人は学生と違い、共通の目的があり、コミュニケーションと協同が必須です。ある意味、逃げられない環境です。
- 変えられないものに目を向け続けると… 感情が内へ内へと入り込み、気持ちが沈んでいきます。(例:上司の性格、過去の失敗、景気、お客様の理不尽な態度など)
- 変えられるものに目を向けられると… 次に何をすべきか、具体的な行動が無限に湧いてきます。(例:自分の言い回し、資料の構成、アプローチの回数、お客様へのヒアリング方法など)
自分の成果が出ないのは「お客様が悪いからだ」と嘆くのではなく、「自分のどの言い回しを変えたらお客様に響くかな」と考えるだけで、やることは無限に生まれます。
今、皆さんも嫌なことを飲み込もうとしていませんか?やりたいことを人のせいにして我慢していませんか? 自分の人生を自分らしく過ごせるようにするのは、自分を変えるしかありません。
上記の思考を持つと自分に期待をし始め、殻を破る挑戦をしてみようと思えます。結果として成功すると自分への自信につながる、そしてまた自分に期待するという良いサイクルが生まれます。これからも変えられることに目を向けすぐ実行する人で居続けたいです。